はじめまして!ちょっと前にアリスでラピスラズリ(EX10)になりました。
僕のことを知っている方からすると「あんなヤバい奴が」という感じだと思いますが,日々成長してきた結果だと思います。
僕がラピスになったことが皆さんの何かしらのきっかけになればと思います。
また,試合に勝ちたいあまり画面内外問わずこれまでノーマナープレーを多くしてきました。申し訳ありません。
以下にはアリスでEX10になるためにどう考えて試合してきたか,個人的なことを書きます。
僕のことが嫌いな方やEX10なんて参考にならないという方もいると思うので,「アリスがメインキャストで,CRが0~EX5くらいまでで伸び悩んでいる人」向けに書こうと思いますが,それに限らず是非皆さんに読んでいただければと思います。
ではその内容ですが,アリスはキャストに攻撃する方法として
びっくりよりもボムバルをたくさん使うべきだと思います。
理由はびっくりはハイリスクハイリターンですが
ボムバルはローリスクハイリターンだからです。
これはFFASの試合で,相方はシグルドリーヴァでした。
僕の対戦履歴を見ると,平均してボムバルは10~12回,びっくりは3~5回という試合が多いです。
今回の記事はこれに比べてボムバルが少なくてびっくりが多いような方々への提案です。
具体的にはびっくりが撃てるようになるLv4以降のボムバルの意識についてです。
たとえば
ちょうど敵の9体列がHP満タンの敵の右レーン担当と同じタイミングで来ています。
この状況で右手前を折るためにドロシィに横槍する場合,ボムバルもびっくりも使えますがびっくりを当ててもワンキルできるわけではないのでボムバルで十分ではないかと考えます。
びっくりを当てることができればドロシィは帰城するでしょうから右手前は確実に折れますが,ボムバルさえ当ててしまえば数秒後にドロシィのHPは半分程度になり,右レーン担当の味方が十分有利に戦えるはずですから横槍としては十分でしょう。
寧ろそれによりMPが(びっくりの40とボムバルの25の差し引き15)浮くことのほうが貴重で,これは横槍に失敗した時も同様なわけです。
似た状況が一試合の中で複数回あればあるほどハープ発動時間
※1,かくれんぼ時間の短縮
※2,びっくりや追い打ちびっくりを撃ちたい大事な場面でのMPの捻出,等々平時の立ち回りが強まります。
では次に敵キャストへのボムバルの当て方です。
敵キャストに当てることを狙った
ボムバルの命中率がアリスの勝率と言ってもいいくらい大事だと思います。
しかし,それっぽいことを書きますが,正直僕も分からないので以下に載せた以外に良い方法があれば是非ご教授いただきたく思います。
またどこまでいっても敵が上手ければ当てられないときもあるのでそこは割り切り,ヒューマンエラーに期待するしかないときもある
※3ので,心理的に避けづらいボムバルの撃ち方の紹介という認識でお願いします。
1.兵士列に紛れたキャストに当てるとき
敵キャストが敵兵士列に紛れているときに敵兵士に当てて爆風に巻き込む方法です。
これが基本かつ最重要技術の一つで,殆どのキャストは兵士処理する場合兵士列の近くにいるため,機会としては一番多いわけです。
これを徹底することが勝率をあげる第一歩だと考えています。
1-1.森から撃つ
一番メジャーな方法だと思います。
発生が見えないので森の外から撃つよりとても当たりやすいです。
敵兵士列が森からボムバルを当てられる高さにいる場合は,
何も考えずに正面から撃つくらいなら,森に隠れてから撃ったほうがいいわけです。
ボムバルは森から撃つべきと言われれば全員その通りだと答えると思いますが,では「意識して森に隠れてボムバルを撃つようにしているか」「森から狙える位置の兵士列に森の外からボムバルを撃っていないか」というのは是非考えてみてください。
あるいは試合中に森の外から撃ったボムバルについて,「今のは森から撃つことはできなかったのか」などと検討してみるのも大事だと思います。記事を書いていて思いましたがマップを想像すると森から撃てない位置というのほうが寧ろ限られる気がしますね。
ただ注意して欲しいのは,森にいることがバレている場合,逆側に寄られるだけでボムバルの射程的に非常に当てづらくなるため,レーンから森に隠れて撃つ場合は
「森に入った直後に」「正確な角度で」撃つことが大事です。
1-1-1.中央レーン
一番機会として多い場面でしょう。
今こちらがLv2になって中央から森に隠れた直後に兵士に当たるギリギリの距離に対して撃ちました。
敵ピーターとしてはLv2のアリスが森に入ったわけですから,まずボムバルを警戒するでしょう。
しかし「森に入った直後に」「正確な角度で」「射程ギリギリで」当てることができたのもあってかこのボムバルは当たりました。
1-1-2.端レーン
これは森の縦の入り口から狙っている場面です。
縦の入り口は端レーン寄りにあるため,端レーンの兵士列へボムバルを撃つ場合横の入り口からよりも高い位置へ当てることができます(横の入り口からではこの高さの敵兵士列には当たりません)。
1-1-3.★二度撃つ
実践している人が少ない気がするので個人的にはオススメしたいテクニックです。
ピーターを狙って森からボムバルを撃ちましたがギリギリのところで当たりませんでした。
そこで,その
直後に同じ角度でもう一発撃ちました。
画像を見れば分かると思いますが既に一発ボムバルが爆発してますね。
ピーターはこの間にSSを撃っていたので,硬直にボムバルが刺さりました。
しかしMPを50使ってまでやるべきかどうか分からないので皆さんのご意見も聞きたいところです。
個人的にはびっくり(40)+自衛ドロー(10)と同じMP消費ですし,二発目の命中率は体感8割を超えています※4。そもそも一発目で当たる可能性もあるわけですから,状況にもよりますが十分実践的なテクニックだと思います。
1-2.対角のキャストを狙う
この画像の少し前に自分は中央レーンの右側寄りにいました。
そこからピーター側に寄って(つまり右下から左上に寄って)ピーターを狙いに行こうとしたところ,ミクサが右側で兵士処理をしようとしたので右側の森の壁に向かってボムバルを撃ちました。
この直後緊急回避も踏まずにドローを撃っていたので,それを見る限りミクサはボムバルで狙われていることに気づかなかったのかもしれないですね。
1-3.設置されているコアに当てる
いいキャプチャができなかったのですが,ピーターやリンの設置するコアにもボムバルを当てることができます。
特にピーターのゲートは中央レーンのど真ん中に置き,コアにくっついてこれを盾にしてレーン戦を仕掛けてくることも多いため,
ピーター相手の場合兵士に巻き込むより期待できる印象です。
ワダツミやシレネッタのコアはボムバルを当てたところですぐ本人らに解毒されてしまうのであまり意味がない気がします。
1-4.後ろの兵士列に当てて巻き込む
敵キャストの後ろに,手前拠点から出てきたばかりの4体列がいます。
敵からするとここでボムバルを撃たれたとき,4体列が自分の後ろから来ていることを把握していないとこの位置では避けることが困難です。
もし仮に後ろにいる4体列を把握していたとしても,それを狙われていると認識してから避けるためには森に隠れるか真後ろに下がるしかないように思います。
特に端でレーン戦をする時には敵キャストの後ろにいる兵士列に如何にボムバルを当てるかが勝率に繋がっていると思います。
端については最序盤の
Lv1~Lv2までの立ち回りが大事ではないかとも思っています。
1-5.裏を取って後ろから兵士に当てて巻き込む
レーン戦をしているとき,基本的に敵キャストは敵兵士の裏側にいます。
そこで裏から兵士にボムバルを撃つと逃げ場に困り巻き込みやすいです。
この画像は巨人が出ていますが巨人が出ていなくても同じです。
もっと言えば自陣側の森から撃ってますが,これは敵陣側の森でも同様で,もっと言えば裏から撃つ場合森から出ていても十分当たりやすいため,発生が見られてもいいので全体マップでいう左端,右端にいる敵キャストも積極的に狙いにいきましょう
※5。
2.森の中
硬直が大きいアリスですから,森の中の木や拠点を挟んだ攻防は基本的に苦手ですが,木を挟んでいる場合ボムバルの発生が見えないため当たりやすくなります。
多くのキャストは木を巻き込むようにドローを書いて自衛を狙ったりヒートインパクト・一喝・四股等で木の傍にいるアリスを狙ったりするために木の傍にいることが多く,
木にボムバルを当てると有効です。
相手のかぐやと森に入っている状況です。
今回はかぐやだったため竹光を警戒して距離を取りボムバルを木に当てました。
応用として、ボムバルの射程を理解した上で木の周辺の壁に当てることで,ボムバルを木に当ててくることを読んで木自体から距離を取っているような敵キャストを狙うこともできます(画像で言う左の矢印のことで,使いこなせれば非常に強力です
※6)。
3.拠点に当てる
拠点は兵士・巨人と違って動かないので,狙えば確実にボムバルが爆発します。拠点際の敵キャストはねらい目です。
3-1.自軍拠点
自軍拠点に当てる状況は大体裏取りされているときです。敵キャストのHPにもよりますが,大きく分ければびっくりで確実にキルできるならびっくり,そうでないならボムバルを拠点に当てるといったところでしょうか。自分でもよくわかっていません。
3-2.敵拠点
手前拠点と奥拠点でやることは変わりませんが,特に奥拠点は帰城してレーンに復帰しようとしている敵ファイターに有効です。
画像はボムバルのタイミングがちょっと遅いです。実際このボムバルはドルミに当たりませんでした…。
基本的にファイターは一秒でも早くレーンに復帰したいでしょうから,丁寧に狙えばほぼ確実に当たるはずです。
ずらっとボムバルについて書きましたが,びっくりが弱いと言っているのではありません。
びっくりだってめちゃくちゃ強いですし、びっくり一発で確実にキルできるHPの敵にはもちろんびっくりを積極的に狙っていくべきでしょうし,1秒を争う状況ではダウンする分びっくりに分があります。
大事なのはボムバルを撃つべき場面なのかびっくりを撃つ場面なのかよく考えて行動することであって,
試合中敵の誰かに攻撃を仕掛けにいこうとしたときに,常にびっくりを撃つことだけを頭に浮かべているのであればそれは避けるべきと言いたいのです。
僕はだいたい一試合に一回はびっくりを撃った直後に「今のはボムバルだったかもなあ」と反省している気がします。
最後にビルドですが,正直全然わかりません。アリス強い方々の意見を聞きたいです。
基本これでSPD・キルダメ・スキル火力・HP・SSがバランス良く盛れていて文句がない気がしています。
紋章も確かにHPは盛れますが,個人的にはHPよりSPDを盛りたい派です。
アシスト
端確定ならハープは金靴に変えてもいいかもしれません。
ハープは人気があり付けている人も多いですが,採用するならMPを節約する立ち回りをしっかり意識するべきだと思います
※1。
常にMPがカツカツになる立ち回りをしているようならハープではなく真珠をオススメします。
馬頭琴ですが,殆どの編成相手にWSでキルを狙えるアリスにはぴったりだと思っているのですがどうなんでしょうか。
あと最近出たHP満タンになったら一定時間足が速くなるやつも入れてる方もいますが僕は使ったことないので教えてください。
ソウル
基本ヴァラーでいい気がします。端確定なら若紫モルガナでもいいかもしれません。
最近かぐアシェやかぐ闇のメタに豊穣もアリじゃないかと思っています。
強い方の中には端のときに黄竜入れてる人もいますが僕は使ったことないので教えてください。
マスタースキル
ナーゲルしか使っていません。なんだかんだ拠点を守れるシーンが多いです。
一方通行で走りながら使っていると普通にSSを刺されるので,多少振り子しながら使ったほうがいいです。
話は逸れますが時限強化や兵士処理数によって発動するアシストの特殊効果は,試合中にそのアシストカードの横にメーターがあって,それを見れば分かるのをつい最近知りました。
アリス以前にそもそもアタッカーとしての立ち回りの仕方についてはご存じの通り私はヤバいので書けません。
逆にそんな僕でもラピスになれてしまうくらい
アリスは強いという証明になってしまいました。
以上です。気に障る記述があったら申し訳ありません。
これだけ書いておいて情勢的に当面wlwはプレーできないと思いますが一緒に頑張りましょう。
※1 びっくりではなくボムバル(+ドロー)を撃つと差し引き+15(+5),DSを1回減らすごとに+10,かくれんぼでn秒長く停止することで差し引き約+2.5*nなど,アリスの強みを崩さないようにしながらMPを稼ぐ方法は多くあります。それっぽいことを書いていますが,勿論試合中にこんな具体的な数字で考えているわけではなくて,普段から無意味にMPを消費していないかということを発問しています。
※2 かくれんぼする際にHPが満タンになったらすぐ動き出す人もいるように思いますが,HPが満タンになった直後だとMPはまだまだ回復する余地がある場合も多いです(特にHP,MP共にギリギリでかくれんぼを使った場合)。余程どこかのレーンや拠点際の攻防が緊迫してない限りはHPが満タンになったとしてもMPが十分に回復するまでかくれんぼを続けたほうがいい場合もあるように思います。是非頭の片隅に入れていただきたいです。
※3 そもそもこれを言い出してしまえば「全部避けて全部当てる」理論が最強になってしまうわけですし,決して敵プレイヤーを貶しているわけではないことをご承知おきください(寧ろボムバルに当たってくれないランカーが嫌いです。だからこそヒューマンエラーの著しく少ないプレイヤーを敬意を込めてロボットと呼ぶのではないでしょうか)。
※4 状況も何も考えずに適当に二発撃てばいいわけではないので8割を超えているから何だという部分もあります。うまく言葉にできませんが,あくまで一発目が本命で,「仮に一発目が当たらなかったとしてももう一発撃てば」というニュアンスです。言わんとしていることが伝わってくれればと思います。
※5 敵キャストを味方ファイターと上下で挟み撃つというアタッカーとしての大事な立ち回りがあります。この場合敵キャストは敵兵士列に隠れてショットから逃げようとしますが,この際敵兵士列にボムバルを当てることができるのがアリスの明確な強みの一つだと思います。敵兵士列に紛れた敵キャストに攻撃することのできるアタッカーは他にも沢山いますが,その中でもアシェのミストと並び,飛び抜けてローリスクな立ち回りができるのではないでしょうか。
※6 本来はもう少し木に寄っていれば画像でいう木の右側にある森の壁も狙えます。竹光を避けた画像のため飛距離が足りませんが…。