※タイトルに『妲己における~』と書きましたが、大筋は考え方の話なので他のキャストにも当てはまるような内容です。
逆に妲己使いには具体性の無い話に感じてしまうかもしれません。
私が妲己でEX6ぐらいの頃に初めて長期間伸び悩んで「以前より全然勝てなくなったな」「中央での勝率が悪い」と感じてた時の話で、
負けた動画撮ってどこが悪かったかを反省して次に活かせば勝てるだろうか・・・・・・
他のキャストへの対策を突き詰めれば勝てるだろうか・・・・・・
今よりもいいビルドが思いつけば勝てるだろうか・・・・・・
今も大して変わりませんが、負けた時とりあえず色々考えますよね。
ただ当時は「改善点を出し続けてるけど上達してる気がしない・・・・・・」という状況になってたのが問題で、
「どうすればいい?」⇒「改善し続けるしかないか?」⇒「上達してる気がしない」を一か月ぐらいループしてました。
それがどうやって解決したのかというと、
……
…………
答え:【戦略】を思いついた
当時思いついたことが戦略だったというのは後から気づきましたが、自分の変化においてこれが一番大きいポイントだったと思います。
この記事書くまで言いたい事が戦術だと思ってたんですが、調べたら違ってました。
戦略:戦いに勝つための大局的な方法や策略。戦術より上位の概念。
戦術:戦いに勝つための個々の具体的な方法
戦略です。
試合中に「この場面ではこう判断をして・・・・・・」とか「この相手キャストにはこういうビルドで……」とかいうのが戦術なんですね。
私的にはこの『戦略』が二種類あると思っていて、後者がメインの話になります。
[1].『試合単位での戦略』
「この試合はこういう風に勝つ!」これはマッチング画面で誰でも考えるでしょう。もちろんこれは大事です。
内容としてはビルド・編成理解・キャラ対策などの個々の戦術をまとめた話になりますが、特に書きません。
[2].『妲己(キャスト)の戦略』
[1]の前段階の話で、中央での相方とかマッチングの編成関係なく「妲己(自キャスト)はここが強いからこう勝つ!」という考え方です。
伸び悩んでた頃にある日突然、この『妲己の戦略』が「中央での妲己は3パターンなんじゃないか?」という説を思いつきました。
(3パターンの答えは考えてみてください、この記事はヒントなので。)
ちなみにこのパターンの数は多ければ多いほどそのキャストは強い・勝ちやすいはずです。
妲己以外にきちんとパターン数を考えたアタッカーがいないので正確な順番はわかりませんが、妲己が中央アタッカーの中で少ない部類なのは間違いないです。
逆に端レーンだと妲己は強いので、『=勝ちパターンの数が多い』ということになります。
パターン数が多ければ、全部を思いつかなくてもその内いくつかをわかっていればいいので結果が出しやすいのです。
後になって自覚した部分ですが、キャストの戦略が少ない場合にその内容がはっきりしていないと、[1]の試合単位の戦略か試合中の戦術(判断)のみからビルド・編成理解・キャラ対策などを反省することになります。
その一試合あるいは似たような編成・状況において勝ちにつながるような改善の発想は出てきますが、それが「別の試合でも頻繁に活かせるほど汎用性の高い発想(=キャストの戦略を成立させる要素)になっているか?」という部分を満たしていないと、一時の反省感出して終わりになってしまいます。
その結果が最初書いた「改善点を出し続けてるけど上達してる気がしない・・・・・・」という体験談です。
『妲己の戦略』が定まらないまま試合を反省していた時は、試合①⇒改善①⇒試合②⇒改善②⇒試合③......
と繰り返している内に古い改善①とか改善②が試合で役に立たないことが多くなって改善されているのかわからない、
そもそも正しい改善方法だったのかと疑問に感じてしまい、変化してるけどキャストの戦略を成立させる発想を身に着けれていませんでした。
そこから『妲己の戦略』を自分なりに思いついたことで『妲己の戦略』と『試合単位での戦略』をすり合わせた上で試合中の戦術を考えたり、
『妲己の戦略』を基に『試合単位での戦略』や戦術を反省することができるようになり、汎用性の高い発想に気づきやすくなりました。
『妲己の戦略』が改善や反省、試合での立ち回りの指針になったことでと以前より効率的に成長できたということですね。
考え方をまとめるとこんな感じです。
①基本となる戦略の準備
↓「妲己(自キャスト)はここが強いから中央ではこういう勝ちを目指す」※私の場合、3パターンの『戦略』の話
↓
②試合単位の戦略・戦術の準備
↓「このキャストと組んだ時はこうして、このキャストが相手の時はこう戦おう」
↓
③試合前、戦略・戦術の判断
↓「今回はこのマッチング編成になった。こういう感じで勝とう」
↓
④試合中、『妲己の戦略』と『試合単位での戦略』を基に戦術の判断をする。
↓「この場面ではこうした方がイメージしている勝ちに近づけそうだからこうしよう」
↓
⑤「戦略通りに勝てた!」⇒OK
⑥「負けた・勝てたけど戦略通りには行かなかった」⇒②・③へ
見た通り、[①]の『妲己(キャスト)の戦略』の部分は基本的に変わらずに、ダメだったら『試合単位での戦略』か戦術の部分に戻って反省という流れです。
『キャストの戦略』はバージョンアップでゲームの仕様や本体性能変わったり、アシスト環境によっては変わる可能性はゼロではないので自分なりに設定した後も定期的に見直すことは必要だと思います。
ですが、私は思いついてから一度も変わっていないのでここはそうそう変わることはないレベルの考え方であるべきです。
最後に、「だから私の思いついたパターンを考えてみてください」ということをこの記事で一番言いたいわけではなくて、
「対戦ゲームにおいて戦略を認識すること・戦略を考える力は大事」
ということです。
「妲己はもっとパターンあると思うよ」とか「1パターンしか無いと思いますが」となっても答えに自信持って上手くなれるなら、それも正解だと思います。
以上、読んでくれてありがとうございました。