ワンダーのMADを作ってみた日記

※個人的な日記兼メモ書きみたいなもんですので、寛大な目で見てください。
 
どんな流れでこの動画を作ったのか、テキトーに書いていこうと思います。

別ジャンルでクソギャグMADを作った反動で、真面目でカッコイイ動画が作りたいなあと思っていたところ
Twitterのプロモーションで「ハグルマ」が配信中だと流れてきて「これだ！」と思って制作しました。
曲めっちゃかっこいいよ。みんなもフル版買おう。
昔もちょこちょこ作ってはいたんですけど、昔に比べて素材も増えたし作りやすくなりましたねホント。

さて、動画を作るうえでまず最初にやることは「素材集め」です。
いやーこれが一番地味なうえに面倒くさい作業で、ひたすらにだるい。
ロケ時代～冒険譚までのティザーPV
各キャストの紹介ムービー
全キャストの試合動画（提供してくださった方々ありがとうございました）
キャストの立ち絵
をひたすらに集めます。立ち絵は全部Photoshop先輩で透過させました。
著作権は全ておセガ様にあります。趣味の個人制作なので許してください（震え声）


素材を全部集め終わったら、次は「コンテ（構成）づくり」です。
漫画のネームみたいなもんだと思ってください。


曲を聞きながら素材を眺めて「どんな流れにしよっかな～」とか考えます。
今回は字コンテにしてちゃんと残しました。




こんな感じです。今回は作るのは自分なので、自分が分かればええやろぐらいのクオリティになってます。
所々で未来の自分にぶん投げてる感がハンパない。

コンテが作り終わったら、いよいよ「動画編集」の作業に入ります。
コンテを見ながら、対応する素材をとりあえず並べます。
全部一気に少しずつやると作ってる実感が湧かなくてモチベ上がらないので
冒頭・Aメロ・Bメロ・サビ・エンドの５つに分け、１つずつ作ってから次に進む流れでいくことにしました。
モチベのコントロールは制作で結構大事です。
面倒という気持ちが勝ったら進まなくなるので。

過去の自分が適当すぎて
辻褄が合わなかったり、指定シーンどこだよ（憤怒）
みたいなことがちょいちょいあったので、再び素材を眺めてシーン指定直しとかをやりました。
過去の自分、許せねえよなあ?!
  
ここから先は動画の専門用語とかになって書いてもしょうもないので
今回の動画のコンテ（構成）の簡単な流れの説明とか書こうかと思います。
  
  
【冒頭】
動画の視聴は最初の5秒で決まると言っても過言ではないので、曲のテンポ感とビジュアルの良さで最初のつかみを取ろうという構成です。
バージョンの時代の流れを見せたかったので、使用PVを1→1.5→2→3→の順で見せて、次に4のアナスンを持ってきています。
1.5ではサンドしか見せれるシーンが無かったので、1で吉備津を見せてます。

コンテ段階では前面にタイトルを重ねるつもりでしたが、キャストのビジュアルが活かせないなと思ってやめました。
アナスンの絵画の枠？からワンダーランドのシーンに繋げ、Aメロに行く前に世界観を説明するシーンを入れます。
ワンダーオタクの方なら不要でしょうが、ワンダーが分からない人でも世界観を理解してほしかったという意図です。
ロケPVの「現代に残る数々の物語はこの戦士たちと闇の力との戦争の記録なのです」ってシーンめっちゃ好き。
ロケPVから上手く繋げるために3の冒頭の本のシーンとライブラリのPVを挟んで、画面中央に光が一閃入ったところでAメロへと向かいます。


【Aメロ】
直前のシーンで画面中央に光が一閃入っていたので、視聴者の目は画面中央に行っています。
そのため、画面中央に一番見せたい要素であるキャストの名前を持ってきています。
立ち絵と背景とかは全部飾りです飾り。
飾りまくると情報量増えすぎて視点がブレるから本来はよくないんですが
「ここまで見てるなら最後まで見るだろ」という視聴者への謎の信用で雰囲気を重視しました。
立ち絵が元々大きくないのでめっちゃ荒いのを誤魔化すためでもあります（）

メインとアナザーの対比も見せたかったので、各キャストの後ろに影として配置してます。
「真っ赤な過去」という歌詞の部分で、ジュゼを繋ぎに持ってきています。
元ヴィランというマイナスイメージが強いキャストなので、歌詞にピッタリだなあとかそんなこと考えてました。


【Bメロ】
完全に個人の趣味が入ったシーン。
「道化師の笑み」の歌詞部分はマグスしかないだろ～～～と興奮する患者。
分かるオタクには分かる、セイン・吉四六を左右に配置し、ハンスを中央に持ってきて「道化師の笑み」をハンスで上手く隠してます。
すみません趣味です。その次に来るヴィルヘルムも趣味です、分かるオタクは察してください。

ヴィルヘルムから次のシーンに上手くつなげるために幕を上手く利用してます。
ここから火遠理に繋いでキャスト同士の戦いを見せるとともに、ヴィルヘルムの筆から繋がった次のシーンで
「この先のストーリーは未だ記されてない」って字幕入るのが良さみを感じました。
「傷が痛んでも」のところでジュゼの爪痕を入れつつ、元ネタであるからくりサーカスのOP映像演出をパクってキャストたちを見せてます。
サンドリヨンの斬撃が光ってWSに繋がるのカッコええやん？
情報の切り替わりがあることを視覚的にわかるよう、一瞬のホワイトアウトを挟んでます。


【サビ】
一番何も考えないで作ったシーン。全キャストのWSを見せたかったんだよ!!!  シレネッタとメロウ入れ忘れたけど
ひたすらにWSの映像並べてるだけですが、そのままじゃつまんないなあと思って、エフェクトを上下にひっそり追加してます。
元素材が良すぎるんだよ!!

改めて見ると、WSのシーンってめちゃくちゃかっこいいなあって思います。やっぱこのゲームすごい。
これでも速度調整とか意外とやってるんですよ、ホント。
思ってたよりキャスト多すぎて、並べるだけでほぼサビが終わりましたｗ
秒数が微妙にかみ合わなかったので、3以降の新規キャストに入る前にキャストがビュンビュン流れてくシーンを入れてます。
トンカツにパン粉つける時の卵みたいなもんです。
  

【エンド】  
WSが終わったらみんな大好き「ご存知の物語と違う？」に繋げてタイトルで終わり!!
エルルカンから4のPVに自然に繋げるためになんか色々やりました。
ここも音楽に合わせて速度調整とかやってます。いやまあ全体的にやってるんだけどさ。
七つ色の冒険譚のタイトルもいいんだけど、懐古オタクとしてはやっぱり初期のタイトルを見せたかったので
ロケPVのタイトルを映す＆申し訳程度のクレジット表記。
そしてお約束のSEGA表記を最後に挟んでエンド！

丸一日ぶっ通しでやったので、制作時間は15時間くらいかな？

セガいつもワンダーで遊ばせてくれてありがとう。
リグワンも楽しみにしてるので、みんなでプレイしような！
  

おわり。