おはようございます。ウテナと申します。
今回は現在出現中のヴィラン、フロスティ(電磁)について簡単に解説しようと思います。
本記事は、主な読者層として「ヴィラン戦に初挑戦する初心者」を想定しています。
TAガチ勢の方には物足りない内容となっている可能性がありますことをご了承ください。
ヴィラン戦とは、修練場を選択した時に、模擬戦の他にもう一つ出現するモードのことです。
期間限定で、特殊なヴィラン(ボス)が出現することがあり、その期間は「禁書討伐戦」と呼称されます。
参考:https://wonder.sega.jp/event/
本記事執筆時点での禁書討伐戦の討伐対象はフロスティ(電磁)です。
ヴィラン戦に参加すると、参加や拠点破壊などのミッションの達成ごとに報酬を受け取れます。
また、「制圧報酬」というものも存在し、複数回クリアして制圧ポイントを貯めることでステージを「制圧」するとこちらも報酬を受け取れます。
報酬の中身は、新ソウルやトレジャーキー(ペンカスタマイズアイテム等を入手するためのガチャ券に相当)、願いの雫なども受け取れます。
特にソウルは期間限定なので、逃すとスペルリリィと交換で入手する必要があります。1枚は取っておきたいところです。
このように、初心者にも有用な報酬の揃うヴィラン戦ですが、「上級者向け」という文言から敷居の高いイメージを受けるかもしれません。
しかし、慣れてしまえばAIを相手にしている分対人戦よりも楽ですし、全国対戦の息抜きがてら報酬も受け取れます。
フロスティは黒クウバよりは討伐しやすいと思いますし、ぜひこの機会にヴィラン戦に挑戦してみてください。
今回のヴィランについて解説する前に、「ヴィラン戦向きのキャスト」を紹介します。
ヴィラン戦に慣れた方は、自分の好きなキャストを使ったり、新キャストの試運転を兼ねて楽々ヴィランを討伐していきますが、
慣れないうちは下記のキャストを使って、「ヴィラン戦で求められる立ち回り」を覚えると良いと思います。
ミクサ
全国対戦でのアタッカー入門にもオススメなマッチ売りの少女。
初心者プレゼントキャンペーンで手に入る第5スキル「ヒートチャージ」とヴィラン戦の相性が抜群です。
ヒートチャージを発動してヴィランを攻撃するだけでMPがモリモリ回復するので、強力なスキル群を連発できます。
さらに、(扱いに慣れれば)ヴィラン戦最強のキャスト、エピーヌとの相性がバッチリな点も高評価。
ビルドはまずは事故防止の体力盛り、慣れたら徐々にスキル火力に振っていくと良いでしょう。
エピーヌ
ヴィラン戦熟練者がソロ討伐に担ぎ出す、対ヴィラン決戦兵器。
スキル「百年の眠り」とワンダースキルによるスキル攻撃力、リンク攻撃力増加が、
「ヴィランを囲んでスキルで殴る」というヴィラン戦の仕様にガッチリ嵌まっています。
また、「茨の回廊」により多段ダメージを与え一気にヴィランのHPを削り取ることもできます。
「百年の眠り」の仕様上デスが許されないので、ヴィラン戦に慣れ、デスしない立ち回りを身につけたら是非使ってみましょう。
こちらのビルドもまずは事故防止の体力盛り、慣れたらスキル火力やリンク火力に振っていきましょう。
ドルミール
序盤に強いファイター。エピーヌと同じ典拠を持つため、二人合わせて「茨組」などと呼ばれます。
拠点を破壊して速攻でヴィランと対峙したい、というヴィラン戦の仕様にもマッチしていますし、
エピーヌほどの決定力はありませんが、エピーヌよりも長射程の「断絶の茨道」や、多段ヒットの「針の筵」など、
「兵士を処理しつつリンクを稼ぐ」ことができるため、立ち回りに安定感が生まれます。
全国と同じビルドで出てもそこそこ仕事ができる点も高評価。ファイター使いの方向け。
逆に、いわゆる近接キャストは、特に今回のヴィランのスキル構成が近接メタなのでお勧めしません。
もちろん近接キャストでヴィランをボコボコにしている猛者もいらっしゃいますが、初心者向けではないです。
最低限、中射程以上のキャストで出撃すると安定すると思います。
次に、ヴィラン戦で気を付けたいことをいくつか。
デスしないようにしましょう。全国と同じことですが、全国よりもデスペナルティがきついです(ゲージ10%減少)。
ラインはできるだけ上げておきましょう。兵士弾や敵キャストとヴィランを同時に相手取るのはしんどいです。
幸い、こちらの方が出現する兵士は強く設定されているので、ヴィランと同じ位置あたりまでラインを上げましょう。
隙の大きい攻撃を使用するときは気を付けましょう。今回のヴィランもそうですが、射程無限の攻撃がいくつか存在します。
遠距離から隙の大きい大ダメージ攻撃を狙うのも一つの戦法ですが、攻撃モーションを確認してから、など、安全確保に留意しましょう。
ダウンを取ると楽にはなりますがリンクが取れなくなります。ダウンさせすぎても討伐に時間が掛かるのでやりすぎには注意しましょう。
では、いよいよ今回のヴィランの解説です。
今回のヴィラン「フロスティ」(電磁)は、スタン攻撃が最大の特徴です。
「オオユキころころ」以外の全ての攻撃にスタン属性が付加されています。
このため、スタン攻撃からの兵士弾や他キャストの攻撃、フロスティ自身の攻撃によるコンボが凶悪です。
大ぶりな攻撃が多いため「攻撃を喰らわないように立ち回る」「ラインを上げてコンボ攻撃を避ける」ことを意識しましょう。
以下、各攻撃の解説です。
・ユキダマぽいぽい
射程無限の投擲弾による攻撃。当たるとスタンします。
帰城モーション中や隙の大きいスキルの硬直中にはヒットが確定しうるので、これらの行動を行う際には十分注意しましょう。
ダメージ自体は1目盛り程度なので、スタンからのリンクに注意すればさほど怖い攻撃ではありません。
・ビュービューぶりざーど
自身中心の範囲攻撃。当たるとスタンします。
ワンダースキル発動後は3hitするため、スタン後の追撃を含めるとほぼデスが確定します。近接殺し。
一応両腕を振り上げてぐっと溜めるような予備動作があるので、これが見えたら即座に退避しましょう。
・ニンジンばんばん
自身の目の前に、扇形(5方向)にニンジン弾を連射します。
発射後、戻りの弾にも判定があり、発射時はスタン、戻り時は吹き飛ばし属性があります。
スタンしてからの戻りの弾で敵兵士の前に運ばれて事故死、というパターンが怖いです。
発射時のフロスティの顔の正面より少し横にずれたあたりが安全地帯ですが、シビアなので大きく横に迂回するのも手です。
・オオユキころころ
スコップを持ち出しその場で停滞する雪玉を作ります。一定以上の大きさになると高速で直進します。
射程無限なうえ、見てからの回避が困難、かつ序盤から使用してくる上に大ダメージ(約30)という、
序盤はもっとも厄介な技です。停滞中も判定があるので中盤以降のインファイト時にも鬱陶しいです。
他のキャストと射線が重ならない位置(相手の回復の泉辺りから直線を伸ばすイメージ)でライン戦を行いましょう。
・カチカチこっちん
ワンダースキル発動後に使用するスキル。キャストを追尾する氷柱を落とす三連射攻撃。当たるとスタンします。
画面の周囲に黄色い粉のようなエフェクトがかかるのでわかりやすいですが、追尾仕様により攻撃中は走って逃げる必要があります。
誘導は弱いので、とにかくエフェクトを見たら攻撃を中断して戦場を駆け回りましょう。
・ワンダースキル
硬質化、ならびにヴィランを中心とする引き寄せ効果(範囲無限、ジーンのWSに近い挙動)が発生します。
引き寄せ効果は当然スタン中も継続するため、「スタン→引き寄せ→ビュービューぶりざーど3hit」のデスパターンが多いです。
また、引き寄せにより地味にヴィランに狙いをつけづらくなっているのでその点にも注意しましょう。
・攻略考察
体力と防御力が極端に高い代わりに、足が遅いので「囲んで叩く」のが攻略の基本となります。
そのために、序盤は素早くラインを上げ、拠点を破壊すること(ヴィランの防御力は拠点破壊により低下します)、
中盤以降はラインを維持して兵士やキャストからの被弾を避けつつ、Linkダメージを狙うことが重要です。
スタンへのレジスト効果を持つアシストは数が少ないですが、「豊穣」「気高き獣公爵の服」あたりが採用候補でしょうか。
特に、「気高き獣公爵の服」はスキル型キャストとは相性が良いので、攻撃を避けづらいと感じたら採用しましょう。
Linkダメージを重視する都合上、「バレットダンス」や「茨の回廊」など、継続多段ヒットのスキルが非常に有効です。
立ち回りに慣れてきたら、「クイーンオブハート」「剛拳はつせ」などリンク攻撃力を上げるアシストを入れると火力が増します。
後半ラインが上がってくると、敵キャストとヴィランがほぼ同じ位置にくるので、敵のリンク攻撃も怖いです。
敵キャストは硬直を晒した隙にスキルをぶつけるなどして倒したり追い返したりすると安定します。
ヴィラン戦は仲間との共闘という感覚が全国対戦以上に味わえるかもしれません。
ぜひ、この機会に修練場の楽しさも知っていただければと思います。
長文にお付き合いいただきありがとうございました。