初めに。
この投稿は完全に初心者向けですが、中、上級者の方々にとっても、基本を確認する機会にでもなったのなら、幸いです。
さて、前回はコッペリアについて解説致しました。
(前回はこちら:作成日時:https://wonder-club.jp/posts/143973)
で、前回の最後で今回どーしよ〜なんて言ってたんですが、ジーンについて解説していこうかと思います。ちょっとほかのファイターに比べて癖があるので、若干最初に使うには使いづらいかもしれませんが、ちょっとでも慣れるとかなり使いやすいなぁ、というのが僕が使ってみた時の感覚だったので。
それでは、解説していこうと思いますが、筆者は金筆成り立ての未熟者ですので、何か訂正等あればコメント欄にお願いします。また、リクエスト等も同様に。
基本的な性能はwikiを参照してますので、そちらもよろしければご確認ください。
《キャスト毎の性能》
⑧ジーン
通常時は長射程で足回り、発生、硬直が重いが、スキルで兵士を処理するうちに魔神化すると、ステータスが爆発的に上がり、近距離へと変わる。魔神化中はファイターとしてはもちろん、アタッカーに近い動きさえできるようになる、という強みを活かし、この状況でいかに活躍出来るかが重要なキャストである。
〈アビリティ解説〉
・魔神同化
スキルの発動、及びスキルを敵兵士、キャスト、巨人に当てる毎にゲージが上昇し、最大まで溜まるとその時していた行動が終わるタイミング(スキル、SS、DSの硬直後、ダウンからの復帰後、先行入力していたSS、DSの硬直後)でジーンが黒いオーラに包まれ、38秒間魔神化する。なお、これまでにこの効果時間が修正されたことがあるため、これ以降もあるものと考えておく方がいいだろう。
魔神化すると、スピード上昇、回避硬直減少、DS変化、SS変化、拠点攻撃力上昇、拠点攻撃硬直減少がかかり、通常時とは全く異なる動きが必要になる。
魔神化中の性能はそれぞれの攻撃、立ち回りの欄で詳しく解説する。
SS:抱えたランプを擦り、円錐状の魔力弾を飛ばす。通常時は長射程で非ダウン属性。発生、硬直が共に悪く、弾速も遅め。基本的にまず使わない。が、他の方法での接近拒否がしにくいことから、接近拒否のためにSSを連発して足止め、ということはある。
魔神化中は、発生、硬直が大幅に改善され、弾速もかなり速くなり、ダウン属性になる。代わりに若干射程が短くなる。これによってかなり使いやすくなるが、後述するDSが使いやすすぎるため、こちらもまず使われない。
DS:抱えたランプを擦り、竜巻状の魔力弾を飛ばす。通常時は長射程で、描画も長い。発生が目に見えて遅く、硬直も長め。ほぼ等速だが、急カーブでは若干減速する。スキルの使えないレベル1では使うが、「魔神の豪腕」解禁以降はあまり使いたくない。引き方によっては接近拒否として使えるが、それなりの修練が必要。
魔神化中は、射程が近距離寄りになり、それ相応に描画も減り、発生と弾速が大幅に改善され、1回のDS線入力で、
2発DSが出るようになる。どういうことかと言うと、DS線を引いた直後に一発目のDS弾が通常通り出て、その約1秒後に全く同じ軌道でDS弾が勝手に出ていく。この時、二発目が出るまで動けない。が、一発目が出た時点で二発目が確定しているので、一発目が出てから二発目が出るまでにダウンを取られたり、デスしたとしても、二発目が一発目と同じ軌道で(つまり虚空から)現れる。
この二発出る、というのが重要で、一発目で大兵士処理、二発目で残りを処理、という形で実質大兵士貫通DSのごとく、一回のDSで兵士列を一列全て処理出来る。また、これを利用して、大兵士越しに敵キャストを狙うことも可能。スピード、回避性能が大幅に上がっていることも含め、近距離アタッカーじみた殺意の高い状態であると言えるだろう。
〈スキル〉
・魔神の豪腕………解禁レベル2 攻撃
フリック後に引いた自由曲線に沿って、魔神の腕が地面から飛び出て来て、アッパーカットを見舞う。弾速は遅いが、どこから腕が出てくるのか少し分かりにくい。発動してから移動、回避、攻撃をしたり、自身にやられが発生するまで、徐々に出てくる腕が大きくなる。ver5.20以前は腕が大きくなると同時にダメージが徐々に高くなっていたため、6発程腕が出てくるまで待たないと小兵士一確すら出来なかったが、ver5.20のアプデでダメージは固定になった。
描画距離がかなり長く、射程もDS射程以上あるので、経験値回収が難しい。そのため、何かしら経験値獲得範囲が広がるようなアシストをレベル2か、1で入れておくのをおすすめする。DS以上に取り回しがよく、兵士処理も楽なことから、まず抜けないスキルである。
・天翔ける絨毯………解禁レベル3 移動
フリック後引いた直線の先に高速で移動(壁越え可能)し、移動する前の地点に敵キャスト、兵士を中心に引き寄せるダメージ範囲を生成する。主な使い方としては、魔神化中に上がりすぎてしまった時、魔神化解除後にレーンまで戻るために使う、というのが主なものになるか。こうすると、後続の敵兵士にダメージ範囲を当てることができるため、魔神ゲージを貯めることにも繋がる上、引き寄せることで隊列を乱し、敵兵士が攻撃出来なくなる、というのも重要だ。なお、ダメージ範囲はひとつまでしか生成出来ず、効果終了前にもう一度絨毯を使った場合、一つ目のダメージ範囲が消え、新しい物のみが残る。
ひとつ注意なのが、この移動スキルは移動中に無敵がつかない、という点。移動中でも普通にダメージは貰うし、ダウンもする。ダウンを取られた場合、そこで移動が終了する。
・強欲の大渦………解禁レベル3 妨害
フリック後に引いた線の先に(壁越え可能)円形の中心に引き寄せるダメージ範囲を生成する。発動後移動、攻撃をするか、ダメージを受けるまでこのダメージ範囲が一定の大きさまで拡大し続ける。設置個数は1個までで、2個目を置くと古い方が消える。立ち止まらなくてはならない、というのが難点だが、置き方によってはかなり妨害になる。対面のファイターが一旦帰った時などにレーン中央に置いてあげるなどすれば、なかなかに邪魔だろう。ちなみに、絨毯のものも含め、引き寄せフィールドは外縁の引き寄せが強く、そこを一気に抜けないとなかなか抜け出せない。そのため、外縁までは歩いて、外縁部で回避、というふうにすると抜け出しやすい。
・果てなき欲求………解禁レベル5 回復
フリック後即時発動。DS消費MP、スキル消費MPが減り、HP継続回復状態になる。スキルを連発してゲージを貯める通常時、強化された足回りとDSで前に出る魔神化中のどちらであっても嬉しい効果。解禁が遅いだけあって、HP回復も目に見えるレベル。余程の事が無い限り、まず採用すべきスキル。
・願望掌握………解禁レベル2 妨害
獲得スキル。フリック後に引いた線の方向に魔神が手を伸ばす。兵士貫通、キャスト非貫通のショットで、キャストに当たるとそのキャストを掴み、バインド状態にし、自分が動くまで、または相手がダウンやノックバックするまで最大4回ダメージを与える。バインド中は一切の行動が出来ない。ダメージを与えるのと同時に敵キャストのMPを減らし、自身のMPを回復する。このおかげでほぼMP消費がゼロになる、という点と、最大でゲージの約三分の一を回収出来る、というのが掌握の強み。射程、弾速共に悪くなく、当たり判定が見た目よりだいぶ大きい…だいたい魔神の手の周りの煙くらいまで当たり判定があるので、しっかり硬直に刺すなどすれば、結構当たる。が、外すとMPが一気にキツくなるので、無闇に使うべきでは無い。
・纏いし千夜の夢………解禁レベル5 WS
試合中1回のみ使用可能。フリック後即時発動。ゲージの量に関わらず魔神化し、自分周囲に自分に敵キャスト、兵士を引きつける範囲を生成し続ける。ダウン、行動不能状態ではフィールドが消失する。ゲージキャストにしては珍しく、
ゲージ上昇では無いので、魔神化中以外ならどのタイミングで使っても無駄がない。効果終了後は発動前のゲージの量に戻る。ひとつ小技として、普通にゲージを貯めきったタイミングかつ魔神化する前にWSを使うと、WSの魔神化終了時にそのまま魔神化するため、合計76秒間魔神化出来る。
〈現在の主なビルド〉
ゲージを貯めるためにどうしてもスキルを連発することになるため、それなりにMP補助は欲しい。魔神化すれば火力がかなり上がる上に、兵士処理は基本的にスキル頼みなので、あまりDS火力を盛る必要はなく、スキルの対キャスト火力もたかが知れてるので、盛ったところであまり意味は無い。では何を盛るか、と言われれば少なくとも1つは「経験値獲得範囲拡大」効果のあるもの。次にスピード。そして出来れば回避距離。後述するあるテクニックにおいて、これが重要になるためである。その結果現在のビルドは赤の学徒の書、少年神の火突槍、悪魔斬りの包丁、レベル6キャスト固有、サナ、のビルド。ある程度のDS火力とスピード、それなりのMP補助、更には大幅な回避距離上昇があり、経験値獲得範囲もレベル3になってすぐだけだが、上げることが出来る。サナの回避距離上昇が欲しくて武器×2のビルドになっているが、要らないと言うのであれば悪魔斬りの包丁をレベル2キャスト固有に変えれば、レベル2以降ずっと経験値獲得範囲が広がる。この場合は、ソウルをゲイレットやルチアに変えた方が、MP補助が大きくなると思われる。また、こうしてあげるとアコギ&帯刀のバフがレベル2の段階で全てかかる。同様にカイも使えるかとは思うが、HPよりはスピードが欲しいところ。また、DSも序盤か魔神化中以外はあまり使わないという観点から、カイのMP補助の恩恵が薄いのもカイの採用率が低い原因だろう。
スキルは、豪腕がまず確定。欲求もほぼ確定。欲求が無いとMPがそれなりにシビアで、純粋に継戦能力が落ちるため。無くてもいいと言うなら止めはしないが、安定性は下がるだろう。あと1つは大渦、掌握、絨毯の中から選ぶ訳だが、大渦の採用が一番多い。純粋に使いやすく、特にフリーレーンでのゲージ回収と兵士処理の効率がいい。掌握の場合はレーン戦に弱くなりがちなため、最も採用率が低い。絨毯ならほかのスキルにない動きができるようになるのだが、如何せん使って強いタイミングが掴みづらいというのが難点。迷ったら、豪腕、大渦、欲求でいいだろう。そこからは自分の戦い方で選択して行って欲しい。
〈立ち回り〉
レベル1の間は丁寧に兵士処理をしつつ、長い射程、描画を活かしてキャストまで狙えるといい。だが、足回りが非常に悪く、SSも非ダウンで接近拒否が難しいので、くれぐれも近づかないように、近づかれないようにしなくてはならない。正直、対面にスカーレット、ヴァイスや、温羅などの近距離キャストが来た場合はまず対処の仕様がないので、味方の援護を呼ぶか、温羅の場合はレーンを代わってもらうことを推奨する。シャドウ・アリス、タマモも非ダウンDSと足回りを武器によってくるだろうが、体力が低いので何とか距離を取りながらちょっとずつでも攻撃を当てて行ければ撤退には持ち込めるだろう。
レベル2からはとにかく豪腕で兵士処理。描画距離が長いため、難なくキャストも狙える。押されている時や、近づきたくない相手の場合は、森から引くのも手。
大渦は、相手に見られている場所ではおちおち立ち止まっても居られないので、なるべく相手に見られない場所でやるのがいい。自分のレーンがフリーになったりしたのなら、中央に置きに行くのも、場合によってはありだろう。まぁ、フリーレーンなら、自分のレーンにおいて後続の兵士処理をするのが一般的ではある。
絨毯採用の場合は、絨毯でレーンから森に入ってダメージ範囲と豪腕で虐めたり、魔神化中に強襲したり、逆に前から後ろに下がったり、一気に上がって拠点を殴ったり。色々出来るので、色々考えておくのが良いだろう。
掌握採用の場合は、スキルの欄で書いた通り、しっかりあてること。兵士処理の代わりに敵キャストを妨害して、素早い魔神化でキルを取りに行く、という戦法になるだろう。となると、アシストもそれ用に変えた方が良いかもしれない。DS火力とMP補助、豪腕を入れない、というロックな選択肢を取るなら経験値獲得範囲を広げる必要性は下がる。この場合は、掌握でひたすら早いペースで魔神化することを心がけたい。
レベル5以降は、基本的に果てなき欲求が切れないように心がける。これがあるだけでかなりMP管理が楽になるし、継戦能力も高くなる。
そして、魔神化中の動きであるが、最初に書いた通り、スピード上昇、SS、DS火力上昇、回避硬直減少、拠点攻撃力上昇、拠点攻撃硬直減少、DS、SS硬直減少、そして大幅な射程減少がかかるため、通常時の引き気味でスキルを使い続ける戦い方では無く、一気に前に出て敵キャストを転ばせながら自軍兵士列を強引に運ぶ戦法、あるいは、DSで大兵士込み一確が取れるようになるので、これを使って拠点を殴りに行くのもアリ。
ここで重要になってくるのが、「ステップキャンセル」、通称「ステキャン」と呼ばれるテクニックである。どういうものかと言うと、回避(ステップ)の硬直中にDSあるいはSSの準備姿勢、つまりDSならばボタンを押しながら、SSならばボタンを押さずに、回避の直後にキャストをタッチして(タッチするだけ。フリックしてはダメ)、すぐにまた回避を踏んで、硬直中にタッチして〜を繰り返す、というもの。一応、テクニックとしては理論上全キャストで使えるが、普通に移動するより速くなるのは、現状確認できている中では、ジーン、ジュゼ、ヴァイスの3人だけで、それぞれ特定条件下のみである。 ジーンの場合はDSステキャンなので、初心者にはこちらの方がやり易いか。とりあえず、試して見ることをオススメする。言葉だけ聞いてると難しそうに見えるが、案外簡単に出来るものである。
ちなみに、回避行動にかかる時間は一定のため、回避距離を長くすると実質移動速度が上がることになる。これは突進DSとDS射程の関係でも同じなので、覚えておこう。ステキャンが使えるキャストにとって、回避距離=スピードなので、それなりに盛っておくことをオススメする。とはいえ、他に必要なものを削ってまで入れる必要は無い。
話を戻すと、ジーンの場合、魔神化したらステキャンで一気に相手に寄ってキルを狙う。あるいは、ステキャンで敵兵士弾を無視して拠点を攻撃しに行く。あまりそういう状況に持ち込みたくはないが、ステキャンで敵から一気に距離を取るのにも使える。ステキャンを極めると近接戦闘がグッと上手くなるので、何とか修練しよう。
はい。これで以上です。ジーンもなかなか面白いキャストですよ。通常時は遠距離スキルファイター。魔神化したらアタッカーじみた近距離ファイター。感覚的にはリン…というよりツクヨミかな?と、吉備津彦を行ったり来たりする感じ?まぁ、あんまりいい例えじゃないですね…
アタッカー使ってみたいけどちょっと…って人が使うには良いんじゃないでしょうか?そうでも無いかな…まぁ、興味湧いたら使ってみてください。
さて、7時間目はこれで以上ですが、次回はどうしましょうか?リクエストは何時でも募集してますので、お気軽にコメント欄にお願いします。
そーですねぇ…一応、タマモのつもりでいきますか。あの娘はあの娘で意識すること多いんですけど、使えると楽しいんですよね…
てなわけで、今回はここで筆を置かせて頂きます。ここまで読んでくださりありがとうございました。
皆様に良きワンダーランドライフを。
基礎講座は以前の投稿から毎回興味深く読ませていただいています。
次回予定されている玉藻は最近自分も使っているので是非ともお話をお聞きしたいです!
有明月さんコメントありがとうございます。
そう言われてしまったら、玉藻で行くしかないですね!!
気合い入れて書きます(p`・ω・´q)
初心者向けではないけど対策を知っておくため温羅も早めに書いた方がいいんじゃないかな~と思う。
うーん…基礎とは離れるから放置してたんだが…
そうね…少なくとも対策しっかり考えられるやつ…火遠里、温羅についてはそろそろ書いとくよ。