最近、ドロシィが追加されたことによってサポーターを触ってみようと思っている人や、実際に触ってみた人が増えてきていると思う。サポーターをメインとしている自分にとっては、マッチングが速くなるから嬉しい。しかし、サポーターが増えたことによる弊害が、複数サポーター編成が増えるという点である。大抵の人が、サポーターは中央でアタッカーと組んで戦うと考えているため、端に誰が行けばいいのか悩むことが多いと思う。そんな人たちに、自分がレーンを決定する際に基準にしている考えが少しでも力になればいい。
前提としてこれからの内容は、あくまでも個人の考えでありランカーではない人間が自分の考えを述べているだけなので、参考程度に留めておいてほしい。また、タイトルにあるように序盤のレーン決定方法なので、時と場合によってレーン交代を密に行ってほしい。
まず考えるべきは、味方アタッカーとどちらのサポーターが相性がいいかである。例えば味方のアタッカーがミクサの時、欲しいバフはMP回復やスピードアップ、スキル攻撃力アップがメインである。逆に、あまり要らないバフはssdsアップ系である。このことから、出来ればピーターかぐやが共に中央に行き、他のキャストは端に行くことでキャストキルを狙いやすくなる。
次に、敵サポーターとの相性を考える。敵サポーターの編成を見、どのキャストが端に来るか目星がつく際は、そのキャストに強く出れるキャストで相手をするようにレーンを決定する。例えば敵の編成が、闇シレネかぐやだとする。この時、敵のcrにもよるが、基本的にかぐやが中央に来ることが多い。なのでかぐやに強気に出られるヴァイスやドロシィを中央にすることで、レーン戦を有利に行う。
序盤の兵士処理能力についても考える必要がある。基本的にアナザーがファイターのキャスト(かぐや、シレネ、エピ、シグルド)は兵士処理が得意である。逆に、アナザーがアタッカーのキャスト(ピーター、ヴァイス、マリアン)は兵士処理が苦手である。(中にはスキルによって兵士処理が異常に早くなるキャストもいるが、解放されるのが中盤以降な為、今回は考えないでほしい。)兵士処理が出来ないと、レベル差を付けられやすいため、不利な状況に陥りやすい。そのため、なるべく兵士処理が得意なキャストが端に行くべきである。
以上のことがマッチング画面で考えることが出来ると、それ用にビルドを組むことが出来、有利に試合を進めることが出来る。
次に、各サポーター毎の端適性等について私論を述べる。
ピーター:バフがスピードアップな為、どのアタッカーと組んでもバフが腐ることはない。また、エアーウォークにより円滑な端支援が可能な為、中央適性が非常に高い。基本的に中央に行くべきサポーターである。
相性がいいアタッカー:全員
シレネッタ:バフが回復、リフレッシュであるが、真価を発揮する機会が少ないため基本的に腐りがちである。しかしアクアスパイラルなどのデバフが強力な為、味方アタッカー次第で中央に行くべきである。
相性がいいアタッカー:スカ、ロビン以外
ヴァイス:サポーターの皮を被った何か。バフと相性のいいのはアタッカーよりファイターである。敵かぐやが端に来るとき以外は中央安定か。
相性がいいアタッカー:兵士処理を行えるキャスト
かぐや:ビルド次第で序盤からの兵士処理能力が断トツに早いキャスト。バフがMP回復、防御力アップの為、近接キャスト、スキル型キャストとの相性が良い。
相性がいいアタッカー:アシェ、闇、美猴、ミクサ、アリス、ロビン
エピーヌ:バフが永続な為、早くバフを掛けることが出来ればどこでも良い。スキルの特性上シレネッタが天敵な為、敵の編成次第で端に行くべき。lv2よりスキルで兵士処理が解禁される唯一のサポーターの為、敵兵士が邪魔かつスキル型のアタッカーとの相性が抜群に良い
相性がいいアタッカー:ミクサ、デスフック、ジュゼ、ロビン
マリアン:味方へのバフより、特定のアタッカーへのデバフが強力なキャスト。味方の組み合わせより、敵のアタッカー次第で中央に行くか決める。
相性がいいアタッカー:ミクサ、ロビン以外
相性がいい敵アタッカー:スカ、闇、美猴、ロビン等の森を取るキャスト
シグルド:サポーターを呼ぶファイター。バフが味方の位置に関係なくかけることが出来るため、中央に行く必要性は皆無。まず端に行くべき。
相性がいいアタッカー:無し
ドロシィ:バフ効果を選択できる唯一のサポーター。その特性上、相性が悪いアタッカーは居ない。兵士処理能力も序盤は悪くない為、端適性もある。
相性がいいアタッカー:全員
長々と書いてしまったが、最初に述べた通りこれは序盤のレーン選択の個人の考え方である。中盤や終盤においても最初に選択したレーンに拘らずに、柔軟にレーン戦を行ってほしい。