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マリクの基本的な立ち回りについて

by
ばってぃ
ばってぃ
こんにちは、ばってぃです。

最近はウィキッドの記事ばかり書いていますが、
ウィキッド実装前には、実はマリクの記事を書いていたことがあります。

過去に書いた記事を掘り返している中で見つけた、一年前に執筆していた没記事を元に
今回は一部を再編集して紹介させていただきたいと思います。

前回のマリクの記事は主にアシスト事情の話を簡単にまとめたので、
今回はマリクの各スキルと立ち回りで意識する事について紹介していきます。
また前回の記事以降から追加されたアシストについても、ちょっぴり話そうかと。

それでは始まり始まり。

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~お品書き~
・マリクってどんなキャスト?
・マリクの基本的な立ち回り
・各スキルのおおまかな解説
・アシスト追加後の採用上位アシストの解説



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☆マリクってどんなキャスト?



現行Ver.におけるマリクは「魔神化によるプレッシャーをかけながら戦うSS型アタッカー」というのが一般的な印象です。

元となったキャストのジーンに比べてキャスト以外に攻撃を当てた際のゲージ増加量が低めに設定されている代わりに、
敵キャストに特定の攻撃を当てた際の魔神ゲージ増加量が高めに設定されています。

また攻撃スキルに該当するものが一切ないため、効率よくダメージを与える手段がSSしかないといった特徴があります。
このため、このキャストは通常状態から積極的に「尊大なる我欲」で強化したSS(以降、我欲SSと表記)を中心に敵をけん制し、
魔神化時の強力なステータスで撃破を狙っていくことを基本的戦略としてデザインされていると私は考えています。


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☆マリクの基本的な立ち回り


 今回はマリク個人での中央レーンにおける試合中の流れや意識したい点を中心にまとめます。
(味方サポーター別に連携で意識するべき点や、端レーン担当になるケースについては今回は省かせて頂きます)



レベル1

 マリクに限った話ではありませんが、試合全体を通して経験値の回収を積極的に行いましょう。
特にマリクの場合は足が遅く遠距離からの兵士処理をするため、経験値の取りこぼしが発生しやすいです
レベル1~2の間は経験値の落とし方や味方や敵の位置を見極めながら、極端にレベル差がつかないよう意識しましょう。

また、レベル2解禁スキル「尊大なる我欲」の発動に必要なMPを取っておくためにも、
DSばかりでなくSSも使って兵士を処理することも大切ですね。




レベル2~3

 マリクの軸となる強化スキル「尊大なる我欲」のバフを絶やさずかけ続けましょう。
これによりSSで兵士やキャストを狙っていくことで魔神化に必要なゲージを貯め、
レベル4手前あたりに最初の魔神化を迎えるための準備を整えていきます。

 もしも上手いことスキルやSSを当てることが出来て、早い段階で魔神化する直前までゲージを貯めれた場合には、
キルチャンスやレーンが大きく押されている等のケースを除き、レベル4まで魔神化しないようゲージを調整しましょう。
絨毯やアシストが解禁されていないレベル3以下では、魔神化のプレッシャーを最大限に発揮できないからです。
相手目線で見ると「いつ魔神化してもおかしくない」というだけで結構なプレッシャーになりますので、
敵に早期撤退を促して魔神化を使わずして手前拠点を頂くといった試合も、リプレイ見てて案外多かったりしますね。


 スキル消費MP軽減なしで「尊大なる我欲」を絶えず回し続けるコツとしては

   ①DSは兵士処理目的に基本的には使わず、SSで兵士処理する。(兵士列を止めたり殺意ドローが主な用途)
   ②DS2~3回 or 我欲以外のスキルを使用した後は必ず我欲を使う。
   ③MPが溢れそうなときは余裕をもって我欲をかけなおす。


 こんなところでしょうか。特に②は少し意識するだけでも魔神ゲージを貯めるのが楽になります



レベル4~5

 マリクの最強スキルといっても過言ではない移動スキル「天翔ける絨毯」が使えるようになります。
このスキルを足掛かりに左右のレーンにいる敵キャストに森から奇襲をかけたり、
敵との距離を一気に詰めることで我欲SSが当てやすい状況を作っていきます。

 また、マリクの定番アシストの大半がここで解禁されるため
我欲SSの威力やゲージ増加量が上がり魔神化やキャストキルが発生させやすくなります。
マリクがアタッカーとしての本領を発揮し始める時間といえますね。

 優勢の場合はこのタイミングで敵巨人が出てくる場面なので、巨人処理にWSを使ってしまうのもアリかと思います。
今の環境の巨人はSS根元で3本当てを大抵4~5セット、一番もろい回復陣なら3セットで落とせます。
護衛のキャストや兵士がいる場合もSS多少削ってからSS2本当て9セットくらい叩けば巨人を落とせますので、
スムーズに巨人を処理して優勢を維持するかどうかの判断力も重要だったりします。

 後述しますがレベル6以降は魔神化の難易度がレベル6専用アシストのおかげで大幅に下がる為、
巨人が出ない場面でも、魔神化しづらいレベル5の時間を埋める意味合いで思い切って使うのも戦術として合理的です。



*魔神化した際の注意点として、圧倒的なスペックになるとはいえ魔神化できる時間は28秒のみです。
しかもレベル4になったとしても、敵へのダメージは多くの場合スマッシュヒット止まりです。

そのため効率よく横やりを行うためには魔神化の前段階で魔神化中の行動プランを立てることが非常に重要です

・通常状態である程度ダメージを与えておく必要がある点。
・HPの減った敵キャストをミニマップなどで事前に確認し目星をつけること。
・魔神化を任意のタイミングで発動できるよう、ある程度ゲージ管理を行う。
・魔神化中に強気に攻めるため、時には帰城も挟みつつ、出来るだけHPが多い状態から魔神化すること。 
 など

 これを怠ったがゆえに「魔神化したはいいものの、撃破まで届かずに魔神化が終了する」といった失敗が
割とよく起きますので、しっかり成果が出せるよう念入りに準備をしましょう。



レベル6~

 レベル6専用アシスト「神人交わる魔神のランプ」の効果で魔神化に必要なゲージ総量が約2割減ります
攻撃デバフを受けている場合や、敵がSS防御アップ系のアシストを積んでいる場合などを除けば、
我欲SSをキャストに2回当てると魔神化」と魔神化の回転率が一気に上がるため、
終盤にかけては魔神化状態のプレッシャーを最大限生かしながら攻めていきましょう。

 その他のポイントとしては、試合全体を通して「ダウンを取ったらSSで追い討ちをする」のも大事です。
魔神化中のSSは根元ヒットさせることでダウンした敵でも0.4目盛くらいHPを削れるためキャストキルが狙いやすくなります。
我欲SS・スキルヒット時の魔神ゲージ上昇・WSのHP回復はダウン中の敵に攻撃しても有効なので忘れずに追撃しましょう。


また、他のプレイヤーの方もマリクの性能や立ち回りについて紹介した記事や動画も参考にするとよいかと。
マリク初心者に特におススメなのは、こちらの方の動画ですね。
動画やゆっくり音声を交えながら、非常にわかりやすく解説されています。


〇 朱鷺鳥さん 制作
【wlw】マリク解説【初心者向け】:https://youtu.be/B8RpCorkevs


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☆各スキルのおおまかな解説


 マリクのスキルは基本的には強化スキル寄りの性能が多いので、使用上のコツとかはあまり多くは語れません。
慣れないうちは、「尊大なる我欲」「願望掌握」「天翔ける絨毯」のスキル構成が裏目が少ないのでおススメです。

「尊大なる我欲」

 マリクの軸となる強化スキルで効果時間は約33秒。
バフ効果の弾速アップは申し訳程度ではあるが、敵の硬直への差し込みやすさは結構変わる気がします。
このスキルで強化されたSSを敵キャスト・兵士・巨人に当てると、ダメージ量に応じて魔神ゲージを増やすことができます。

 とりあえず何かに当てればゲージが溜まるので、魔神ゲージの貯め易さはこのスキルが一番安定します。
効果時間が案外短いので、ダウンを取った直後や帰城後などを利用してマメに掛けなおすよう心がけましょう。


「願望掌握」

 ヒットした敵を最大3秒間ほど拘束しつつ、SS火力と魔神ゲージを増やしてくれるバフも兼ねた妨害スキル。
拘束している間はこちらも動けないこと、よろけ以上の攻撃を受けると解除されてしまうのがネックだが、
兵士を貫通して遠距離から当てれるので硬直の大きいキャストに対して常にプレッシャーをかけることが出来ます。

 どちらかといえばリスキーな割にリターンが少なく感じるスキルですが、
狩り装束(SS防御アップ)を付けた相手に対しても有効なゲージ回収手段になりえますし、
レベル6以降はこのスキルで最大で魔神ゲージの2/3程度回収できるので、
序盤から最後まで腐りにくい点が他のスキルに比べて優れているといえます。
 

「強欲の大渦」

 敵を中央に吸い込む渦フィールドを設置しながらダメージを与える妨害スキル。
願望掌握と比べて、森越しにスキルを放てるので当てやすい(+ヒット数を稼ぎやすい)のが特徴。
代わりにバフなし・ゲージ回収量期待値が低めとリターンが抑え目になっています。

 アッシュ・ミストやアクアスパイラル等のスロウと合わせると渦から抜け出しにくくなるので相性が良く、
かなりの量の魔神ゲージを稼ぎつつ、リンク祭りで撃破を狙えたりするコンボパーツ的存在です。

 また小ネタですが「ダメージが低い・よろけの発生しない攻撃」なのでエピーヌの微笑みの粉に合わせると、
百年が育ち切らない序盤にはスリープが解除されずに、連続ヒットさせ続けることができます。
(とはいえ、味方の腕前や理解度に対する依存度が高いコンボで、敵の妨害も考えると成立させづらいですが…)

 個人的な意見でいえば、アクアスパイラルの発動レベルに合わせられる願望掌握の方が合わせやすいように思います。
あと勘違いしてる人も多いのですが、マリクのスキルは威力を上げても魔神ゲージの回収量は変わりません。
我欲だけが例外で与えたダメージや対象に応じてゲージ増加量が変化します。


「天翔ける絨毯」

 無敵こそないがピーターやナイトメア・キッドのエア・ウォークの良いとこを取り、渦フィールドによる妨害も行う移動スキル。
マリクのスキルの中で唯一、他のキャストのスキルと比べても強いと言えるスキルであり、
森からの奇襲や戦線からの離脱、拠点凸、渦フィールドでヒット数稼ぎなど、幅広い使い道が出来る万能技です。
 
 渦フィールドのゲージ回収量が地味に高めであり、マリク本体が動いてもゲージ回収量が下がらないのも地味に頼もしかったり。
このスキルの発動でワープ後に即魔神化し、敵に攻撃を仕掛けるのがマリクの基本的かつ強力な戦法になります。

 難点としては移動中の無敵が無いこと、また消費MPが他のスキルに比べて重めなのでピタ系のようなワープ連打は厳しいことも挙げられます。
ちなみに最大MPの都合上、基本的に連続使用は2回までですが、吉四六を採用 & かぐやのバフ があると最大3回まで連続使用できます。


「支配者の威圧」

 冒険譚専用スキル SS硬直の軽減と斥力を持った渦フィールドを周囲に展開するバフスキル。
硬直の軽減量はかなりのもので通常時でも体感アシェンプテル並、魔神化中は闇吉備津並みにSS硬直が軽減されるのですが、
森の中にいても位置がばれてしまうこと・レベル5解禁というのがとにかくキツイです。

 渦フィールドの方も実質的に兵士を無力化できるのは強いですが、それ以外ではあまり斥力の強さが実感できない。
このスキル自体には魔神ゲージを増やす効果はないので、我欲と併用して端レーンで使うのが基本的な運用方法になります。



「御する千夜の王」

 発動するとリフレッシュしながら魔神化・レジスト・HPドレインが付与される、いつ使っても雑に強い切り札にふさわしいWS。
HPドレインの量はダメージに依存し、最大でHP約1目盛分を1度の攻撃で回復する。もちろんダウン追い討ちでもしっかり回復します。
レジストも防御デバフやスタン・スリープを無力化したり、大聖WSのスロウ範囲を無視したりと地味ながら活躍する場面もあります。

(セレススフィアなどの発動中にかかる攻撃デバフを打ち消して一方的に殴ったりも出来る。使い道がかなり限定されるのでオススメはしないが…)

基本的にはHPの多い状態で使い、相打ちしても体力面で有利を取れるようなタイミングが、
WS中の魔神化ならではのHPドレインやレジストを最大限に生かせる使いどころだと思います。
しっかりとWSの切りどきを見極めてから使いましょう。


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☆アシスト追加後の採用上位アシストの解説


最後に新アシスト追加後で新たに見かけるようになったマスタースキル(MS)・アシストについて簡単に解説していきます。


怪力無双の百貫目金棒

 現在のMPが最大MPの7割~8割以下ならレベル5~6のSS特大アップ武器アシスト相当のSS威力上昇を得られる。
常にMPを使い続けるマリクとは非常に相性が良く、デメリットのDSダウンもレベル4以降は使わないので殆ど気にならないです。
昨今のSS型アタッカーには必須といっても過言ではない新戦力です。



悲しみを知る涙の真珠

 先ほどの金棒と同じような条件(最大MPの半分以下の状態)で移動速度が大幅に上がるアシスト。
マリクには攻撃スキルが無いことに加え、スキルの威力は魔神ゲージの増加量に影響しない為、
デメリットのスキル威力ダウンは魔神ゲージの回収効率の面ではさほど影響が出ません。
MPの条件も絨毯を使用すれば確実に起動するので相性が良いのですが、欠点としてSSの威力は上がりません。
そのためソウルを源頼光にしてSS火力を確保しつつ、互いの特殊効果で高速で動き回るのが強そうではありますね。 


童話を裁く者 エクサ

 HP・SSを上昇させつつ、MSが攻撃タイプだとSSの弾速度上昇と弾サイズを大きくする特殊効果を持つソウル。
弾サイズ増加・弾速アップのおかげで、特に通常状態の我欲SSの当てやすさが飛躍的に上がります。
MP補助やSS火力面、MSに縛りがある欠点がありますが、マリク初心者はこれを採用して練習するのもよいかと思います。

筆者はMSをよく間違うので、戒めにリザーブから抜きました...。



ラージェ・ナーゲル

 おなじみのお手軽兵士処理MS。ラージェブランドと異なり巨人処理には向かないが早い段階で使用解禁されるのが特徴。
魔神化さえしていれば巨人は簡単に討伐できるマリクにとっては、素早く兵士処理できるこのMSの方が相性が良かったりします。



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以上で今回の記事は終わりになります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

それでは、よき王様ライフを。




EX05チャット、ジーンと一緒の時に使ってみたらカッコよさそう...。
作成日時:2020/06/18 21:52
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