2018年12月12日(水)、いよいよ新バージョンver.4の稼働が開始しました。PVでお披露目された新キャストのミラベル、新兵ちゃんと共に紡ぐ新モード冒険譚。斬新な新システム、新たなる導き手としてその姿を見せた創造主アナスン……枚挙に暇がない「新」。
早速新しいこと尽くしの真っ只中に身を置き心躍るプレイを楽しまれている方、一方でやるべきことを終えてから週末に未知の世界への冒険へと踏み出す予定の方も少なくないのではないでしょうか。もしくは偶然筐体前を通りかかったり、動画サイトのプレイ動画やSNSに投稿された美麗なファンアートで語り継がれる御伽の世界と住人達に導かれ「このゲーム面白そうかも!」「このキャラクターにゲームの世界で会ってみたい!」と近い将来に神筆を執る、まだ見ぬ新たな敏腕神筆使いの方も……?
……前置きが長くなりました。前回の拙記事から舌の根の乾かぬうちに2回目の投稿をさせて頂きます。前回は大会について触れたので、今回は表題の通り「ver.3」の楽しかった思い出を、一初心者の身ではありますが綴ることが出来ればと思っています!
▼個性豊かなキャスト登場!追加要素でキャストをもっと好きに!
ver.3はPVで姿を見せた火遠理の実装を皮切りに、2ヶ月周期で新規キャストが追加されました。豪華声優陣の皆様の魅力的なボイスに、豪華イラストレーターの皆様がデザインされた素敵な容姿をひっさげ参戦し、新たなスキルと能力で戦場をまだ見ぬ世界へと塗り替えてきたのがつい昨日のことのように思い出されます。
新しいキャストが出ると一通り修練場で遊んでみて操作感を何となく楽しんでみたり、実装後瞬く間にキャストランキング上位に駆けあがっていく方々の動画を拝見させて頂きながら固有の能力の強みや立ち回りを勉強させて頂くことが常なのですが、今年1年間は「このキャストでもっと遊び倒してみたい!」と更に一歩踏み込んで思えるくらい、ゲーム内のキャストとしても、キャラクターとしても魅力的な面々が私にとって多かったんだなぁと実感しています。
既存のキャストたちにもリリィフェスタで素敵な栞(特種衣装)が実装されたり、バトルオペラで創世石を集めると扉絵(開幕時のポーズ)やタッチすると台詞を喋るチャームを交換出来るようになったりと、キャスト愛をこよなく刺激する追加要素も目立ち、ますます愛着を持ってキャストたちに接することが出来るようになりました。石もリリィもいくらあっても足りませんね!(笑)
▼憧れの方が続々と増え
ちょっとばかり個人的な思い出になってしまいますが、初めてワンダーで遊び始めたころから動画サイト(といってもYouTube一辺倒なのですが)でワンダー動画を見るのが日課になっています。前述の新キャスト実装後の性能確認もそうですが「自分が使っているキャストはどう動かせば強みを発揮出来るんだろう」とか「このキャストで遊びたいけど、動かし方がさっぱり分からない」等々、右顧左眄している時は「そうだ、動画を見よう!」と楽しく動画を拝見させて頂きながら密かに勉強しています。
同じキャストでもプレイヤーによって戦術の工夫の仕方、キャストの強みを発揮する方法やビルドの組み方は違ったりするので、複数の動画を比較してプレイヤーごとの意図や戦術を抽出してピンポイントで注目してみたり、ゲームセンターで遊ぶ際に私もビルドやテクニックを模倣させて頂く所から始めて「自分の手でキャストの強みを発揮出来るか」を模索しております。自分が全く強みを活かせないキャスト(特にアタッカー)を使いこなして活躍する方の動画を見ていると、いつも凄いな~と思います。今年はそうしてお見かけした「憧れの方」がたくさん出来た貴重な1年でした。
▼満天の星空に奇跡は起きて
2018年1月に第1回「占星遊戯祭」(以下、遊戯祭)が開催されました。試合中に水晶に触れて自己・チーム強化や相手チームへの妨害効果で試合を有利に導いたり、限定スタンプやチャットを獲得出来たりと、その名の通りまさしく「お祭り」的な側面が強かったと記憶しています。これが本当に楽しかった!
●ゴールド、ルビー、ダイヤモンドの中にただ一人の……
沼倉愛美さん演じる、甘いシェハラザードボイスを楽しみながら次第に遊戯祭を勝ち進んでいくと、敵味方共に燦然と輝く色に見慣れない形状の筆をお持ちの方とマッチングすることも少なくありません。端的に申し上げますならばルビーやダイヤモンド筆。普段のマッチングではお目に掛かれない猛者の面々の中に、ver.3の年間通して筆色をほとんど銅で過ごした初心者帯在住の私が放り込まれる訳です。悪くも悪くも勝利を大きく左右してしまう、(味方の皆さんにとって)非情に悩ましい存在と立ち位置に鎮座してしまう訳ですから責任重大です。
私はファイターとして端に行くことが多かったので、意識したのはとにかく死んでもレーンを下げないこと(本当にデスしたらレーン下がっちゃうけど)。基本に忠実に丁寧にDSを描いて兵士をたくさん倒しながら対面の方の攻撃を避けたり、味方の皆さんが少しでも有利になるような効果が出るようにと願いながら水晶を拾いに行ったり。単純な実力差を少しでも埋めてくれるアイテムの存在は本当に嬉しいですね!
試合中には対面の方の攻守に転じる動きを即席で勉強させて頂いたり、その場でテクニックを模倣させて頂いたりと、実力と経験に極端な開きがある対面の方との試合を経験し、吸収できるものが非常に多かったです。対面にコテンパンにされてしまったり上手く援護が出来ずに味方の方にゲーム内で激しく怒られてしまったしまったこともあったり、「銅筆なんて参加するな!味方にならないよ!」……といった旨のSNS上での言葉を偶然見かけてしまったこともあり、自分がしっかりと頑張ることで「自分も戦力になりたい!」と、下馬評を覆したいという願いも密かにありました。
気を遣って下さったアタッカーの方が戦況を把握して助けに来て下さったりしたことも少なくなく、とにかく味方の皆さんに感謝の念に尽きなかった試合ばかりだったなぁと振り返って思います。試合的にも、精神的にもたくさん助けて頂きました。
特筆すべき試合は、ちょっとした気分で「ピーターで遊ぶぞ~」と臨んだ時。中央対面の一人である深雪乃に悉く攻撃を見切られては徹底的にやられてしまい、その時に改めて「小手先だけの技術ではどうにもならない実力者」が眼の前に大きな存在として立ち塞がっていたこと、その方が「数えきれないくらいの場数を踏んで今まで戦い抜いて来たこと」を経験によって実感しました。ちなみに試合は中央ほぼ1対2と圧倒的な数的不利を強いられながらも中央レーンを制圧し、左右レーンにも干渉し戦場を掌握した味方の超人的なロビンの方の活躍も大きく勝利。試合中のチャットでもこちらを優しく励まして下さったり、とても紳士的で凄い方でした。世界は広く、ワンダー界の猛者はまだまだいるんだなぁと思った稀有な瞬間でした。私も強くなって、マッチングした皆さんにいつか御恩を返すことが出来ればと思っています。
●普段と違うマッチング、だからこそ起き得た奇跡
遊戯祭を楽しんでほくほくと帰宅して、マッチングした方々の名前を確認しているとキャストランキング等で上位に名を連ねる著名な方と敵味方としてご一緒させて頂いていたことも少なくなく、後から何度も肝を冷やす日々を過ごしていました。あとは前述の「動画サイトをきっかけに知った憧れの方」と同じ試合でマッチングすることもあり、夢を見ているような幸せな時間をたくさん過ごすことができました。
そして何より「私をワンダーの世界に導いてくれた(ゲームを紹介してくれた)古くからの友人」と何回か敵同士としてマッチングすることが出来て思わず感無量でした。優しくこの世界へと導いてくれて、多くのキャストを見事に使いこなし、上位のマッチングで楽しみ続けている友人。
直接同じレーンで闘う機会はありませんでしたが、偶然マッチングを果たすという夢のような時間を過ごすことが出来、星占遊戯祭という特殊なマッチングを織り成す星の導きにも感謝の気持ちでいっぱいでした。いずれ彼の立つ場所に辿り着ければ良いのですが、道のりは果てしなさそうです(笑)
お祭り要素が強いルールと、幅広いマッチング。純粋に試合を楽しんだり、闘いの中で必死になって勉強させて頂いたり。今年1年を振り返ると、やっぱり貴重な体験をたくさん出来る遊戯祭を心から楽しんでいたんだなぁと述懐しております。今年は奇数月開催とそれにまつわる称号が多かったので、来年は偶数月開催でしょうか。またこうした貴重な出会いと経験が出来るバトルオペラに参戦出来ると思うと、今から非情に楽しみです。今年は敬遠して未参加でしたが、来年は純粋な実力が求められる舞闘会にも参加してみたいと思っています!
▼おわりに
ver.3はまさしく「多くの出会いに恵まれた」バージョンであり、私にとって一番多く遊び、そして楽しんだバージョンになりました。公式からもゲーム内外でたくさんの供給があり、キャストや世界観にもこれまで以上に没頭することが出来て本当に楽しかったです。リアルでは行ったことのない店舗にも足を延ばして、店舗ごとの違いや雰囲気を楽しんだり、ワンダー愛を感じる装飾を見て幸せを感じたりもしていました。
ver.4では2017年実装組のアナザーをはじめとした新たなるキャスト、新兵ちゃんと楽しむ冒険譚モードが個人的に気になる所ですが、新たな環境でも今年以上にワンダーを楽しむことが出来れば!と思っています。
今回も長文・乱文大変失礼致しました!少しでも楽しんで頂ければ幸いです……!!