ヴァイスビルドSS極振り編
どうも、ハーメルンです。
最近、昼にコンセプトを考え、夜にビルドを組み、週末にビルドを試しつつ燃やしたページを気合いで戻すルーチンを組んでます。
その中で、組んだビルドを使用した感想と共に紹介していこうと思い記事を書きました。
今回はやっぱり基本は極振りだよね、という事で各種ステータスごとに組んでみたビルド達を紹介していこうと思います。
注意:はっきり言ってクソビルドばかり。良識あるヴァイス使いは絶対真似しないように。
まず始め、ビルドを組むときヴァイスの足りないステータスを考えた時に大多数のヴァイス使いの人が思い浮かぶ事。
それは各種攻撃力の低さである事だと思います。
それを念頭に極振りビルドを組んでみました。
それがこのSS極振りビルドです。
ええ、言いたい事は分かります。
真っ赤だとかHP削ってどうすんだとか色々あるでしょう。
我ながら前衛的すぎるビルドだと思います。
しかし、こう考えてはいかがでしょうか。
「別にHP削っても良いや」と。
このビルドでのコンセプトは開幕から安定した極振りです。
そのためには序盤からの安定した火力を積む必要があります。
そして、私はこう考えてしまったのです。
「御札積んでHPを3メモリ以下にしておけばHP積む必要無いじゃん」
このような安定という言葉に真っ向からケンカを売る考えの元、このビルドは爆誕しました。
序盤から安定はどこに行ったのでしょう。
まぁ、コンセプトから外れて迷走する事は誰にでもあるです。
誰にでもある事なのです。
話を戻しましょう。
このビルド、HPを短剣と扇の2つから犠牲にする事でレベル1の深雪並みのSS攻撃力と射程を手に入れました。
犠牲の割にリターンが少ない事には目を瞑ってください。
私も組んでみてこれはアカンと思いました。
しかし、このビルドの真価は効果発動時、つまりはHPが3メモリを切りレベルアップ直後の限られた時間のSS攻撃力の高さです。
この盛られたSSに、さらにラピブラの自バフが乗れば正に、アタッカー並みの攻撃力を得ます。
ここで考えてもらいたいのは何故、ここまでヴァイスの攻撃力が低いのか。
それは全キャストトップクラスの機動力にあります。
ここで言う機動力は単純にスピードがあるだけでなく、ステップの硬直、SS発生の早さ、SSの振れる間隔、瞬間的な移動距離等の総合的な挙動の早さの事です。
ヴァイスはこと、機動力に関してはどれを取っても一級であり、それは元になったスカーレットと比較しても飛び抜けています。
そして、機動力が高いという事は読み合いでアドバンテージを取れるという事。
その事を踏まえ、このビルドではSS攻撃力が極振りされています。
結果、アタッカー以上の挙動でアタッカーのようなSSが飛んできて、更に味方にラピブラがかけられます。
つまりは強い、つまりは勝つ、つまりは最強という事です。
さぁ、皆さんも筆を取り、ヴァイスのSSを極振りにしていきましょう。
実践編
ええ。皆さんの言いたい事はわかってます。試した私が一番その言葉を痛感していますよ。
そうです。
「現実はそんなに甘くない」
この言葉に尽きます。
では、このビルドの問題点を洗い出していきましょう。
問題点1:そこまでSS攻撃力はいらない
しょっぱなからコンセプトの崩壊です。
お前は何を言っているんだというツッコミをたくさん頂く事でしょう。
しかし、こう考えてみてください。
実際のヴァイスの動きでSS攻撃力が高くて何が得になるのか、と。
ヴァイスは基本的に兵士処理が仕事です。
そしてそれはSS小兵士1確程度で事足ります。
他にもミリ残りのキャストを刈る事や味方にラピブラをかけつつ援護するなどの仕事もあります。
ここまで考えてみて「あれ?」と思った人、それが正解です。
そう、ヴァイスには基本的にSS小兵士1確の攻撃力さえあれば全て片付いてしまうのです。
じゃあ何が得になるのか、と言えば巨人処理がほんの少し早くなるだけです。
本当にこれしかないです。
読み合いに強いんだからSS攻撃力の意味はあるんじゃないのかという疑問もあるでしょう。
その疑問はこのこの言葉で氷解します。
「起き攻めってあるじゃん?」
そう、起き攻めです。
ヴァイスはその優れた機動力で相手のダウンを取りやすく、次の攻撃の機会をマウントして待っていられます。
そして、ここからが読み合いです。
つまりは無敵時間の切れ目を狙い、SSを振り抜く事です。
そしてその読み合いは自身のHPが豊富にありかつ相手のHPが少ない時、相討ち上等、ただし死ぬのはテメェだけだ‼という事です。
2発SSを入れる前提であり、更にSSを盛った所で、刈れるHPが多少多くなった程度でそこまで効果は高くないという事です。
更に、この読み合いの状況。
ここから浮き彫りになるもうひとつの問題点が挙がります。
問題点2:HPが少ない
そう、HPが少ない事です。
SSを上げる代償はやはり重かったという事でしょう。
HPを2段階下げたヴァイスではどんなキャストが相手でも1発で帰城レベル、つまりは絶対に攻撃に当たってはいけないオワタ式ワンダー開幕という事です。
相討ち上等の差し合いを行う必要があるヴァイスにとっては致命的とも言えるデメリットです。
これでは大人しく裏に回って兵士処理だけというSSを上げる意味が全く無いムーヴになってしまいます。
そして、それは小兵士1確程度で事足ります。
そして、それはこのビルドの全てが無に帰った瞬間でした。
結論
やはり代償のある極振りには無理があったようです。
大人しくテンプレビルドを使いましょう。
以上でヴァイスビルドSS極振り編を終了します。
この記事を読んで下さった皆さま、ありがとうございました。
良きワンダーライフを!