はじめに……キルレ(キルレシオ)とは、wonder.netで確認できる『総撃破数を総撤退数で割った値』の事で、1デスする間に何キルしているか、という意味です。
こんにちは、MSSSです。
Twitterで色々検索してると、たまにこんなつぶやきを目にします。
「キルレは上がってるのに勝率が上がらない」
(wonder.netのスクショを添付しながら)
内容は人によって様々で、キルレ2.0で勝率50%だったり、キルレ10(!?)で勝率40%代だったりします。
当然ながら『いくら頑張ってキルレだけ上げても勝率が上がるとは限らない』わけで、本人もそれは分かっていると思います。
もっと極端に言ってしまえば『キルレと強さは関係ない』わけです。
『強い人はキルレが自然に上がっていく』だけの事です。
ところで、先のつぶやきに付いているアドバイスが気になったのです。
「ただキルを取るだけじゃなくて、拠点破壊とかに繋がる、意味のあるキルを取らないとね」
よく言われる意見ですし、私もぼんやりと「せやな~」と思っていたのですが、ある時気が付きました。
「これ、1戦あたりのキル数少なくない?」
(1戦あたりのキル数=キル数÷(勝利数+敗北数))
先のキルレ10の例だと、1戦あたりのキル数は1.5未満でした。
これは、アタッカーとしてはかなり低い値だと思います。
皆さんも自分で計算してみると、実感できると思います。
ちなみに、私の場合は以下の通りです。
・アシェ(CR28 勝率47.4% キルレ1.57) 1276キル÷839戦=1.520キル/戦
・アリス(EX02 勝率52.8% キルレ1.85) 5174キル÷2698戦=1.917キル/戦
・深雪乃(CR23 勝率63.0% キルレ2.85) 239キル÷108戦=2.212キル/戦
・マリク(CR22 勝率59.4% キルレ3.32) 289キル÷128戦=2.257キル/戦
試合数やCRにバラつきはありますが、こうして見ると、勝てているキャストほど1戦あたりのキル数も多い傾向にあります。
キャストによって特性が違うので、厳密な比較をするなら他人の同キャスト同士で比較すべきですが、目安にはなるでしょう。
マリクと深雪乃の勝率に差が有るのは、WR専用によるキルダメの差が一因でしょうかね。 マリク上方して。
『毎試合6キル2デスする人』と『毎試合1キルし、3試合に1試合だけ1デスする人』のキルレは同じ3.0ですが、どちらが活躍できているかと言うと、概ね前者の方でしょう。
キルダメも稼げているし、敵に絡みに行っている回数が多いので、戦場に大きな影響を与えています。
後者のような人はそもそも敵に絡みに行っていないか、絡みに行った先でキルを取るのが下手で、敵アタッカーの方が沢山キルを取るので負けてしまうのです。
要するに「キルレだけ上がる」と嘆いている人たちは、まずキルレではなく1戦あたりのキル数に目を向けてみましょう。
そして『意味のあるキルを意識する』のではなく、『キルの取り方を学ぶ』所から始めるべき、というのが私の考えです。
キルレの数字だけみて一喜一憂するのではなく、50戦、100戦で何キル取れたかという所に目を向けてはいかがでしょうか。
以上。
ガバガバ理論かも知れませんし、ツッコミは大歓迎です
と言うかキルレばっかり気にする人って、自分で勝率を上げられないから、せめてキルレの数字を見てホクホクしたいんですよね、という偏見。
それ私です