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初心者向けアタッカー指南 ミニマップを大まかに見る

by
いす
いす
 アタッカーは試合を動かす力、決める力を持っています。それは、アタッカーが持つ対キャスト戦の力で、盤面の形を変える力です。
 開幕のレーン戦が終わってレベルが上がってくる頃、アタッカーもサポーターもスキルやアシストが解放され、中央アタッカーは動けるようになります。自分から試合を動かすには、試合の流れを決めてしまうにはどうすればいいのでしょうか……。

 自分が操作するアタッカーの基本性能に慣れ、自分や敵の使うスキルを覚えてきた頃に当たる壁がこれです。
 相手のアタッカーに先に動かれて後手後手に回ってしまう感じ。
 横槍に行っても「今、こっちはいいよ」と中央に矢印を打たれてしまう。トテモ・ツライ。
 これを克服して、銀筆・金筆を目指して中央アタッカーとしてステップアップしましょう。
 
 私は、画面右上の「ミニマップの形」を重要視してます。
 ミニマップを見て弱っているキャストのキルを狙うのも重要ですが、ミニマップの情報はそれだけじゃないですよね。味方兵士も赤く表示されています。味方兵士の先頭の形が盤面の形を作っているのです。
 このミニマップの形でも、どんな展開になるか、どこに行けばいいかがわりと判断できるんですよね。
 自分が中央アタッカーとしてどのように動けば今の盤面を変えて行けるのか、どのように変えて行くかを考えて動く。
 これが出来るアタッカーになれれば銀筆・金筆なんてあっという間ですよ(*'ω'*)



1.凸型
 
 中央が強く、両端が押されている形。
 中央アタッカーがサポーターのサポートスキルを貰ったまま横槍がしやすく、拠点数では負けているので味方巨人も出やすい。要所要所を抑えれば確実に逆転できる強い形。
 中央アタッカーは中央からそのまま横移動するだけで端レーン相手キャストの背後が取れてしまう。森にも入りやすい。中央に戻る時も最短距離を走れば近い。積極的に横槍に行くべきマップの形をしています。
 しかし、横槍に行った端レーンで時間を食い、中央レーンを1対2で放置するとせっかく動きやすい凸型が簡単に崩れてしまいます。横槍の時間管理に気を付けましょう。



2.凹型

 中央が弱く、両端が押し上げている形。凸型の逆パターンですね。
 端ファイターにとってはせっかく取った優勢を崩したくないのに巨人は出るわ敵アタッカーは来るわで胃が痛くなる展開になります。
 しかし、中央アタッカーにとってはわりと楽な展開。拠点数差ではそもそも勝っている状況ですし、森を守って端レーンのケアをしつつ、相手の突出した中央サポーターを狩る(中央が押しているのでアタッカーは横槍でいない場合も多い)ことでキルデス差も稼ぎ、序盤のリードを活かして勝ちに繋いで行けます



3.端トップ型

 どちらかの端レーンファイターが圧倒的な能力を持っていて、奥拠点まで狙えてしまう形。
 敵奥拠点の攻防で突出した味方ファイターがどれだけ敵アタッカーを引き付けられるかが勝敗を決める。この時間、中央と逆端では3対2の状況になります。これでレーンを上げられないとさすがに勝ちは見えません。
 中央アタッカーが優勢側の端ファイターを見るのは奥拠点を折るタイミングだけで良く、それ以外は劣勢の2レーンを行き来しよう。突き抜けた能力を持つファイター様を信じるのだ。



4.端介護型

 どちらかの端レーンファイターが圧倒的に押されてしまい、放って置いたら奥拠点どころか城まで危ないんじゃないかと思う形。端トップ型の逆パターンになります。
 この場合、中央アタッカーには非常に高度な判断が求められます。優勢な2レーンを押して奥まで折れれば拠点折数は4対2なので絶対に勝てるが、さすがに奥まで2レーンそのまま折らせてくれるケースは稀です。拠点数では優勢な分、敵巨人も出やすいので対応しなければいけません。優勢レーンの手前2つ、劣勢レーンの奥までの2つずつだと負けの可能性が高いので、劣勢レーンの奥拠点を守りに行きたくなりますが、劣勢レーンの対面は間違いなく手強いファイターです。これで時間を食うと優勢2レーンまで押し返されます。よって、的確な時間管理や判断が求められる、中央アタッカーにとって非常に難しい形になります



5.その他
 他に、3レーンとも押せている形、3レーンとも押されている形もあるけども……それはマッチングの時点で何かがおかしいと思いますw 両チームの戦力が平等ではないとかですね。前半に強いキャスト、後半に強いキャストもいるので、展開としてありえますが、それはそれでマッチングが偏っていることに変わりありませんから……。
 両チームが腕の差も含めて戦力が均等なら、1レーン勝って2レーン負けてるか、2レーン勝って1レーン負けてるかになるはずです。なので、アタッカーがミニマップで戦況を変えるために判断するのは前記の4パターンでいいんじゃないかなと思います。
 3レーンとも押されていたら、他の要素(主に巨人、不意のキル等)が出現するまで待ちましょう。



6.まとめ
 上の図で示した緑色の矢印の動きは一例です。同じアタッカーでもキャストによって動き方は大きく変わります。ロビンならその場でいきなりジャストショット狙ったり、スカーレットだと一旦森に入って注意チャットを打たせてからステルスで逆側に走ったり、キャストや場面によって色々です。自分の扱うキャストの性能やスキルに落とし込んで活用して下さい。
 マッチングの編成によっても変わります。端がアタッカーの場合、「アタッカーとアタッカーで組んでも相乗効果は薄いのでファイター側のレーンに優先的に横槍に行く」という考え方もあります。端がサポーターならそっちに行くとサポータースキルを貰いながら横槍することが出来ますね。
 また、この盤面に巨人が絡んでくるので、それにはもちろん対応しなければいけません。エピーヌやマリアンなら巨人は得意だから瞬殺できるだろうと放っておくと当たり前ですが事故ります。中央2キャスト+巨人にサポーター1人で勝てるわけがない
 さらに、相手の中央アタッカーもあなたと同じように試合を動かすために動いてきます。それを先に制したり、相手が位置取りたい要所を死守したり、またその逆を突いてみたり、その駆け引きはアタッカーならではのワンダーランドウォーズの楽しさ。これが楽しくなってきたらもう金筆よ(*'ω'*)


 銅筆・銀筆のうちは、キャスト戦している時はキャスト戦に集中していいと思います。余計な事を考えると筆が迷います。近接アタッカーにはとっては致命的。
 でも、キャスト戦をするために動く時や、キャスト戦をしていない時など、ミニマップを見て戦況を把握しましょう。
 金筆より上がると、天性のセンスを発揮してキャスト戦に集中しながら盤面の先を見据えて場所を取り合う高速詰将棋的な世界が待っています。戦略的思考と戦術的判断と超人的技術が同時に要求されます。こわいですね。もう変態です。


 ミニマップにはたくさんの情報があります。
 ミニマップの兵士ラインの形なんてパッと見るだけで済むし、盤面の形で進むべき展開を覚えておくと試合を動かすための大まかな判断がすぐに導き出せます
 思考や判断が短ければそれだけ敵の先手を打てます。さらに相手の立場に立って敵の手を読めます。もちろん手強い相手には定石の虚を突くのもアリです。それを自分の戦いにどう活かすかは、人それぞれです。
 この「ミニマップの形を見る」ことは、銀筆・金筆の中級アタッカーへのステップアップになると私は信じてます。
 ミニマップの形を見るという簡単なことから初めて、のちのちは勝つためにミニマップを見るクセが付くと凄く良いです。ミニマップの情報を全て見て動けると、気持ちいいぐらいアタッカーが楽しく上達できるはずです(*'ω'*)
更新日時:2018/11/08 01:54
(作成日時:2018/11/07 00:56)
コメント( 2 )
シノグ
シノグ
2018年11月7日 12時32分

勉強になりました・・・ありがたい

いす
いす
2018年11月8日 13時35分

 よく「アタッカーが試合を決めるぞ」とか「ミニマップ見て動いて!」とか言われてるので、それの見方を簡単に解説しました。言われてるわりに解説記事や攻略記事があまり無いなと…w
 1つの参考になれば嬉しいです(`・ω・´)ゞ

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