キャスト別レベル先行大事だよポイント～F編～

今回の記事は「このキャストはこのレベルから強いから、このレベルに上がる時は無理をしてでも経験値を取ると良いぜ！」の記事です
普段は重要な部分に色とか付けてるのですが、今回はまぁそういう特筆部分とかないので自分に必要な部分だけ読んどいてもらえれば

常に相手と比べてレベルを高く保つ方法は「相手より強くなって勝ち続ける」しかありません。しかし経験値のあとクリスタル一個分や二個分、そこを埋めるには単純に相手に勝つための動きではなく経験値を取得するための動きをするだけで十分です。

「目の前の兵士列一列を、強引でも処理してしまう」
「取得範囲に入っていない経験値を取る為だけに前に出る」

このような行動でレベルを数秒早く上げる事が出来るのですが、それが非常に有効な場合とさほど有効でない場合が存在します。
自分のキャストと味方のキャストのレベルで解禁する要素を把握する事で今がどちらの場合なのか、判断する助けになるでしょう。

今回は、私が考えている（あくまで私見）キャストにとって重要なレベルとその理由について語りたいと思います。基本的に「そのレベルに上げるために多少無理をする価値がある」というレベルであり、「少しでも早く打つことが求められるバフ、確定ライン」や「使えるようになった途端に有利と不利が入れ替わるスキル」などを重視して語っています。
今回語るのは環境において通常よく使われるスキルやアシストを装備している事が前提なので、まぁなんか味方がスゴいビルドをしている場合はあまり考えない方がいいかもしれません。
なお自分の考えなので、ご意見などがあればコメント欄に頂けると多くの人の考えを共有出来てとてもうれしい。


（重要なレベルが複数あるキャストは、最重要のレベルに「」を付けます）
【サンドリヨン】重要レベル：３，「５」
サンドリヨンは自身のHP不利を一度覆すWSと短時間ながら読み合いをほぼ拒否して押し付けられるボールドレスアップ解禁時に、大きくレーン戦能力が上がります。攻めるにしても守るにしても重要な要素なので、特にサンドリヨンが不利を背負っている時は５にあげる事を重要視するべきでしょう
レベル３でR専用が解禁され読み合いの幅が広がりますが、下方後はその効果が小さくなったようでここを重要視するべきかは状況に寄るでしょう。アッシュヒールの解禁やほとんどのビルドで兵士一確解禁もあるので、他のファイターと同程度には重視するべきなのは間違いありません。

【吉備津彦】重要レベル：３
吉備津彦はレベル１から強力な基礎性能を持つキャストで、スキルを解禁するたびに相手に押し付けられる強い動きが増えていくキャストです。スキルに関しては相性次第な所もあるので総合的に見て判断するべきでしょう。特に共鳴の位は刺さる相手には強烈な効果を発揮します。
３が重要なのは「兵士列を処理する→裏に回る」という動きが兵士一確の時点で解禁されるからです。滅茶苦茶強い人はよく分からないですが、一般的な吉備津彦はこの辺りから裏取りの準備に移りやすくなると思われます。

【大聖】重要レベル：「２」、４
大聖において重要なのは流転の理をどれだけ早く打てるかです。レベル２に上がるまでに打つドローが一つ増える度、大聖は大きく不利になっていきます。大聖が一番ランクが高い場合などはレベル上げを最優先に考えていいでしょう。
レベル４で解禁される吸命の術は拮抗したレーン戦を一気に有利に傾ける力がありますが、不利を覆すほどではないのでレーン状況を見て不要と判断すればさほど重視せずともいいでしょう。

【メロウ】重要レベル：なし
メロウは単純なレーン戦ならば最強格と言われるキャストで、対面と大きくレベルを離される事がなければ数秒で押し引きが変わる事は（よほどレベルの高い試合でない限り）少ないでしょう。強いて言えば、レベル４，５の辺りから安定して守る手段が増えるので手前拠点が残っている時は意識していいかもしれません。
基本的にレベルよりも自身のレーンを安定させる事でメロウへ向かう横槍を減らす事を重視していきましょう。

【リン】重要レベル：２、「５」
裏に回ってふれいむきゃんどる、ファイターは死ぬ。ただきゃんどるが解禁すれば即座に有利になる訳ではないので、レベルよりも裏取りをしやすい状況を整えるべきでしょう。タイマンでの拒否力が高いSSを持ちますが、各種硬直が長いせいで崩れると持ち直す事が難しいキャストです。
レベル２に関してはらいんふれあで他の多くのファイターより速く兵士一列を処理できるのが大きな強みです。レベル２先行で押し付けられれば。リンが有利を取れる可能性はぐっと上がるでしょう。

【シャドウ・アリス】重要レベル：「４」、５
シャドウスナッチ！の解禁から射程の増加や停滞によりレーン戦の当てやすさの面に置いての有利不利が大きく変わりますが、ヒット数依存なのでレベル４から即座に逆転する訳ではありません。主流の後半のDS威力に主眼を置いたビルドではレベル５からそれが解禁される事もあり、レベル４からレベル５の流れを作る事が重要でしょう。
シャドウ・アリスが自身のレーンで有利を取るとWSで他レーンの援護を行える場合も増えるので、レベル４からはレーンを注視して援護を積極的に検討していいと思います。

【アイアン・フック】重要レベル：「３」、４
挙動が重いので一確が可能かどうかによりレーン戦の押し引きが大きく変わります（歌え！野郎ども！を採用している型ではもしかするとさほど重要ではないかもしれません）。またR専用を採用している場合、シャドウ・アリスほどではありませんが有利の取れる状況が変わります。
レベル４で解禁される俺様の前に立つなぁ！は強引に状況を解決できるパワーあふれるスキルです。横槍すら殴り倒せる事がある頼もしいスキルですが、逆に言えばこれの解禁前は不利を返しにくいキャストだという事を覚えておきましょう。

【ツクヨミ】重要レベル：４
月輪の加護による回避困難なドローを押し付ける事がツクヨミのタイマンレーンにおける大きな強みです。腕前が同じファイターでレーン戦をする場合、ツクヨミはレベル３までは誤魔化しレベル４から攻勢に出る流れが非常に多いです。
後半は戦略的な動きが可能な強力なキャストですが序盤は非常に脆いので、ツクヨミを守るか早期に手前拠点を手放してもらうかは早め早めに判断しなければいけません。

【ジーン】重要レベル：２
魔神の剛腕を安定して打てる内に打てるか、という事が序盤で非常に重要な要素になってきます。一発目の剛腕が上手く刺さるかで手前拠点を守れるかどうか変わると言っても過言ではありません。
その後は強欲の大渦で森からの防衛も容易、レベル解禁要素より魔神化の可否が重要とあまり気に掛ける必要はないはずです。最序盤だけ有利を取れるように立ち回りましょう。

【温羅】重要レベル：２
基本的にSSでレーン戦を誤魔化し、憤怒ノ気の硬質化から仕掛けてキルを取る、もしくは有利な位置取りをするキャストです。憤怒ノ気を少しでも早く使えればレーン戦で有利を取れる確率は大きく上がります。
金棒砕キ、厄返シノ構エなどは読み合いにおいて非常に重要なスキルですが、咄嗟の状況を凌げる訳ではないので意識してレベルを上げても活かせる状況は少ないと思われます。

【ドルミール】重要レベル：４、「５」
多くのビルドにおいてドルミールの兵士一確はレベル５です。覚醒の祝福と一確があれば射程で負けていないファイター相手には一気に押し込める状況も多くなります。そこから援護すればWSで一気に奥拠点を狙えることも多いでしょう。
またレベル４解禁の針の筵は森から手前拠点を守る事が出来るスキルです。手前拠点が残っている時は積極的に狙ってもいいでしょう。

【シュネーヴィッツェン】重要レベル：４
セブンスピリッツの解禁により一確、攻撃の当てやすさ、精霊ゲージの増加、様々な要素が強化されます。それまでは攻撃は当てやすくとも決定打の無いキャストでもあるので、精霊ゲージを早く回せるようになるレベル４は非常に重要です。逆に言えばレベル２，３はさほど重視せずともいいでしょう。
最近はスピリッツテリトリー採用型も多く、レベル４が早ければその分全体へ影響を与えるのも早くなります。

【マグス・クラウン】重要レベル：２
嘘つき狂詩曲による全体兵士デバフが特徴であり、逆に言えばそれを上手く使えないと最弱のファイターと言っても過言ではありません。基礎性能は決して高くはないです（DSが長いので中距離から寄らせない動きは可能ですが、近距離での差し合いは相手次第ですが絶望的です）。
ネズミたちの讃美歌を有利な状況から撃てるかどうかで一発目の狂詩曲の早さが大きく変わります。ツクヨミと同じく、最序盤の動きを補助するのが重要になるでしょう。
陶酔への旋律も強力なスキルですが、勝ちを維持するスキルなので急いで発動させる必要はありません。

【火遠理】重要レベル：２
自分でレベルをどんどん上げていくので全体レベル自体は平均して上がっていけばさほど影響はないはずです。しかし初動のレベル上げは重要になってきます。トキノボリからのWSで押し込み切ってしまうのは勝ちパターンの一つとなるでしょう。逆にレベル１が長引けばトキノボリ用のMPでDSが撃ちにくくなり押し込まれやすくなります。
普段のショット威力が低く同レベルなら対面に処理で後れを取るうえ（ホルン採用型が多い理由でもあります）確認し辛いレベルで押し引きが変わっていくキャストなので、レベル先行を意識するより崩れた際に援護に入れる事を重視するべきだと考えています。