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初心者向け基礎講座 1時間目

by
U.N.Owen
U.N.Owen
初めに。

この投稿は、完全に初心者向けです。ですが、ある程度やりこんでいる方々にも、自分の出来ていないところなどを見つけるきっかけになったりしたのなら、幸いです。
また、まだまだ銀筆の分際ですので、上級者の方々、もしも記載に誤りなどをございましたら、コメントにて修正していただけると幸いです。

さて、前回はホームルームと題して、ワンダーランドウォーズの基礎中の基礎。マップとロールについて説明致しました。
(前回はこちら:https://wonder-club.jp/posts/142357)

今回はキャスト…の前に。試合の中で気をつけるべきこと、そして、試合前に気をつけることについて説明していこうかと思います。
とは言え、キャスト毎に立ち回りも違えば、気をつけることも結構変わってくるので、ここでは、どのキャストでも言える、プレイヤー全員が気を付けるべきこと、を解説していきます。

《試合中気を付けるべきこと》

その1:経験値を取りこぼさない

はい。一番大事です。経験値、というのは、敵(兵士やキャスト)を撃破した時に、その周囲に現れる青っぽい八面体のクリスタルのことです。

これが経験値です。画像が荒くてちょっと見づらいですが…
経験値は、キャストがある程度の距離まで近付くと、勝手に回収されます。だいたい、ロールエフェクトの範囲内まで近づけば取れます。
(ロールエフェクトについては、この投稿の最後の方で取り上げます)
これを集めることで、チーム全体のレベルが上がっていきます。
基本的にどのキャストも、レベルが高いほど素のステータスが高くなり、さらにアシストの効果が適用されていったり、スキルが解禁されていったりと、要するにレベルアップっていうのはいい事づくめな訳です。
逆に言うと、経験値は一定時間放置すると消滅してしまうので、これを回収せずに居ると、敵軍と徐々にレベル差が出来ていき、キャストのスペックに大きな差が出てしまう事になります。
こうなるともう地獄です。レベルが3つくらい違ったりすると、そこから巻き返すのは至難の業です。アタッカーが上手いと結構行けたりしますが。
つまり、
「兵士を倒す→少し前に出て(自軍兵士列ギリギリくらい)経験値回収→下がって兵士処理」
というのを基本的にどのキャストも序盤は繰り返すことになります。特にファイターは。射程が短い為に、前に上がらなくても経験値が回収出来るキャストも結構いますが、そういった場合でも、取りこぼしがないか、というのは常にチェックするようにしてください。
ですが、無理は禁物です。前に上がりすぎてキルを取られてしまうのは、結果として取りこぼした経験値以上の経験値を敵に献上することになるので、ご法度です。

補足程度に。
アシストの中には特定条件下で経験値獲得範囲を広げるものがあります。
 
例えば、長射程キャスト、かぐや御用達のソウル「神酒」
 試合開始から一定時間経験値獲得範囲を増大する効果を持つ。なお、再発動不可。




余りに経験値回収が上手くいかない、というのであれば、こういったアシストを装備することを考えてみるのもいいかもしれません。


その2:死なない

これもめちゃくちゃ大事です。結局経験値の話になるのですが、キャストがキルされた場合でも経験値が現れます。キャストキルで得られる経験値は、兵士撃破によるものより遥かに多く、結果としてキル数の差がそのままレベル差に直結すると言っても過言ではありません。
なので、デスしてしまう、ということは、相手にそれだけ経験値というハンデを与えることになるのです。
さらに、デスはチームゲージにダメージを与えてしまいます。つまり、拠点での攻防が拮抗していても、キャストキルによるチームゲージへのダメージ(通称キルダメ)の差で負けてしまう、なんてことも充分有り得るのです。
また、基本的に、デスしてから戦線に復帰するのと、一旦帰城してから復帰するのとでは、後者の方が早いです。つまり、デスしないことが、味方の負担を多少なりとも減らすことになるのです。
ですので、体力が減ったら、拠点が落ちそうでも、それによって負けるような土壇場でない限りは、帰城しましょう。それが、味方と自分のためです。

なお、小技程度に知っておくと便利な事として、敵キャストにキルを取られた場合と、敵兵士にキルを取られた場合とで、出現する経験値の量に多少差ができます。兵士にやられた場合の方が若干、経験値の量が少ないです。どうしても逃げきれない状況に追いやられでもした場合は、せめてキャストにキルを取られないようにするといいでしょう。


その3:軽率な裏取りをしない

「裏取り」というのは、兵士同士が見合っている戦線での勝負(いわゆるレーン戦)に対し見向きもせず、その奥にある敵拠点を直に攻撃しに行くことを指します。
確かに、リンや吉備津彦など、一部のファイターは拠点を単独で落とすことに長けていますが、それは上手い立ち回りと、絶妙なMP管理、戦場の理解を伴った上での行為で無ければ無意味です。
下手すれば敵兵士弾で死にます。敵に経験値を献上することになり、味方全体を苦しめることになります。
どうも、虎の巻のせいか、レーン戦をせずに拠点に一直線に攻めに行って、何度もデスする初心者がいらっしゃいますが、本当にご法度です。それだけで試合が決まります。
少なくとも、キャストのスキルの性質上裏取りがしやすいのかどうか、どのスキルが使えるタイミングならできるのか、最低限それを考えた上で、死なないようにやるのが裏取りです。成功すれば確かに大きな貢献ですが、再三言います。死んじゃダメです。

結局、無難にレーン戦をしていた方が勝率は安定するかと思います。味方に負担をかけない。これも意識しておくべきことでしょう。


と、以上3つが個人的に思う試合中気を付けるべきこと、です。
他にも、線を引く時間をなるべく短くする、とか、前に出すぎない、とか、相手が攻撃しやすいような硬直を晒さない、とかも僕自身がやる時は意識してますが、初めはとにかくこの3つでしょう。
これらを気をつけるだけで、敗北率がガクンと下がるはずです。


では次に、試合前に気をつけること、準備において気をつけることです。
《試合の前に気を付けるべきこと》

これについてはただ1つ。キャストに見合ったアシストを付けること。
ワンダーランドウォーズにおいて、アシストというのはレア度が高ければ強い、というのは確かにそうなのですが、それ以外絶対に見逃してはいけないものがあります。
それが、「発動レベル」です。アシストカードの左上に書いてある数字が、そのアシストがどのレベル以上なら発動するか、を表しているのです。
例えば、先程の神酒でいえば、左上の数字は1なので、レベル1、つまり、試合開始時から発動し続ける事になります。
また、アシストの中には「特殊」と記された、特定条件下でのみ発動する効果を持つものがあります。


例えば左の「マッチ売りの少女 スピカ」の場合、通常のスピード上昇、スキル火力上昇の他に、「敵に攻撃をヒットさせる度に、一定値までスキル火力が上昇」と、「敵キャストを撃破する度に、一定値までスピードが上昇」というふたつの特殊効果を持っています。

この画像(試合中のもの)では、このふたつの特殊効果のどちらもが発動しているため、カードの右上の炎のようなマークが2つとも赤く点灯しています。特殊効果が1つの場合は、この炎のマークがひとつになり、特殊効果が発動していない場合は、このマークが黒い状態になります。特殊効果が、クールタイムなどの影響で発動出来ない場合は、このマークの上に灰色の丸に斜線を1本引いた、禁止マークが付きます。

こういった、アシストの効果の発動条件をしっかり認識した上で、そのキャスト、及び自分のスタイルに合ったアシストを選択することを意識してください。
特に、アシストの特殊発動条件の中には、「装飾が2枚以上発動している時(例:火喰いのプレジデン)」のような、アシストを指定するようなものもあるので、こういったものは特に注意しましょう。

ただただワンダーレアのアシストをつければいいという訳では無いのです。ドロー主体で戦うファイターがストレート火力を異常なほど盛る必要も、ストレートを振りまくるような戦い方をしない限り必要ないのです。アシストは試合が始まってしまえば、どうしようもありません。だからこそ、試合前にしっかりと確認しておきましょう。


それでは、1時間目の最後に「ロールエフェクト」について説明しましょう。

ロールエフェクトとは、ロール毎に決められている自分周囲の味方キャストに与える特殊な効果のことです。ちなみに、自分も含まれます。ロール毎に特定のレベルになると勝手に発動され、それ以降永続的に効果を及ぼします。ロールエフェクトが解禁されるレベルになると、自分のキャストの周囲にしばらくの間黄色い円が描かれますが、それがロールエフェクトの効果範囲です。
また、キャスト固有のアシストなどによって、このロールエフェクトに追加で効果を与えるものもあったりするので、その辺はアシストをよく見てみましょう。

まず、アタッカー。
アタッカーのロールエフェクトは「攻撃力アップ」です。レベル4から解禁されます。キャストキルを狙う性質上当然といえば、当然ですね。

次にファイター。
ファイターは「防御力アップ」です。なんで、と思うかもしれませんが、レーン戦で押し込んでいくためにはそれなりの耐久性が必要になるからです。ついでに言うと、そういった性質上スピードが遅かったりして、アタッカーからは狙われやすいため、それ対策であるような気もします。発動はレベル6です。

最後はサポーター。
サポーターは、「スキル及びドローの消費MPが下がる」です。発動は最も早く、レベル3です。この恩恵を受けられるかどうかで、スキルアタッカーも立ち回りが結構変わります。


前回を超える長文になってしまったこと、お詫び申し上げます。その分言いたいことは言えたと思っているので、できるだけ読んでいただきたくも思います。
いかがでしたでしょうか。これを機にワンダーランドウォーズの技術が上がっていったりしたのなら幸いです。
皆様に良いワンダーランドライフを。
更新日時:2021/06/21 13:57
(作成日時:2021/06/21 00:32)
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