マグスをCR27まで上げてきたので、脳内整理も兼ねてここまでの知見を文章化します。
書き方としてはマグスを普段使わない人・或いはゲームに慣れてきた初級者向けに寄せています。
しょせん金筆の経験なので、もっと良いやり方があるよとかあればご意見頂ければ幸い。
今回は、マグスの現Verのビルドの基本的な考え方について。
【ビルドの軸になるソウル】
Ver4.02-Eではこの二枚を軸にビルドを考える。
・「改変の魔女グレモリー」+「歪み笑う道化の帽子」(Lv6:高額な錫杖)
この二枚だけで、「嘘つき中かつ大兵士に最初に当たった時」Lv3で兵士列確殺が取れる組み合わせであり、
なおかつDSを主軸とするマグスにとってはいくらあっても足りないMP回復速度を補填できる。
この二枚を必須とし、残りの自由枠でDSを伸ばしたりWR専用を入れたりするのが基本的な考え方。
ロングレンジで戦いたいマグスにとってR専用を抜く選択肢はまず無いと思って良い。
以下はグレモリーが無いよ!っていう方向け。
※「源氏の君」などのイベント配布ソウルは除外
・「童話を守る者ライテ」
特殊効果の発動条件である「Lv3以下の防具」が、WR専用や「蛇姫の焼いた梵鐘」で調達しやすいことがメリット。
DS攻撃力の補正値が中なので、自由枠にはDS攻撃力を盛るアシストがどれか必要になる。
・溶かす心ゲルダ
Lv3でDS攻撃力が大UPなのがメリット。DS攻撃力の増加量はグレモリーよりちょっとだけ多い。
但し、特殊効果は「DS消費MP低下」なのであって、直接MP回復を補助するわけではない点に注意。
運用する際は「横綱熊の化粧廻し」「冥界を渡るランタン」等のMP回復アシストと併用することを推奨する。
以下は自由枠に入れるアシストの候補。数が多いから駆け足気味にいくぜ!
【発動Lvごとのアシスト候補】
Lv2からDSを盛りたいならこの2つ。
グレモリーと合わせれば序盤から大きくDSを盛っていけるが、最大HPを犠牲にするので序盤の事故死には要注意。
「冥界を渡るランタン」はグレモリーがあるなら基本的に不要。他ソウルを使うなら必要かも。
Lv3からDSを盛るならこのへん。多いな!
「宴会好きな鬼の太鼓」はRアシストゆえに効果量が低いので、梵鐘も上記のLv2アシストもなければ選択肢に。
「蛇姫の焼いた梵鐘」と「姫を救いし空飛ぶ絨毯」はデメリットや発動条件の噛み合いを考えれば梵鐘の方が扱いやすい。
DS攻撃力の増加量では「Lv3発動のRアシスト<Lv2発動のSRアシスト」である点に注意。
「鍔鳴る人喰いの魔刃」は効果量が高い+射程が伸びる点が大きいが、効果が切れてからLv6アシストが発動するまで兵士処理が滞る場面が出てくるのがかなりのデメリット。
例えば、できるだけ遠くにDSを届かせて圧をかけたい対面リンでは選択肢になる(終盤はどうせWSときゃんどるの追いかけっこになるので)。
対面マグス(つまりミラーマッチ)では選択肢に入るが、ミラー戦では他の要素の方が重要だと思っているのでこれも必須ではない。
これについては後日の対面キャスト考察編で触れる。
Lv4からDSを盛りたいならこのへん。
ただし、マグスは相対的に序盤が強いキャストなので、自由枠2つをLv4以降のアシストで埋めるのは避けたい。
つまりLv4アシストは、上記Lv2~3のSRアシストのどれかを入れた上で、さらにDS攻撃力+αを盛りたい選択肢として有用。
そういう意味では、「幻炎に映る聖樹」はDS攻撃力は高いが、マグスには有り余る最大MPを盛るので、DS攻撃力とスピードを盛る「使い込まれた糸切り鋏」の方を選ぶのもアリ。
終盤に勝負をかけるようなキャストではないので、Lv5以降のアシストは基本的に選択肢としては薄い。
Lv6アシスト枠は「高額な錫杖」がほぼ鉄板。SS威力が落ちるので、他にSS威力を下げるアシストがあると大兵士がSSで倒れなくなる点にだけは注意。
ファイター専用アシストである「妖精の宿る宝珠」もあると言えばあるが、後述するWR専用の効果の範囲を広めてもメリットが薄いので、最大HPと防御UPに魅力を見出すなら、という前提になる。
さて、WR専用「魔笛奏者の五線譜服」の話をしよう。
効果は「取得経験値UP」「Lv6以降は周囲の兵士の拠点攻撃力UP」という癖の強いもの。
Lv3から経験値量が増えるということは相手より先にLv5になりやすい=相手より先にWSが使えるようになるということで、強いWSを持つキャストが味方にいれば大きなアドバンテージになる。
マグスにとっても、Lv5即WSを使うことで相手レーンに大兵士を流し込み、兵士処理を遅滞させることでLv差をさらに広げられるというシナジーもある。
終盤の兵士拠点攻撃力UPも、味方の横槍で対面が撤退した間に少ない兵士で奥拠点を落としたり、最後の拠点の攻防で流れた数少ない兵士で僅差で勝つなど、「この装備の有無で勝敗が決まる場面」が少なからず存在する。
問題はDS攻撃力にもMP回復速度にも一切寄与しないので、他の装備で兵士処理がきっちりできることが大前提になっている点。
DS攻撃力が盛れないということはそれだけ対面キャストに与えるダメージも減っていくので、苦手な対キャストのいなし方や、基本的な兵士処理ができてようやく使いこなせるアシストになる。
その前提がクリアできていれば独自性が強く強力なアシストなので、身も心もマグスクラウンとなり普通のアシストじゃ我慢できないピエロ野郎におすすめ。
今まで紹介したものとはコンセプトが異なるが、選択肢としてはアリなので挙げる。
「嘘隠さぬ王の帽子」は、HPが8割以上(だったはず)の時にSSの弾速を上げてくれる。
マグスのSSは壊滅的な弾速の遅さを除けば、判定の大きさ、発生の速さ、射程の長さで優れており、これで弾速をカバーすることでSSによる自衛がグッと楽になる。
ただし、最大HP低下により一回の被弾で8割維持が難しくなること、Lv2帯のDSアシストを併用すると最大HP低下が重なり更に事故死が近づくという注意点もある。
DS攻撃力アシストを一枚抜いてでも使うかどうかは悩ましいところ。自分は入れない……。
次回はスキル考察編、或いは対面キャスト対策編。
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次編となる「スキル考察編」を書きました。こちらもどうぞ。
→→→→→→
https://wonder-club.jp/posts/88466
丁寧な記事で素晴らしいです、対面考察も楽しみにしてます
WR専用が生まれる前は"蓬莱の玉の枝"で経験値回収するビルドが多かったと記憶していますが, はたして現環境ではどうでしょうね...?
>akaoni5121さん
ありがとうございます!励みになります!
私は称賛で動く
>NASU41さん
今の玉枝の経験値補正は誤差の範囲というか実感できるレベルではないので、Lv1からドローが盛れるのが利点の装備かなという印象です。
WR専用とさらに重ねるのもアリなんですけども。
ちなみに玉枝のDS上昇値は後悔の火縄銃の半分くらいだったはずです……。