こんばんは。ミクおじです。оО(。´•ㅅ•。)Оо。
違わなくないけど違いました、ハードトランスです。
そういえばミクサEXにもなってなんでミクサについて語っていないのだろうと思って、
勝手ながら語らせていただこうかと思いました。
とは言え、ミクサEXなんてどれだけいるんだよって話ですし、こんな内容も何番煎じだよってわけなんですが、
それでも自分からもミクおじ見習い達の為に、少しでも力になれればと思い至った次第です。
ミクサ上達に向けて色々と模索している方、あとはお暇な人は、拙い文章となりますが解説させていただきますので宜しくおねがいします。
タイトル詐欺?いえいえ、愛し方の説明ですよ。
ミクサは貧弱そうなイメージに反して凶暴なキャスト性能を持ってます。
所有スキルは1つを除き、全て相手に大ダメージを与えるだけという、とてもわかりやすい性能をしています。
例外スキルであるヒートチャージも攻撃補助の側面が強く、基本的には攻撃極振りな性能をしています。
ミクサといえばスキルアタッカー……確かにそうなのですが、実際のところ、ミクサは割りと万能です。
なんでも出来るという意味もありますが、全キャスト中でかなりバランス寄りな能力を持っていて、そういった意味ではアシェに少し似ています。
■HP/MP
スキルアタッカーである代わりにHPが低く打たれ弱い…というのは過去の話。
今のミクサのHPは全キャストと比較しても平均値に近いと思います。イメージよりは割りとタフです。
MPもそこそこ高く、スキルを多用するキャストとしては文句無しです。
さらにミクサにはヒートチャージという優秀なスキルがあるため、スキルの乱発を控えたらMPの枯渇はしない設計です。
■スピード/回避
ミクサの足回りは遅くもなく、早くもなく、です。
キャスト全体で見ると少し早いかも、くらい。
また、回避距離や回避スピードは平均より少し下くらいだと思います。
そもそも回避を行わなければならない程の近距離戦で戦うキャストではありませんし、
スキルを使って場を制圧していくスタイルからも、ミクサのスピード強化は割りと優先度が高いです。
逆に回避距離の強化はあまり必要ないので、鬼神の指輪等をつけるなら他のアシストにしては?と、自分は考えます。
■ストレートショット(以下:SS)/ドローショット(以下:DS)
ミクサのSSはとても優秀です。
攻撃力、発生、硬直、射程、弾速、サイズ……いずれも高い性能にまとまっています。
特に射程は序盤の差し合いでは特に重要で、射程ギリギリだとアシェのSSに当たる事無く打ち勝てます。
アシェや猿のようにSS性能を上げるスキルが無いためにSSを盛るビルドは基本的には無いのですが、終始頼れる素敵な性能をしています。
一方、DSも優秀です。
アタッカーの曲線タイプのDSの中では上位レベルだと個人的には思います。
発生、硬直、射程、描写距離、弾速、サイズ……いずれも平均かそれ以上に思えるぐらいの性能はしています。
レーン戦での兵士の足止めにも、スキル攻撃直後の硬直への攻撃に対しての緊急の反撃(キャンセルドロー)としてももってこいです。
これら、SSとDSがあるから、中央レーンでも端レーンでも、序盤のミクサは比較的強い方です。
まあ、後半は後半で強いんですけどね。詳しくは下記に。
■フレイムショット(以下:FS)
直線的な火球を飛ばす攻撃スキル。フレショともよく略されてたり。
着弾時に火柱が発生し、火球の直撃やその直後の火柱の発生直後から数えて、最大4連続の攻撃判定が発生します。
キャストへの攻撃はもちろん、兵士や巨人処理の能力も高く、優れたスキルです。
ミクサの攻撃スキルの中では地味な方ですが、キャストへの殺傷能力はメテオに迫るぐらいで、
個人的にはラインフレアと同じくらい重要なスキルです。
また、弾速が早く、攻撃発生を確認してから避けるのはほぼ無理です。
着弾時に攻撃判定が残り続けるという性質がかなり凶悪で、端レーン戦で敵キャスト付近の壁に打ち込んで動きを制限したり、
相手の起き上がりに打ち込んで起き上がりからの選択肢を減らすという事も可能です。
特に後者の使い方は有効で、起き上がり直後に反撃を行うと無敵時間が消えてFSの残火に連続ヒットし、有利な相打ちに持ち込めます。
それを嫌って移動させられたら、相手の起き上がりの無敵時間を浪費させられますし、その後の動きも少し制限を課せられます。
連続ヒットという性質上、スキル攻撃力を上げた状態での巨人処理能力はミクサのスキルの中でも一番高く、
専用アシストやエピーヌのバフを受けている状態では、巨人もキャストも瞬く間に溶けます。
火球のダメージは高く、キャストへ直撃させると、その後のヒットバックもあり、2~3回の連続ヒットは確実で、
その際のダメージは無視できない大ダメージとなります。
■ヒートインパクト(以下:HI)
炎の衝撃波をその場で放つ攻撃スキル。
発生が早く、自身を中心に円状範囲のキャストにのみダメージを与えます。
壁を貫通するので、森からの奇襲にも使えます。
また、発生が早いので相手の反撃を許さず接近しての攻撃も可能です。味方にピーターがいるとこのスキルが輝きを増します。
ただし、硬直はかなり長いです。しっかり相手に攻撃を当てないと手痛い反撃をもらいます。
また、基本ダメージはミクサのスキルの中では低い方です。
そして、近接スキルという特性上、相手に近づかなければなりません。
敵キャストからの反撃だけではなく、敵兵士からの攻撃もあるので、それらを避けつつ攻撃しなければこちらの方が大きな被害を受ける事に…。
基本的には最初から積極的に攻める為のスキルではなく、隙を狙って敵の急所に潜り込んで攻撃する感じになります。
■ラインフレア(以下:LF)
ミクサの代名詞でもある、曲線型DSのような攻撃スキル。
指定範囲にいるキャスト、兵士、巨人のすべてにダメージを与えます。
特にキャストと巨人へのダメージは大きく、巨人のダウンも奪えます。
このスキルを上手に扱えるかどうかでミクサの強さが変わると言っても過言ではありません。
射程範囲は広く、弾速はそこそこ、描写距離は少し長いです。
そしてサイズが大きく、見た目より少し判定が大きいので、ギリギリ躱されたと思ったら当たったり、ギリギリ障害物に当たって消えたりもします。
その性質上、兵士列を貫通して襲ってくるので、ミクサを対面にした相手は兵士列を挟んでいても油断できなくなります。
また、兵士にも攻撃出来る為、兵士処理にも向いているスキルです。
WR専用アシスト発動時、もしくはエピーヌバフ発動時等はLF一発で兵士を確殺出来ます。
攻撃範囲を自在に選択出来るので、本人の上達加減やセンスで性能が上下するスキルとも言えます。
■バーニングフレア(以下:メテオ)
通称メテオ。降ってくる大きな火の玉が隕石に見える事から。
射程内の指定範囲を殲滅する攻撃スキル。
攻撃範囲が広く、飛び抜けた超火力、そして壁を超えて攻撃出来る奇襲性から、このスキルに魅了された人は数多くいます。
実際、その飛び抜けた火力のおかげで兵士は確殺、巨人へも大ダメージ&ダウン、キャストへの被害は言わずもがな。
そんなスキルなのだから、デメリットは当然あります。
まず、消費MPが大きい事。このスキルが有効打にならなかった場合、MP残量の差で優劣がひっくり返される事も。
そして、発動がメチャクチャ遅いです。敵の眼の前で発動したら、余裕で逃げられるか、余裕で攻撃をもらって潰されます。
森から奇襲出来るとはいえ、そもそも相手はその場でずっと止まっているわけもありません。
また、攻撃の詠唱が終わった直後に攻撃範囲が出現、着弾するまでさらに時間がかかるので、
相手はそれを見てから避ける事も難しくはありません。
相手の動きを読み切り、的確に当てるセンスがとても重要になります。
時には、兵士処理のためだけに使うといった割り切った行動も必要です。
そのようなデメリットもあるからこそキマった時の快感は格別。
故に浪漫砲、だからこそ人を魅了するスキルなのだと思います。
■ヒートチャージ(以下:HC)
MP回復バフを付与するスキル。HPも自動回復すると書いてありますが、雀の涙程度なのであってないようなものです。
また、MPの上限が取っ払われるので、状況次第ではスキルの連射も可能です。
MP回復スキルと言っても、黙ってたら回復するわけではなく、
敵キャストへ攻撃をヒットさせた時に、そのダメージ量に応じてMPが回復するというものです。
攻撃手段はスキルに限りません。SSやDSでも回復します。
特にSS攻撃でのMP回復は、Lv.3直後だと大きいです。
端レーンではこのスキルを使って、無尽蔵のMPを武器に相手へ大きなプレッシャーを与えられます。
地味にバフの効果時間も長いです。+がMAXの状態だと、確か2分くらいだったと思います(うろ覚え)。
ミクサがアタッカーとしてスキルを多く打つための補助として、比較的重要度の高いスキルだと思います。
■ホーリーインフェルノ(ワンダースキル。以下:WS)
自身の周辺に炎の攻撃を出し続けるミクサのWS。
発動中、ミクサの移動速度が上昇します。
中範囲内にいるキャスト、兵士、巨人にダメージを与え続けます。
移動速度が早くなったミクサを攻撃でダウンさせるのは難しく、周囲を張り付かれて致命傷を負うというキャストをよく見ます。
攻撃範囲を出し続ける特性上、森からの奇襲には向いていないようにも見えますが、それは状況次第。
移動速度が上がるので、すぐ追いかけたり出来ますし、攻撃が壁を貫通するので、森付近での位置取りの攻防でも強さを発揮します。
移動速度が上がるというのは攻めだけではなく守りでも有効です。
すぐに逃げなければならない時にWSを吐いたり、別のレーンの危機に駆けつける際にWSを使って移動速度を上げるという事も重要です。
兵士処理能力もそこそこあり、レーン戦でも強いです。
また、ダウンさせずに連続ヒットする特性上、HCとの相性も抜群です。
●ビルド考察
ミクサを使う上で鍛えたいステータスは以下の通りです。
・HP
・スピード
・スキル攻撃力
最悪、HPは上げなくてもいいですが、落としたくもないところです。
HPの上昇は生存率の上昇です。上げておけばそのまま安定性の向上にも繋がりましょう。
ミクサは小回りを利かせた立ち回りが得意なキャラでもあります。
スピードを鍛える事で行動の幅が広がり、アタッカーとしての遊撃性能も高まります。
スキル攻撃力は、ミクサの火力そのものです。
ここを鍛える事からミクサのビルド構築は始まると言っても良いのではないでしょうか。
それらを踏まえた上で、優秀なカードをいくつか紹介します。
【継ぎし温もりの人形】Lv.5発動
専用のWRアシスト。MPとスピードを少し盛ります。まあオマケみたいなもの。
専用効果として、一定時間ごとにスキル攻撃力が大幅に上がります。周囲の味方キャストのスキル攻撃力も上がるけど、まあオマケ。
このアシストの専用効果が発動している間、敵兵士列を1確で葬れるようになります(大兵士はギリギリ残る)。
恩恵が大きいので、基本的に入れない選択肢は無いです。
【麗しき白鳥のドレス】Lv.3発動
SRアシスト。HPとスキル攻撃力上昇。
デメリットのDS威力ダウンは、DSで攻め立てる系キャストではないミクサにとってはノーダメージ。
もうひとつのスキル消費MPアップも、威力が上がって一発で選択肢を増やせる事を考えれば気になりません。
HC採用型であれば尚更です。
【小さき者の姫マイア】Lv.1発動
そうです。私があなたの王子様です。
スピードを盛れるWRソウル。
Lv.1発動のおかげで開幕に兵士を高い位置で止める為にちょうどいい能力です。
特殊能力として、試合後半にスキル攻撃力が上がるというもの。
WSの応酬となる後半戦で、ミクサのWSをスピード・火力両面で補佐するこのソウルはミクサとアリスの為に存在しているズッ友。
WS以外にも、ラインフレア等の他スキルの火力も上がる為、全く無駄にならない優秀なソウルです。
ところで、Wonder.NETのマウスカーソルを合わせた時の説明小画面に【小さき姫 マイア】と誤植されてますよ、SEGAさん。
【若紫】Lv.4発動
かわいい!
HPとスピードを盛れるWRソウル。
特殊効果として、HPが一定量以上の時にスキルの消費MPが減るというもの。
Lv.4になる辺りの時間は試合の後半に差し掛かる、試合が大きく動き出す前段階となる大事な局面です。
その局面でHP、スピード、MPを補助出来るこのソウルは安定性向上にうってつけです。
マイアと比較した時に、火力と生存力を天秤にかける感じになるでしょうか。
個人的には、端レーンに行く時は若紫にしています。
【スターブリンク】
移動系マスタースキル。試合中2回発動可能。
超短距離を指定方向へワープします。壁抜けは不可。
発動時間(移動時間)は短いですが、発動中は無敵。
敵の攻撃を掻い潜り、一撃を与えるというためのアタッカー寄りのスキル。
特に、ブリンクで懐に潜り込んでHIというのは定番かつ安定の攻撃パターンです。
【ラージェグランツ】
攻撃系マスタースキル。試合中2回発動可能。
自身を中心とする円形中範囲内の兵士を一発で消し飛ばせます。
また、巨人にも大ダメージを与えられ、かつダウンさせられます。
フリックして即時発動するので、すぐに兵士を処理しなければならない局所的な場面でも大いに活躍します。
端レーンに行く際には、このスキルがあると安定感が増すでしょう。
▼スキル編成
基本的にミクサのスキル構成は
・HI型
FS/LF/HI
・HC型
FS/LF/HC
・メテオ型
FS/LF/メテオ
の3択になるかと思います。
基本的にFS/LFは必須です。抜けません。
上位プレイヤーが使っていたとしても、慣れない人が真似するものではないです。
試合前から味方の士気が下がったり、批判の的になりがちです。
というのも、先述の通り、FSもLFもキャスト、兵士、巨人いずれへの攻撃性能が高く、
特にLFは兵士列を貫通してキャストを攻撃出来るので、プレッシャーを与えるという意味合いでも、抜く選択肢は基本的にはありません。
メテオもまたとても難しいスキルで、奇襲性こそ高いものの、ミクサの持ち味であるスピードを活かしづらいスキルです。
また、メテオを入れているというだけで森からの奇襲はとても警戒されるので、一発すら敵キャストに当てられない事も。故に浪漫砲なのですが。
基本的には中央レーンで遊撃アタッカーを担当する場合はHI型、
端レーン、或いは中央レーンでも兵士処理を優先し、レーン戦を担当する場合はHC型で良いと思います。
▼試合展開について
ミクサの強みは兵士処理とキャストへの攻撃をほぼ同時に行える事です。
序盤のレーン戦では、ジリジリと有利を運ぶ展開がミクサ的にはベストだと思います。
敵キャストの隙を狙って優秀なSSを打ち込んでやるなどの技も組み込み、とにかくキャストパワーで押し切りたいところ。
後半は敵の裏を掻いてキャストを攻撃するのが第1の仕事。
特に、ミクサの全ての攻撃スキルが森からの奇襲に向いているので、
隙を狙って森へ潜り込み、不意の一撃を食らわせられれば、試合展開を有利に持っていけます。
ただし、それで終わらないのがミクサ。
兵士処理が望まれる場面ではしっかり兵士処理をして、敵の拠点を落としましょう。それが第2の仕事。
また、ミクサは巨人処理性能が高いキャストです。
いざという場面では積極的に巨人を処理し、チームの負担を軽くさせましょう。これもミクサのお仕事。
出来る事が多い故に求められる事も多いのですが、現時点で何が一番大事かという、
物事の優先順位を常に正しく見切れるような主観的、そして客観的な視点が重要です。
そのために、最低限ミニマップを、慣れてきたら試合の残り時間やチームゲージも常々確認し、
現時点で出来る事、その中でやるべきことを見極めていきましょう。
以上となりますが、如何でしたか?
自分もまだまだこれからというところですが、ミクサ見習いな方へ少しでも参考になれば幸いです。
最後に、過去に保存したミクサのリプレイ動画を置いてお別れとしましょう。それでは!
なんで気高き獣公爵の服をつけてるのかって?……なんででしょうね……_(:3 」∠)_