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自分の触っている筐体を覗いてみよう(レバー編)

by
長靴をぬいだネコ
長靴をぬいだネコ
千葉県のどこかでワンダーをプレイしているゲーセン店員の長靴をぬいだネコと申します。

今更ですが、朝活!!ワンダー部に出場した皆様、お疲れさまでした。
私は朝起きた時のコンディションが悪くて出ようかどうか迷いましたが、無理して出場した結果、次の日夏風邪でダウンしてしまいました。
私としては相方さんが大いに暴れてくれたおかげで悠々と端レーンを進めたので試合結果はそこそこになりました。まぁ、クソ雑魚銀ペンの試合内容なんて見てもしょうもないので、そこらへんは割愛ということで。

風邪が治りかけてきた所を調子に乗って、今回は普段自分が触っているワンダーランドウォーズの筐体の中身を見せてみようというわけで筆をとってみました。
お客さんとしてきている限り、筐体の内部なんてまず見ませんからね。この駄コラムで自分のプレイスタイルをを見直したり、筐体にやさしい扱い方をしてくれるのであれば幸いです。

今回はレバー内部を分解してお送りしたいと思います。おセガ様がやめろというのであれば消しますが。
レバー部を分解するとだいたいこんな感じです。
直接操作に必要なパーツは少なめになっており、特殊なコントローラーの中ではかなりシンプルな印象になってます。内部がごちゃごちゃしすぎな戦場の絆とは大違い
戦国大戦以降のおセガ様の作っている筐体の構造はゲーセン側から見てもメンテがやりやすいものが多くなっているため、個人的には好印象です。
では番号から順に追って軽く解説や破損しやすさなどを。

①回避ボタン外側(破損度★★)
押すことによって⑦の回避ボタンが押され、回避や緊急回避がといったアクションが出てくる。
あんまり強くボタンを押しすぎるとパーツが折れて回避ボタンが埋まることがたまにある。

②操作レバー外側(破損度★)
⑧のアナログスティックを動かすための外側パーツ。
なぜかここにボーダーブレイクのレバーパーツを使っている店があったりする。いやたしかにBBと共用パーツが多いのはわかるけど、そのまま使うのはやめてくれ、操作感全然違う!
なお、思いっきり下方向にいれたりする時にここのパーツがが外れるような感覚があるとかいうお客様いるけど、パーツの設計上思いっきり下に入れることを考慮してないから、あまり変に力入れて操作しないでください。
仕方がないのでうちの店ではちょっとだけこのパーツに改造を施してあります。

③アナログスティックカバー(破損度★)
アナログスティックタイプによくついているカバーパーツ。埃等の侵入を防ぐのとアナログスティックの操作範囲の調整を補っているもの。

④⑤レバーパーツ外側カバー上下(破損度★)
レバー部すべてを覆っている外側のカバー。ワンダーらしい模様がいい感じ。

⑥レバー部土台+各種コネクタ(破損度★★)
アナログスティック、回避ボタン、LEDをすべてつける土台とそれを筐体本体につなげる各種コネクター。
頑丈そうで壊れにくいように見えるが、アナログスティックを固定している爪がヘタってアナログスティックが一部外れることがあり、「なんか操作が突然固くなったんだけど!」といわれる場合がたまにあります。だから下方向に強く入れすぎだってば
その場合緊急手段としてスティックの上から思いっきり押し込んでみてください。多分直りますから。

⑦回避ボタン(破損度★★)
まんま回避ボタン。動作部の宿命としてそこそこ壊れやすい。
でも共用パーツを使っているボーダーブレイクのアクションボタンほどは壊れない。屈伸運動ばっかりしてるから壊れるんだけれども

⑧アナログスティック(破損度★★★)
キャスト移動の生命線のアナログスティック。この手のアナログスティックは壊れやすいため、結構な頻度で交換されます。
ここも一見ボーダーブレイクと共用パーツに見えるが、アナログスティックの型番が違っていて操作の挙動が全然違うので注意しなければいけない。
あんまり力入れてぐりぐり操作してるとすぐ壊れるから注意してほしい場所です。

⑨⑩LEDボード(破損度★)
こっそり光っているレバー部のLED。光っている割にはあまり目立たない存在。

⑪回避ボタンスプリング(破損度★★★★★)
破損度というより失くしやすさといったほうが正しいほどどっかいってしまう、回避ボタンの動きを円滑にしているスプリング。
レバー部をメンテしてスプリングもちゃんと入れたにも関わらず、次にメンテした際には開けた時にどっかいっている時があるほどなくなりやすい。
おセガ様に注文すると1個500円くらいだった覚えがあるやばいスプリング。高いんですよおセガ様!
とはいっても、サンワ製のマイクロスイッチに使われているスプリングをそのまま使用しても何ら問題ないため、もっぱらそっちばっかりを使っています。

レバー部の中身はこんなものです。
私たちゲーセン店員はこんなものしょっちゅう見るため、突然不具合が起こった時にも緊急で対処できますがお客様はそうはいかないので、このコラムで対処法がわかってくれればと思います。特にアナログスティックが外れるのは頻繁に起こるため、覚えておいて損はありませんよ?
どんなゲームでもそうですが、力入れた操作をしたり、外部から変な衝撃を入れたりしなければ意外とこういったパーツは持つものです。
だからほかの投稿でもよく見ますけど、温まって変に力任せに操作したりガンガン叩いたりしないでくださいね?自分がよくても迷惑こうむるのはその他大勢の人たちなんですから。
ペンに関してはまた気が向いた時にでもまったり書くとします。

それではよいワンダーライフを~

 
更新日時:2018/07/17 12:12
(作成日時:2018/07/17 12:08)
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