私がかなたを見渡せたのだとしたら、それは巨人の肩の上に乗っていたからです。 ――アイザック・ニュートン
こんにちは, NASU41です.
今月の投稿ノルマでは, 試合を決める巨人についてまとめていこうと思います.
MOBAと呼ばれるジャンルのゲームは世の中に数多くありますが, 中でもワンダー特有の要素ともいえるのが巨人.
その性質を十分に理解すれば, きっと勝ちが近づいてくるはずです.
[ある程度理解している人向け: この記事はNASU41の個人調査によって書かれています. 反対意見などございましたら是非コメント欄にご記入ください. 今なら
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1. そもそも巨人とは何か
各キャストが装備しているソウルには, ステータス上昇とは別に
「巨人」を出現させる能力があります.
試合画面の左上, 残り時間のすぐ下にある緑色のゲージが溜まると, 4人の味方プレイヤーが持っている巨人のうち1体がランダムに出現します.
[図1]試合画面の例. 左上に注目
巨人ゲージは時間とともに溜まっていきますが, チームゲージ上
優勢な時は溜まりにくく, 劣勢な時は溜まりやすいように調整されています.
そのため, 巨人は劣勢なチームが使う
逆転の切り札としての側面を持っています.
なお, 巨人が出現するレーンもランダムに決定されますが, 出現するより前に場所を知ることができます.
ゲージが半分を越える頃になると, いずれかのレーンに炎のようなマークが出現します. このレーンに巨人が出現します.
[図2] 巨人予告が出ているミニマップの例. 左レーンに注目
巨人には大まかに「拠点を壊す」「敵に攻撃する」「味方にバフを撒く」「味方バフと敵デバフを同時に撒く」といった種類があります.
いずれの種類も, 能力に応じた行動をとりながら前進を続けます.
2. 巨人は強いのか?
結論から言います.
強いです. 具体的に言うと,
放置すればそのレーンは壊滅すると思ってまず間違いないくらいには強いです.
単純に兵士を攻撃するタイプの巨人が分かりやすいでしょうか.
巨人が敵兵士を滅ぼせば, 味方兵士は易々と拠点に乗り込むことができます. それを防ぐために敵キャストは兵士を攻撃しますが, その隙を味方キャストが叩けば... あとはもうお分かりですね?
バフ配布系巨人も恐ろしいですね. 対面だけ定期的に回復が届けられる, 対面だけ妙に足が速い... そんな状況でまともなレーン戦ができるでしょうか?
だからこそ, 敵軍の巨人は全力で排除し, 味方の巨人は全力で活用することがWLWにおける重要な勝利方法の一つとなっています.
3. 敵巨人の排除
3.1 全ロール共通の意識
まず前提として, 「1キャスト」vs「1キャスト+巨人」ならほぼ確実に後者が勝ちます.
そのため, 安定した巨人処理のためには
中央遊撃手の介入が重要です.
必要に応じて中央の援護を要請しましょう. アタッカーは(できる範囲で)応えてあげましょう.
3.2 ファイターの巨人処理
ファイターがレーン戦をしている最中に敵巨人の演出. しかも運悪く自分のレーン! そんな時は, まず自分の状況を確認しましょう.
巨人処理に
効果的な攻撃手段があるか? それを実行できる程度に
HPやMPの余裕があるか?
敵キャストはどれくらいいるか?
そういったことを判断したうえでもし1人で十分耐えられそうなら, その旨を伝えたうえで頑張りましょう.
問題は満足に巨人処理できない状況にあるときです. MPを使い切っている, 敵キャストの妨害が激しいなど難しい状況は多々あります.
そのような時は, まず
チャットで中央アタッカーを呼びつけましょう.
[依頼:巨人を攻撃]といううってつけのチャットがあります.
アタッカーと2人で立ち向かえば比較的安全に巨人処理をできるでしょう.
3.3 サポーターの巨人処理
サポーターの主要な役割は中央のレーン戦なので, 基本的には前節の内容がそのまま通用します.
但し, サポーターの中には攻撃力が低く,
巨人を攻撃しても全然体力を削れないキャストが少なくありません.
もしあなたがそのようなキャストを使っているのであれば, 迷わず中央アタッカーを呼びましょう.
援護が来るまでは, 兵士を丁寧に処理するなどして防衛に専念しましょう.
HPやMPが減りすぎるとアタッカーが来ても協力できないので, 安全な立ち回りを心がけてください.
逆に, 一部のスキルは巨人に対して絶大な効果を発揮します. そのようなキャストを使うのであれば, 積極的に巨人討伐に参加しましょう.
3.4 アタッカーの巨人処理
中央から遊撃をしているアタッカーがまず判断すべきなのは, 「今巨人処理に向かうべきか」です.
もちろん巨人をずっと放置するのは問題になりますが, 巨人の発生地点は奥拠点前. 場合によっては時間の余裕もあります.
もし自分が今いる場所が激戦区で,
巨人処理よりも重要なことをしているならそれを優先すべきかもしれません.
さて, 巨人処理を手伝うことを決めた場合, 大きく分けて2通りの援護方法があります.
1つ目が
「巨人にダメージを与える」. アタッカーの高火力な攻撃は巨人にもよく効きます.
もう1つが
「敵キャストに圧力をかける」. 敵キャストがアタッカーの対応をしていればその間に巨人を攻撃できるファイターは少なくありません.
どちらの手段がより効果的か, 適宜判断が問われることでしょう.
4. 味方巨人の活用
この章では, 自軍に出現した巨人を最大限に活用し, 全体としての勝ちを狙っていく方法について述べます.
4.1 巨人の性能をそのまま活かす
シンプルながら重要な技術. 各巨人ごとの「兵士処理自動化」「HP回復」といった能力を, そのまま有利な状況とするものです.
例えば兵士を攻撃する巨人がいればその分キャストを狙った攻撃にリソースを割けるし, 回復機能があれば体力で有利を押しつけていけます.
自軍にしろ敵軍にしろ,
どのような効果を持った巨人なのかは常に意識しておきましょう.
4.2 巨人処理の隙を狙う
一般に, このゲームにおいて
攻撃行動はほぼ例外なく硬直を伴います.
その硬直を狙ってカウンターを狙うのはWLWの重要な基礎テクニックですが, 通常は回避行動が優先されたりそもそも射程外だったりしてあまりうまくいくものではありません.
しかし, 巨人処理をしているキャストには通常よりも
多くの硬直が発生するうえ, 巨人に隠れることで一部の
攻撃が届かない状況を作り出すことができます.
この状態であれば, 敵キャストにダメージを与えるのがかなり容易になります. 積極的に狙っていきましょう.
4.3 ダメ押しの遊撃
1キャスト+巨人でも対面にとってはつらいですが,
さらにキャストがもう1人来ようものならさらにつらくなります.
アタッカーの遊撃によってこの状況を作り,
巨人とともに一気に拠点を押し流していくムーブはシンプルながら相当強いです.
4.4 あえて他レーンを攻める
普通, 敵アタッカーが端レーンに来た場合はかなりそのレーンについてはつらくなりますが,
巨人がいれば案外耐えきれることは多いです.
(巨人の種類にも依る)
そこで, 敵アタッカーが巨人レーンで対応している間に別のレーンを攻めるというのがここで紹介する手筋です.
今どのレーンを攻めれば敵拠点が折れる(あるいは自拠点を防衛できる)のか, どの程度なら巨人レーンを放置しても耐えてくれるのかといった判断力が問われるためやや高度なテクニックですが, 使いこなせば勝ち筋がぐっと広がることでしょう.
5. 総括
このゲームにおいて, 巨人は試合全体を動かす強大な力を持っています. それゆえに, いかにその力を活用するか, あるいは活用させないかによって勝負が決まると言っても過言ではありません.
この記事を読んでくださった方々が, 巨人の力で勝利を手にすることを祈ります.
[再掲: この記事の内容について疑問や反論のある方はぜひコメント機能をご活用ください.
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擬似的な人数有利を作り出せるのと、範囲や一撃にレーンを上げる性能は利用されると面倒になりますからね。
ジーン使ってると猛突進とか辛いですね
魔神化してないと全く削れないんで渦置いて魔神化を狙いたいんですけどアイツ止まらないから渦喰らってくれないんですよね