どうも、ガヤと申します。ジュゼが推しの銅筆プレイヤーです。
wlwが本日(6/17)、Ver.4.10-Aへとアップデートされ、新キャストの「ジョーカー」が実装されました。
wlwでは初のコラボキャラで、知名度も高い事からTwitterではちょっとした騒ぎになっていました。(新規獲得に必死なんですね運営さん……)
今回は全国対戦を22試合やった上で、ジョーカーを使ってみた&相手にした事による所感を述べて行きたいと思います。
目次
1.キャスト性能について
2.立ち回りについて
3.ビルドについて
4.まとめ
1.キャスト性能について
まずはジョーカーの性能についてですが、結論から言います。
めちゃくちゃ強いです。
中でも
序盤の兵士処理に役立つ「エイガオン」
硬直ほぼ無しで高速壁抜けを可能とする「ACTiON!」
キャストに当てる必要があるものの射程が非常に長い「HOLD UP!」
この3スキルが際立って強く、かつ自身のスピードやDS射程・SS威力も申し分ないという、非常に性能が高水準にまとまっています。
それでは、性能の方を見て行きましょう。
まずは各ショットについて。
・SS
銃から2発の光弾を放ちます。1発目はよろけ、2発目はダウン属性です。
ドロシィとピーターのSSを足して2で割ったような感じですが、アタッカー故か威力が高いです。
前半は兵士処理、後半は「ACTiON!」と合わせてキルを担う、ジョーカーのメインウェポン。
2発攻撃の関係で比較的硬直が長い為、しっかりと当てて行きたい所。
・DS
黒い光弾を放ちます。こちらはミクサのものと挙動が似ています。
小兵士の体力が半分程度残り火力で見ると心もとないものの、射程がそこそこある為足止めには十分。
後半は使わない為盛る必要は無く「エイガオン」もある為、兵士を弱らせつつ隊列を崩す使い方が良いでしょう。
こちらもやや硬直がある為、隙を狙われないような位置取りをしましょう。
次に各スキルについて。
・「エイガオン」
ミクサのフレイムショットのようなスキル。
敵や障害物にヒットするか終点まで飛ぶと爆発し、範囲内の敵にダメージを与えます。
命中時は小兵士の体力が3割ほど残るものの、範囲ダメージにより次々と兵士が倒れる為実質1列処理になります。
兵士の足止めにはうってつけで、キャストへの拘束力もそれなりにある使い勝手の良いスキルです。
・「ACTiON!」
ピーターのエアーウォークのようなスキル。
移動距離は3分の2程度に減っているものの硬直はほぼ無しで、帰城後即座にブースターに向かって打つ事で素早く戦線に復帰できます。
敵キャストへの奇襲や戦線離脱等、汎用性の高いスキルです。
・「HOLD UP!」
ジュゼのスパイダー×スライサー(ハート消費版)のようなスキル。敵キャストにヒットした場合、乱舞攻撃を行いダメージを与えます。
乱舞中は演出が入り、その間ジョーカーは無敵になります。
射程・発生共にロビンのジャストショットに似ており、遠距離から硬直を狙って使うと当てやすいです。
後半はSSがメインの為使う機会は少ないものの、編成しておく事でプレッシャーを与えられるでしょう。
・「マハエイハ」
ミクサのラインフレアのようなスキル。
ドローショット感覚で兵士を1確でき、キャストにも大ダメージを与えます。
書いてある事は強く実際喰らうと痛いのですが、兵士処理は「エイガオン」で間に合う事と、MP消費が重すぎる為思ったほど使い勝手は良くないです。
端担当になりそうな場合は編成しておくと役立つ場面があるでしょう。
・「TAKE hEaRT」
スカーレットのデッドリーギフトのようなスキル。自身中心の範囲内の最も近い敵キャストに移動攻撃を行います。
MS回復は優秀に思えますがこのスキルを打つよりもSSを当ててキルした方がパフォーマンスが良いため、主力というよりも美猴のような接近戦を挑んで来るキャストへの対策として編成するスキルです。
それ以外の場合は「ACTiON!」で近付いて即打ちする事で比較的容易に当てる事ができます。
効果を活かす為の技術が要求される上級者向けのスキルという印象です。
最後にワンダースキルについて。
・「我は汝、汝は我…」
HP回復、SS火力上昇、SSに貫通と爆発を付与という、至れり尽くせりなWS。
キャストキルはもちろん巨人の処理にも非常に適したWSで、攻めにも守りにも使えます。
持続時間が短い為デス防止の目的では使わず、巨人やキャスト撃破に使うのが有意義でしょう。
以上が、ジョーカーの性能についてです。
SSの火力の高さについては申し訳ありませんが、良い例えが浮かばなかったです。
汎用性の高いスキルを複数持つ為、様々な状況に対応できるというのが強みであると同時に、各ショットの硬直がやや長い為外すと痛いという弱みもあります。
また、やれる事の多さ故ビルドで迷走する可能性があります。目的を定めて特化したビルドを組む事で本領を発揮できるでしょう。
2.立ち回りについて
ジョーカーの立ち回りについてですが、概ねLv3まではミクサ、Lv3以降はナイキのような立ち回りをするというイメージです。
序盤はDSで兵士を転ばせつつSSで兵士処理。回り込んでくるキャストはSSで牽制。くれぐれも硬直には注意。
Lv2になったら「エイガオン」が解禁される為、兵士列中心に当てつつSSでキャストを狙いましょう。ただし深追いはせず、兵士の処理をメインに行いましょう。
Lv3で「ACTiON!」と「マハエイハ」が解禁。ここからキャストを狙った立ち回りを行って行きましょう。本格的な火力上昇はLv4以降の場合が多い為、「エイガオン」を中心に攻めるのも良いでしょう。
Lv4で「HOLD UP!」が解禁。近付くのが難しいキャストに対しての有効打であると同時に、森からの不意打ちに向きます。
Lv5で「TAKE hEaRT」とWSが解禁。この頃には巨人が出現してくる頃である為、処理にWSを使う場合が多いでしょう。巨人処理が得意なキャストがチームにいる場合は相談の上で巨人処理を任せ、自分はキャストキル目的でWSを使うのもOKです。
以上が立ち回りについてです。
Lv毎に使うスキルの候補が決まっている為動きを組み立てやすいと同時に、相手に読まれやすいという欠点も兼ね備えています。
特に「ACTiON!」は森に入ってから使うと相手に読まれる事もある為、相手の硬直を狙って使う等タイミングを見計らう必要があります。
また「キャストに当てる」というのが前程でありスキルもほぼ非貫通型である為、兵士の多いレーンでの戦いや足の速いキャストは苦手な部類に入ると思われます。
以上を踏まえた上で、自分の「得意」を相手に押し付けて行きましょう。
3.ビルドについて
ビルドについてですが、優先度が高いのはSS火力・射程と移動速度、回避距離でしょう。
逆にドローは最序盤でしか使わない為サクっても問題は無いと思われます。MPやスキル攻撃力関連は「マハエイハ」や「TAKE hEaRT」を使う場合は候補に入ります。
編成に多く見られたのはWR専用2種、猟銃、災禍の糸車、升等です。
スキルは「エイガオン」と「ACTiON!」が必須で、残り1枠は好みで付ける形になると思われます。個人的なオススメは遠距離から圧を掛けられる「HOLD UP!」です。
マスタースキルは邪魔な兵士を処理できる「ラージェグランツ」又は咄嗟の回避に役立つ「スターブリンク」が使い勝手が良くオススメです。
ソウルはSS威力やスピード関連を強化する「キング・ウルフ」や「吉四六」がオススメです。
4.まとめ
ジョーカーについての所感をまとめると
・汎用性の高いスキルを数多く持ち、際立って苦手な状況が無い
・アタッカーらしくSS火力が高い。「ACTiON!」による奇襲も可能
・ショットに硬直を伴う為、外すと手痛い反撃を食らう。「ACTiON!」もマップを見られていると読まれやすい
・敵キャストに重点を置いたスキル構成の為、兵士や巨人を盾にされると不利になりやすい
こんな所でしょうか。
ジョーカー、最初は器用貧乏なスキルアタッカーという印象がありましたが、使ってみるとSSの火力が高くエアウォ持ちで兵士処理も楽なキャストで良い意味で期待を裏切られました。
ただ、使ってて強すぎるなーと思う要素も多々あったので、近い内に修正が入るだろうと思います。
まず「ACTiON!」。これ発動時の硬直が短すぎるんですよ。ピーターとほぼ変わりません。
育成デメリットのあるナイキですら3秒程硬直がある為、せめて硬直を長くする等しないと完全にナイキの上位互換になってしまいます。
次に「HOLD UP!」の射程と着弾速度。射程はだいたい上下森の端から端辺りまで届きます。これについては微妙な所です。個人的には長すぎると思いますが……。
問題は着弾速度で、発動して1秒しない間に端の相手に命中します。スパイダーと比べかなり着弾が早く避けるのが困難です。せめて闇吉備津の鬼断ち位であれば許容できましたがこれは早すぎると思います。
特にこの2点が、使った上でも使われた上でも非常に気になりました。
というか各キャストの良い所取りみたいな性能なんですよねジョーカー。
もうフランケンシュタインのキャスト化でいいんじゃないですかねこの人。
長くなってしまいましたが、ここまで読んで頂きありがとうございます。
完全に私個人の目線で書いたものなので役立つかは分かりませんが、読んで頂いた皆様の参考になれば幸いです。
それでは皆様、良きワンダーライフを。
(全国対戦ジョーカーだらけでアタッカー過多なのでファイター使った時の勝率が非常に良かったです)
6月28日のVer.4.12への更新によりジョーカーの「エイガオン」と「ACTiON!」の消費MP上昇、SSの威力低下の下方修正が決まりました。
硬直関連への修正は特に無し。まだまだジョーカーを全国対戦で見かける機会は多いでしょう。
7月11日のVer.4.14への更新によりジョーカーのMP低下、「HOLD UP!」の入力後発生時間増加と弾速低下、「ACTiON!」の入力後発生時間増加の下方修正が決まりました。
問題だった硬直関連の修正が決まり、まだまだ強いもののようやく妥当な性能に近付いたと思われます。