初めに。
この投稿は完全に初心者向けですが、中、上級者の方々にとっても、基礎を見直す機会にでもなったのなら幸いです。
なお、筆者はまだまだ未熟な金筆ゆえ、間違い等ございましたらコメント欄にて修正をお願いいたします。
また、同様にリクエスト等もガンガン受け付けてますので、ご遠慮なくどうぞ。
前回は温羅について、対策を交えつつ解説いたしました。(前回はこちら:https://wonder-club.jp/posts/144468)
さて、記念すべき10時間目は、前回の予告どおり、火遠理です。僕の推しキャスト、ジュゼとの因縁の深い火遠理ですが、見た目はそこまで変じゃないんですけど、プレイヤー側からするとだいぶ変なことをするキャストでして、その分アビリティの刻煙もかなり強力で、また同時にプレイヤーも少ないので、知っておくことで初見殺し状態になるのを防ごう、というわけですね。
なお、主な性能はwikiを参照しておりますので、よろしければそちらもご覧ください。
では、行きます。
《キャスト毎の性能》
⑪火遠理(ほおり)
「飛躍トキノボリ」や、「操竿トキツリ」を使ってレベルを上げ、それ以外のスキルでレベルを下げ、を繰り返す「レベルコントロール」、略して「レベコン」を駆使して、アシストの再点灯によるHP、MPの大量回復や、アビリティ「龍宮の刻煙」による敵キャストの妨害、高レベル帯の強力なアシストやスキルによって有利を作り出す、変則的なファイター。射程は近よりの中で、足回りがいい。その足回りを生かし、いかに妨害しながら自分の戦い方を押し通すか、で勝敗が決まるキャストである。
〈アビリティ解説〉
・龍宮の刻煙
レベルが1回上がるごとに四分の一ずつゲージがたまっていき、最大になると刻煙開放状態となり、自分周囲に和時計の文字盤のような陣を展開する。この陣内では敵キャストに、SS弾速減少、DS弾速減少、MP回復速度減少を与え、敵兵士にも弾速減少を与える。大半のSS、DSはほぼ止まっているかのようになるため、歩きよけできるようになり、兵士弾も歩いていれば当たらないが、回避を踏まないとホーミングが切れないので注意。なお、突進DSも若干遅くなるが、通常のSS、DSほどは遅くならない。ちなみに、おそらくSS弾速最速と思われる、リッパー発動中のジュゼSSの弾が視認できるようになるまで減速する。(避けられるとは言ってない)刻煙開放の効果時間は23秒。
なお、ここでいう「レベルが上がる」時とは、
1,通常の経験値獲得によるレベルアップ
2,「飛躍トキノボリ」「操竿トキツリ」などのスキル効果によるレベルアップ
3,レベルダウンデバフの解除
の時のこと。このうち二つが同時に起きてしまった場合や、一度に二つ以上レベルが上がった場合も、「一回レベルアップした」という判定になるため、ゲージ上昇は四分の一だけである。
SS:手に持った釣り竿を振り、水龍(幼馴染(未来の嫁)のオト)が波を作り出す。射程はかなり短いが、その分発生、弾速、硬直が優秀でダウン属性。接近拒否としてはやや射程が短すぎるが、優秀なことには変わりない。なお、6専用の釣り竿による射程延長が凄まじく、ほぼ倍になる。
DS:SS同様釣り竿を振り、本気モードのオトを操る。発生が良く、初速が早く、90度以上の角度で曲げると停滞する。停滞後も、初速同様すぐに最高速になる。射程は中距離の中ではやや短いほうで、弾速はふつう。描画は射程に対してやや長い程度。
〈スキル〉
・飛躍トキノボリ……解禁レベル2 強化
フリック後即時発動。発動から25秒ごとに一つずつレベルが上がっていき、最大で+3。効果時間は90秒。レベルアップ効果は効果時間中ずっと続く。これにより、レベル2到達から75秒後には確実に刻煙開放状態になるため、採用率は高い。レベルを能動的に上げる手段であるが、自分の狙ったタイミングとはずれる場合があり、敵キャストに当てる必要があるが、任意のタイミングでレベルを上げられる「操竿トキツリ」をこちらの代わりに採用する人も多い。
・遡行トキガエシ……解禁レベル5 回復
フリック後即時発動。自身のHPを回復し、40秒間レベルが2下がる。回復量はごく少なく、レベルをいったん下げてレベル5,6のアシストを一度未発動状態にし、そこからレベルを上げ、もう一度発動させることによる、HP、MP回復を行うためのスキル。レベコンについては後述するが、レベル5,6を再点灯させたい場合によく用いられるスキル。なお、レベルダウンはこれ以外のスキルも含め、重複する。
・壮麗マイオドリ……解禁レベル7 強化
フリック後即時発動。自分周囲の味方兵士に攻撃速度上昇のバフをかけ、HP継続回復状態にし、この時巻き込んだ兵士の数に応じて効果が上がるDS火力バフを自身にかけ、巻き込んだ兵士が9体以上の場合はDS貫通力が2段階上がる。つまり、大兵士2体まで、または巨人一体のみを貫通することができる。さらに同時に、26秒間レベルが1下がる。こちらはレベル7,8のアシストの再点灯用に入れられることの多いスキル。とはいえ、スキル自体のバフもなかなかなもので、これを目当てにアシストを組んでもいいだろう。
・招来オオウミガメ……解禁レベル8 攻撃
フリック後即時発動。自身のいる位置にコア(通称カメ)を設置し、40秒間レベルが2下がる。カメは約8秒ごとに、渦潮(徐々に効果範囲が広くなる、非ダウンのオブジェクト貫通攻撃)を発生させ、これが前方へと発射される。弾速は遅めだが、渦潮の効果範囲は最大だとレーンを覆うほどであり、避けるのはほぼ不可能。兵士一確も取れるので、兵士が勝手に枯れていく。カメは徐々にHPが減っていき、自身が撤退するか、カメのHPがゼロになると消失し、最大設置個数が一個で、二個目を置くと、古いほうが消滅する。主にレベル8アシストの再点灯用に…と言いたいところだが、レベル8アシストがほとんどなく、もしそうだとして、他のスキルで代用できることから、純粋に兵士処理スキル、および上がりすぎたレベルの消化用として用いられる。
・操竿トキツリ……解禁レベル3 妨害
獲得スキル。フリック後自身から線を引いた先の範囲の敵キャストにダメージを与え、そのキャストのレベルを約20秒間1下げ、自分のレベルが約15秒間1上がる。壁を越えて打つことも可能で、発生から着弾までが早い。完全に任意のタイミングで自身のレベルを上げることができ、なおかつ相手のレベルを下げるという、類を見ないスキル。これを使うと比較的連続で刻煙開放状態になりやすい。そのうえ相手のステータスを一時的に下げることができる、というのも魅力だろう。
・一天四海ワダツミ……解禁レベル5 WS
試合中一回のみ使用可能。フリック後即時発動。レベルが3上がり、刻煙ゲージが最大まで上がり、DS火力が上がる。レベル操作によって周囲がまだレベル3であるくらいの序盤からWSが使える、というのが一つの強み。序盤で使ってしまって手前を強引に押し切り、すぐにでも奥を狙える状態にするのも比較的良くやる手である。なお、WSの効果時間が刻煙の解放時間よりやや長いため、刻煙が切れた後もしばらくDS火力が上がったままになる。
〈現在の主なビルド〉
後述するレベコンで詳しく書くが、レベル5,6,7あたりで最大HP、最大MPを大きく伸ばすものであれば、なんでもアシストとしての採用が見えてきてしまう。そのため非常にビルドにレパートリーがある。また、あまり多くはないが、何度も発動する「レベルアップ時一定時間」が条件の特殊効果を持ったアシストも相性がいい。
その中でも多いと思われるビルドが、火ネズミの羽衣+、レア専用、6専用、F6専用にソウルは座敷童、MSが清水の点滴というHP、MP両盛りビルド。レベルを5から6に上げたときに尋常じゃないレベルでHPが回復し、MPもかなり回復する。さらにMPを回復したいならば、F6専用を輝く七星のひしゃく、あるいはこれの+を採用するのも良いだろう。あるいは、長き天の匙を採用するのもいいかもしれない。
とはいえ、ここで紹介するにもあまりに無理があるため、詳しくはほかの方々の投稿を調べていただきたい。火遠理のビルド案は個人で考えても面白いが、まずは基本を知るためにも、そういった先人の知恵を借りることをオススメする。
スキル構成は、レベルを上げる為の、トキノボリ、トキツリのうち一方。なお、レベルの上がるスピードが早くなるが、上級者向けなのがトキツリ。やや遅くなるが、安定するのがトキノボリ。
アシストビルドがレベル5,6アシスト中心ならトキガエシを、レベル7中心ならマイオドリを使う。残り一つはカメか、マイオドリ。DSメインで戦いたいならマイオドリを。刻煙解放したら走り回って邪魔しやすくなるのはカメだろうか。
まとめると、トキノボリ(またはトキツリ)、トキガエシ、マイオドリ(またはカメ)か、後者2つが、マイオドリ、カメ、の計6通り。アシストと、自分の立ち回り方によって変えるのがいいが、現在レベル7アシストは古いアシストが殆どなため、どちらかと言うと、レベル6中心のビルドが主流。そのため、だいたいトキガエシが入ることになる。
〈立ち回り〉
まずは、レベコンについて解説しよう。レベコンとは先述した通り、レベルを上げ下げすること、及びそれによるアシストの再点灯のことを指す。ここでひとつ重要なことは、アシストが点灯した時、そのアシストが最大HPまたは最大MPが上がる効果を持っている場合、
最大値が上がると共に、HP、MPがその分だけ回復する。つまり、ダメージが保存される。火遠理(及びワダツミ)はこれを利用してHP、MPを回復し続けることで、高レベル帯のスキルを連発したり、DSを連発しながら、回復による非常に高い継戦能力でもって相手を圧倒していく。
なので、序盤は素直に兵士処理、あるいは対面が中、遠距離系のキャストなら足回りと回避を活かして、温羅の如くダウンを取りに行くのもあり。
レベル上げスキル解禁からは、レベルが上がり刻煙解放するまで耐える。解放されたら、相手に近寄り、刻煙のデバフを押し付けながら、SS、DSで敵のHPを削る。この辺は温羅のように、相手のダウンを取り、兵士処理、というのが安定するだろう。とはいえ、兵士弾も油断は出来ないので、無理してまで上がるよりは、刻煙の射程を活かし、兵士裏からの兵士処理でも良いだろう。
それ以降はレベコンによる回復を定期的にするよう心がけつつ、デバフも直ぐに解除してしまうのでは無くて、効果時間が切れて自然に解除するのを待ってレベルが上がる回数を増やすことも念頭に置いておこう。
火遠理の立ち回りにおける正解はなんとも説明しづらく、僕の解説で納得がいかなければ、ぜひ動画をいくつか見て欲しい。時間を気にかけながらも、臨機応変に対応出来ると非常に強い。
〈対面した場合は…〉
できることなら、刻煙解放、及びレベル6に上がった時の超回復を阻止したいので、なるべくHPを削り、撤退に持ち込めるととてもいい。ゲージキャラの例に違わず、デスしたらゲージはリセットされる為、序盤のデスは非常に重い意味を持つ。
とはいえ、それもなかなか難しいので、刻煙解放されてしまった場合は、刻煙の外から当てられる攻撃で近寄らせない、あるいはあえて刻煙の外縁部辺りに入ってしまって、DSを置き弾にしてしまえると、火遠理も動きづらくなり、相手の足を止められるかも知れない。
もしくは、これは少々リスクが伴うが、いくら弾速が落ちたところで発生は変わらないので、ゼロ距離まで寄ってSS、DSを強引に当てダウンを取るのも一つの手。上手い火遠理は近接戦闘に慣れている可能性が高い為、成功率は必ずしも良くないだろうが、上手く行けば限られた時間をダウンによって削れるので強力。
しかし、刻煙の中ではMP回復速度が下がるため、一旦入ったらすぐにでも出たいところ。したがって、火遠理が見えた段階で、長距離による攻撃、あるいは攻撃スキルを入れておくといいだろう。スキルの弾速は刻煙の影響を受けないためである。
また、時限強化である事から、「WSに注意」チャットを送る事で刻煙解放を知らせられるため、そこから味方Aに援護要請するのも良いだろう。スキルアタッカーであれば、刻煙関係なくキルを取れる可能性が高い。が、対面に火遠理が居るアタッカーはなるべく、刻煙解放状態にさせない事を目指したい。それこそ序盤にキルしてしまったり、キルまで行かずとも帰城させれば、その間得られる経験値が減り、実質的に刻煙解放を遅らせられる。そういった味方Fの援護もアタッカーの仕事である。
と、こんな所でしょうか。火遠理さんはめちゃくちゃ奥が深いので、使ってみたい方は、火遠理さんを専門にやってるような方の解説を見た方がいいと思います。その方が僕の投稿の3倍は役に立つと思います。あくまで僕は、ちょっと触ってみた、程度の人間なので…
やはり、温羅、火遠理なんかは癖が強い分、まともな戦い方しか知らないと、どうしても押されかねないです。とはいえ、まともな戦い方くらいしか出来ないキャストも居るのは事実なので、結局こういった癖が強くてゲームを一人で作れてしまったり、レーン制圧力が高かったり、っていうキャストは味方との連携で封殺するに限ります。
どうも最近、低ランク帯でしょうけど、アタッカーってキルさえ取ればいいんでしょ?みたいに思ってる方がちらほら居るようなので、それは違うぞ、と言いたかったんです。アタッカーの仕事は、味方ファイターがレーン戦をするのに楽な状況を作り上げること。キルを取る、っていうのはその一手段に過ぎないんです。もちろん、アタッカーがキル取る事に秀でてますから、キルを目指すのは何も悪くないです。が、かと言って敵アタッカーとファイターに2人がかりで虐められてる味方Fを見殺しに、ってのは基本的にダメでしょう。もちろん、その拠点を捨てても別にところでそれ以上の戦果を上げられる、というなら別かもしれませんが。
基本的に拠点ダメージが試合を決めるゲームですので、飽くまでファイターが主役です。アタッカーはその援護を、サポーターはそのアタッカーの援護を、というのが基本的な形です。それは、覚えておいてください。
さて、関係ないことで文章が長くなってしまいました。申し訳ありません。
次回はどうしましょうか…ミラベルなんか、良いかも良いかもしれないですね。今回で対策を書くのは終わりにしようか、と思ってましたが、もし次回以降も対策が欲しい、と言うのであればご意見お待ちしておりますので、どうぞお気軽に。場合によっては、これまでの投稿も対策の欄を付け加えようかなぁ…と思ってるので、そちらにもご意見頂けるとありがたいです。
それでは、今回はこの辺で筆を置かせていただきます。長文失礼致しました。
皆様に良きワンダーランドライフを。