ピーターの強さは、アタッカーの能力をまさに飛躍的に伸ばす所にあると思うんですよね。
このゲームにおいて「スピードの強化」は他のステータスアップに比べてかなり強いと感じます。
まぁ、その抜けた長所のおかげでピーターはレーン戦も巨人処理も出来ないキャストになっているわけだけど……。
アタッカーを超強化するって意味では、わりとエピーヌと似てるんじゃないかなぁ。エピーヌから巨人処理力を引いて自衛能力を足したらピーターって感じ。自衛できるエピーヌは本当に強い。対面戦闘をして「強い」という意味ではなく、ゲームの勝敗に対して「強い」のだ。
ピーターは、実にサポーターらしいサポーターだと思います。
そう言えばドロシィもピーター級のスピード付与が出来るんだけど、わりと弱点無いよね。MP管理は他のキャストと同じと感じるので……ドロシィのバフの理解があまり広まっていない所が弱点と言えば弱点かな? 新しいキャストの宿命かも。
ピーターは、1対1のレーン戦だと、レベル2以下のヴァイスみたいに露骨に弱いか、よっぽどの格下相手じゃない限り負けます。
ピーター自身のレーン戦の不甲斐なさは、アタッカーを相手サポーターより強化する事で補っているわけだから当然なんですよね。自分はピーター使いだから「兵士処理ツレェな…」なんて思っちゃうけど、バランス的にはこれが適正なんだと思う。
ピーターは、相方アタッカーを超強化することで自分のレーン戦力の不甲斐なさを補えるのだから、逆に言うと、アタッカーを頼りまくるんですよね。
「アタッカーを頼るな」って言われたこともあるんだけど……うーむ?
「ピーターのサポートがついたアタッカーは手が付けられない」とよく言われます。が、逆にそのアタッカーが簡単に抑え込まれたら…? 試合の結果は火を見るよりも明らか。こればっかりは仕方ない。ライブラリーで見れるランカーマッチの(最上位の)ピーターも同じです。
キャストの性能差があるように、プレイヤーの腕の差っていうのはあるんです。それも込みで楽しむのが4対4のチーム戦ってもんでしょう。
相手を上回るスピード性能を与えて、相棒のアタッカーにはなんとか頑張ってもらいたいと、どうしてもアタッカーを頼ってしまうんだよなぁ……。ワンダーランドウォーズはチーム戦だからね。やっぱり共闘して勝ちたい。