どうも、吉備津彦使いのredleafです。
新バージョンなんぞ知ったことか!
俺は吉備津の記事を書くんだ書ききるんだ・・・。
第2回目は実際に裏を取るために必要な動きや判断、技術などを紹介していきます。
項目(予定≒未定)
- そもそも裏取りって何?
- 裏への走り方・抜け方の概要
- 裏の取り方-序盤
- 裏の取り方-中盤
- 裏の取り方-終盤
- アタッカーの裁き方
僕自身、長らく吉備津彦を使っていますが使い始めがレベル3DS一確が常識になった辺り(蓬莱アップル英雄ウンディーネ)だったので正々堂々侍としての時代が長く、裏取りが苦手となってしまいました。しかし知識を得て意識を変えればできるようになってくるので、諦めず練習してみてください。
- 兵士を全て処理しようとしない(ここ大事)
裏取り苦手だという人の大半が躓いてるのがここではないかと考えています。生真面目に、敵兵士を
全て処理して経験値も
余すことなく拾い、そこからようやく裏に行こうとしているとその間に
対面も迎撃準備ができてしまい裏に行けなくなる・・・という状況に陥っているのではないでしょうか。好条件で裏に行けるのは対面を一方的にダウンさせているときや味方が援護しに来てくれたときぐらいです、
ある程度処理したら少しぐらい流してでも無視して奥に走っていいという意識を持つところがスタートラインです。しかしこの「ある程度」の判断基準が難しく、そこで必要になるのが「
兵士挙動の把握」と「
拠点ゲージ管理」です。
兵士挙動に関してですが、熟練のファイター使いには常識である「
通常兵士は兵士弾3発で倒れる」という点を抑えておきましょう。例えば手前拠点から出る兵士は4体、城から出る兵士は9体ですが、自軍城兵士列と敵拠点兵士列がぶつかったときは当然数の多い城兵士列が勝ちます。しかし兵士弾9発では最大3体までしか倒せず(
通常は2体倒して2体ミリ残り)、拠点兵士4体を倒しきるまで
2回の攻撃が必要となります。しかし拠点兵士が3体に減っていた場合、3vs9となり城兵士弾3発ずつが均等に拠点兵士3体に打ち込まれ
1合で拠点兵士が壊滅します。
上が4vs9、下が3vs9の状況です。
黒線は兵士弾だと思ってください。3体を9体にぶつけるよう調整することで
自軍兵士の足をほぼ止めることなく兵処理が可能となるため、
兵処理に割く時間を移動や殺意DS等に回せます。またDS一確確定後は大兵士を処理せず城兵士にDSを撃つと大兵士ミリ+2体の3体列になるので、これも無視して進めば自軍兵士が倒してくれます。同様に拠点兵士(4or5体)が攻撃する場合でも、相対する敵兵士が1体だけなら一合で倒しきってくれるので1体ぐらいは見逃しても自軍兵士が倒して拠点に流れないことがほとんどです。自軍兵士の進軍がスムーズだと相手は対応せざるを得ず、結果的に吉備津の裏取りを咎めにくくなるので「
兵士に兵士処理をさせる」意識を忘れないようにしましょう、通常のレーン戦でも使える知識です。
拠点ゲージ管理についてですが、これは「
どれぐらい兵士を見逃してもゲージ負けしないか」についての判断能力です。例えばラスト30秒ぐらいで敵軍奥拠点付近を移動している敵兵士など無視して構わないのです、(こちらの手前が折れていれば)自軍奥拠点にたどり着くわけがないので
最早ゲージに関係しない兵士な訳です。逆に
メロウや
ドルミールに城兵士一列丸ごと奥拠点に持って行かれたら
シャットダウンやドルミWSで奥拠点が一瞬で消し炭になります。こちらの手前が折れているときにコイツらにまとまった兵士を渡してはいけません。
しかし極論ですが「
こちらの奥拠点が折られても尚こちらのチームゲージの方が勝っており、決して負け筋になり得ない」状況なら無視していいです。そんな状況はなかなか無いし
逆転の芽になり得るの
でできるだけ避けたいですが、
兵士に固執し対面に絡まれて奥に走れなくなるプレイスタイルになってしまうよりはいいと思います。このように
かなり判断力が問われますが、「
敢えて兵士を見逃し<対面が吉備津を無視してその兵士を拠点に流したくさせる>ようにする」という選択肢は持っておくだけでかなり試合運びが変わってきます。序盤はキャストの拠点攻撃力が低く、それは吉備津も例外ではありません。吉備津が何度か拠点を殴ろうが兵士が4体も流れてしまえばそちらの方が多くゲージが削れてしまうため
本来であればディスアド行為ですが、
だからこそ対面もひとまず吉備津を放置し流れてきた兵士を拠点まで届けようと前進することがあります。無理に兵士を全て処理しようとして対面の攻撃でHPを削られ帰らされるより「
そのまま裏に居座る方が有益である」と判断した場合に限り取れる
ハイリスクな手段だと認識しておいてください。
2.
対面の真正面に立たない
基本的に裏に走る場合、兵処理をしながら
対面と逆側に移動しつつ抜けるのが基本になります。その為
レーンのど真ん中に立っていては対面のカバーが入りいつまでたっても抜けません。端に寄り、兵士を転ばせている間に前に出て横に位置取り、DSで遠ざける等して奥側に移動し壁側なら端ギリギリを、中央側なら広く膨らんで躱して敵森に入る動きを意識しましょう。
かつてであればシリウスブリンクで相撃ち拒否して一方的にダウンを奪ったり、韋駄天で歩き避けして突破したりとできましたがバージョン4.0に入りその両方共が下方された現状で真正面から抜けるのは困難かと思われます。
3.
中央組の位置を確認する(重要)
敵中央のアタッカーがこちらサイドの敵森に居る、もしくはピーター・ドロシィ等速度上昇系である場合、吉備津が上手く裏取りできても
すぐさま咎められ、敵兵士・対面・敵アタッカーに囲まれてあっという間に撤退してしまいかねません。これは
チームゲーです、対面に集中し過ぎて
ミニマップの確認をおろそかにしないようにしましょう。
逆に自軍中央がこちら側に寄っていて壁となり、敵アタッカーが逆側にいるなら安全に裏取りが可能です。
下の図をご覧ください。中央のASが
壁(薄い赤の直線)を造り
敵中央からの干渉を阻害することで
中央側の空間を広く使えるようになります。こうなると横に出て兵処理⇒敵森に入り兵処理から裏への動きが可能となる上
中央からのバフ・援護ももらいやすい状況です。
好機なので積極的に前に出て行きましょう。
4.
手前拠点との交換を意識する
例えば悠久門サイドでこちらの手前拠点が残り、相手の手前拠点のみ破壊できた状況だとしましょう。裏に回りたいが兵処理が困難で行けない・・・という場合には「
こちらの手前を捨てて奥を削りに行く」という判断を下すのも十分アリです。勿論手前を守り切れればベストですが、
吉備津彦は守りに入ると途端に弱くなるキャストです。手間を守ろうとして対面にHPを削られ退却、手前を折り返されレーンも押し負けて今更裏取りする暇がなく・・・とずるずる負けに一直線という試合、僕自身もよく覚えています。ゲージ差を守り切るためには「
相手に削られる以上にこちらも削る」動きが単身拠点殴りor城凸で可能であり、こちらの
手前拠点を生け贄に捧げ吉備津を奥拠点付近まで走らせるという戦法は吉備津彦を使う上で常に頭に入れておくべきものです。
5.
敵の硬直を見て移動する
吉備津の裏取りを咎める際、前に出てくる吉備津を止めるために
予想される進行ルート上に攻撃を置いておくのはよくある対策ですが、兵士処理のためにスキルやDSを撃つと
その硬直の間は吉備津の動きが分かっていても対応できない時間です。その為、マグスのSS、フックのDS、リンのらいんふれあ等硬直の大きい技を使っている間に前に出て対応を後手に回させることで有利な位置取りが可能となります。「
敵の硬直を見る」という行為は攻撃の差し込みのみならず、
位置取りにも使えることを覚えておきましょう。
6.
読み勝て
身も蓋もない?いやいやいやいや・・・んなことないっすよ・・・吉備津彦は全ファイターの中でも圧倒的に「
硬直に差し込みやすい」キャストなので対面の硬直にしっかりSSDSを差し込み、ダウンを一度でも奪えば素早く兵処理を済ませマウントを取れます。対面に兵士処理を強要しつつダウンを奪って悠々と裏に走りましょう。
序盤の吉備津は強いです、スキルに頼らず優秀なSSDSと回避でレベル1からしっかり戦えるので一カ所読み勝てば手前を取れます。
裏取りばかりを意識して他の強みを忘れてはいけません、
正面からの進軍と要所での裏取りの使い分けこそが真の吉備津彦使いに必要なポイントです。え?
読み負けて手前取られた?ドンマイです、そういうこともあります、
僕もしょっちゅう手前拠点取られてます・・・諦めず雑にならず先ずは
丁寧に兵士処理してレベル差つけられないよう
経験値拾って奥を守りましょう。耐えてチャンスさえ掴めば
一気に奥まで貫通できる能力を持っているキャストです、味方と巨人を信じましょう。
以上、裏への走り方でした。質問・訂正・追記して欲しい内容などありましたら@redleaf78に直接言っていただけるとありがたいです。
次回は裏の取り方-序盤について(予定)です。
正直
今回詳しく書きすぎた感があるので
今後内容が被る箇所が出てくる可能性高いです、申し訳ねぇ・・・(´・ω・`)
以下追記