この投稿では、
「引いた線に沿って自身が動くタイプのドローショットを持つキャストの冒険譚における立ち回り方」を考察して行きたいと思います。
1:突進タイプのドローショットを持つキャストとは?
キャストの中には、
引いた線に沿って自身が移動して攻撃をするタイプのドローショットを持つキャストがいます。このタイプのドローショットを
「突進タイプのドローショット」と呼ぶ事にします。このタイプのドローショットを持つキャストは、
・スカーレット
・闇吉備津
・温羅
・ヴァイス
・マァト(片方のドローショットが対象)
が存在します。
2:突進タイプのドローショットの特徴
突進タイプのドローショットは
兵士や敵キャストを無視して攻撃出来るので、
兵士や敵キャストに攻撃を阻まれる事なく攻撃出来る事、敵に当てた時のダメージの減衰が無い事が特徴です。
ダメージ減衰が無いのが重要で、自由曲線型のドローショットは敵1体に当たるとダメージが3割減る事を踏まえるとこの特性はとても強力だと言えます。
しかし、その特性上
ドローショットで攻撃する度に敵に近づく必要があるというのが大きな欠点です。
強力な近接攻撃を持つヴィラン相手にはタイミングを間違えると簡単に返り討ちに遭ってしまいます。
⬆︎足を止めてる時間が多く、他のキャストなら絶好の攻撃チャンスになる攻撃が多いベルゼブブでも、近接攻撃は強力なので上手く立ち回らないと苦戦を強いられます。
さらに問題になるのは、
近づくタイミングが取れないと手も足も出なくなるという点です。何とかして攻撃出来るチャンスを掴まないと、他の人の足を引っ張ってしまいます。
⬆︎特に持続性の攻撃を繰り出されたら突進ドローでの攻撃はまず無理になってしまいます。
攻撃するタイミングを見計らうだけでなく
出されたら困る攻撃を誘発しないように立ち回る技術が必要となるので、冒険譚にて突進タイプのドローショット持ちのキャストを使うには相当な技術と
ヴィランに対する知識(攻撃の射程、攻撃を繰り出す条件、攻撃判定の持続時間など)が必要となるので、これらのドローショットを持つ上記のキャストは
冒険譚において上級者向けのキャストと言えるでしょう。
3:突進ドロー持ちのキャストを上手く使うには?
上記のように、
近づけなければ何も出来ないというのが突進ドローショットの欠点です。では、どうすればそう言ったキャストはヴィラン相手に上手く立ち回れるのでしょうか?
近づけないなら、近づく必要の無い攻撃をすれば良い、つまり、
突進ドロー以外の攻撃をすれば良い事になります。
突進ドロー主体で攻めるのに他の攻撃なんか使うのか?という疑問が思い浮かぶと思いますが、
突進ドローで攻撃出来ない時間に別の攻撃をすれば良いと考えれば良いと思われます。
例を挙げるなら、ストレートショットの射程を伸ばして離れた位置から攻撃出来る様にしたり、射程の長いスキルで攻撃したりする、と言った感じです。
⬆︎
ヴィランの被弾判定と攻撃の判定が異なる場合もあるので、攻撃範囲が分かれば突進ドローでも突っ込めるかも…?
突進ドロー主体で攻めるなら、マスタースキルはほぼ「グレンツェントホルン」が採用されるので、
ドローショットと同時にストレートショットの攻撃力も強化されるので、ストレートショットを強化するのをオススメします。
ただし、
マァトの場合はストレートショットで攻撃するより自由曲線のクロスドロー主体で攻めた方が強いのでその限りでは無いですが…
⬆︎マァトの場合、
突進ドローの硬直をスキル使用により硬直を軽減出来る仕様を利用して「リペルヴェール」を使用して敵の攻撃を回避するテクニックがあります。タイミングはシビアですが、利用できると便利な上にカッコいい!
4:ストレートとドロー、どちらも使おう
突進ドロー持ちのキャストは、ストレートショットも強化した方が良いとはどういう事か?という点について説明します。
・そもそもストレート・ドロー、両ショットはどういう特徴がある?
ストレートショットは
MPを消費せず、自身から弾を飛ばすタイプの攻撃です。その分ヴィランに対するダメージは低いですが、
突進ドロー持ちのキャストにとって重要な間接攻撃になります。
ドローショットは
MPを10消費して攻撃を繰り出すタイプの攻撃です。基本的に硬直は大きめですが
ヴィランに対するダメージは高めです。突進ドロー持ちのキャストはこの攻撃で描いた線の先に移動します。
つまり、突進ドロー持ちのキャストにとっては、
ストレートショットは離れた位置から攻撃出来るローリスク・ローリターンな攻撃、ドローショットは近づく必要があるけれども攻撃力は高いハイリスク・ハイリターンな攻撃と言えます。
・どちらか片方のショットだけではダメなのか?
実の所、
「再会に笑う少年の涙」をつけた状態で両ショットを当てるならば、ドローショットを当てた方がダメージ効率は良いです。(突進ドロー持ちのキャストかつマスタースキルが「グレンツェントホルン」の場合)
だったらドローショット主体でいいんじゃ無いか、と思われますが、近づくチャンスが掴めないなら、ドローショットで攻撃出来ない分時間の無駄になってしまいます。かと言ってストレートショット主体だと、
ダメージ効率が悪いので、時間内に討伐出来なくなる可能性が高いです。
・つまりどうしたらいい?
突進ドロー持ちのキャストは、
どれだけヴィランに近づける機会があるかを考えてビルドを組む必要があると言えます!
突進ドローでどんどん攻撃出来る隙を掴める機会が多いなら、ドロー攻撃力全振りで構いませんし、ドローショットで突っ込めないならストレートショットで攻撃出来るよう立ち回れる事も視野に入れてビルドを組んだら良いし、いっその事
「父と時を歩んだ銀時計」ではなく「再会に笑う少年の涙」を装備してストレートショットよりのビルドにする、とビルドの幅を広く考えると戦法の幅も広がります。
⬆︎深度600以降のフロスティなら、「ビュービューぶりざーど」を発動された時に備えてストレートショットで攻撃すべくストレートショットを強化する様にビルドを組む。
⬆︎ジャバウォックなら、攻撃前後の予兆が分かりやすく、ドローショットで突っ込みやすいのでドローショット主体のビルドを組む。
ヴィランに合わせて戦法が変わる、というのが突進ドロー持ちのキャストを使う際の面白さだと言えます。
⬆︎そのかわりリザーブに余裕が無くなりますが…
また、ストレートショットを強化する際にオススメのソウルを紹介します。
「玄奘三蔵」というソウルです。特殊効果の発動には
敵キャストを2体キルする必要があり、手間がかかりますが、その分効果は強力です。スピードの上昇値は未検証ですが、ストレートショット射程延長効果は
「大風払いの扇+」の3倍です。
非常に高い射程延長距離なので、ストレートショットを当てるのが簡単になるので、ストレートショットを多用するなら是非装備したいです。
しかし、キルを優先するあまり他の人への迷惑をかけないようにしましょう。
⬆︎冒険譚装備の武器2種も合わせればこんな射程に。「黄泉比良坂」発動時の範囲の半径が元の射程とほぼ同じなのでどれだけ延びているかが一目瞭然です。
※このビルドはかなり偏ったビルドなので扱う際は良く考えましょう
5:まとめ
・突進ドロー持ちのキャストは扱いが難しいです。ヴィランの行動を読んでこちらも攻撃を繰り出しましょう。
・敵の行動によって行動が制限される事が予想されるなら、それに合わせたビルドを組むようにしましょう。
・
敵に合わせたビルドを組む必要があるので、試合開始前には相手を確認してビルドを変えましょう!
今回の投稿は以上となります。ここまで読んでいただきありがとうございました。m(_ _)m