どうも、柄杓シレネです!!!!(城外矢印ピコピコピコピコ)
「輝く七星の柄杓」、知ってますか? 出た当時に猛威を振るった速度アシストでこれを付けなきゃ狩られるしかねぇみたいな速度と維持のしやすさで一世を風靡し、全国大会を荒らし、その後しれっと下方されたワンダーランドウォーズ負の遺産の一つです。俺達はSEGAの掌の上で転がされているだけなんだよ。
まぁそんな強いアシストで、発動条件が非常に厳しくなった。だけど僕は思った訳です。
「あれ、これきちんと体力管理出来てれば、シレネならWS使ったタイミングで凄く速くなれる……?」
実際に柄杓の発動自体はそれなりの割合で可能でしたし、“速さ”に魅入られしアリスとか今でも余裕で付けてるし、シレネだって早けりゃ逃げやすいしエナソンもかけにいきやすいし近距離の読み合いで勝っても意味ないなら逃げたらええんや!って感じで強いと思ってました。
しかし今、自分は柄杓を捨てています。リザーブで見守ってくれてるんだョ……ってやってましたがトランク入れたので抜けました。仕方ないね。
何故クソビルドマンはクソビルドを捨てたのか。全てのクソビルドを捨てられない者に勝手に捧ぐクソビルドのクソ話です。
【理由1:維持の難易度が上がった】
めっちゃ簡単な話、柄杓の発動自体は出来てもそれを維持して動く事が困難になったからです。
現状MSのシリウスブリンクが流行り、速度だけでは逃げきれない状況も増えてきています。位置取りの時点で気を付けて、そこでミスったら死ぬしかないね……みたいなのが今の環境です。
Q1,スターブリンク時代は大丈夫だったの?ていうかアタッカー今でもスターブリンク多くない?
A1,スターブリンクは回数が少ないので「切らせた」という事に意味があったのでかろうじて自分に言い訳できましたが、シリウスではアシスト一枠に見合わなさすぎるのがあります。
また、確かにアタッカーはスターブリンクも多いですが今度はサポーターがシリウスブリンク積んでくるので潰されやすさがダンチです。なんでタイマンで潰されねぇといけねぇんだ……
Q2,こっちもシリウスブリンク積めばよくない?
A2,柄杓シレネの防御面での利点は歩き避けからのグランツでダウン狙いなのできついです。森とかあれば逃げ込むのですが、まぁ森に籠もれるなら柄杓とかなくてもそれなりに逃げられるよねみたいな……
Q3,そこまで考えられるならクソアシストつけんな
A3,ごめん
またアタッカーでもマリクやジュゼといった「弱い局面と強い局面がはっきりしており、強い時はほぼ逃げられない」みたいなのも増えてきました。こいつら相手にはブリンクがどうとか関係なくタマとられるので余計に採用する意味がある試合がなくなってます。
【理由2:発動して旨味のある機会が減った】
上記の理由と連動する話ですが、現状は全てのキャストがパシュウウンwwwwって逃げられるのでアタッカーもワンパン指向になっています。結果として(自分のランクが柄杓採用時に比べ上がった=マッチ帯全体の実力が上がったのも理由の一つですが)慎重に立ち回る機会が増え、柄杓発動時でも敵アタッカーとお見合いもしていなければ他のレーンに動く事も無いみたいな状況が多くなりました。
森の中で二つのレーン見ながらわちゃわちゃ動くとか速度を活かせる機会はあるのですが、「それ柄杓いります?」って言われると「いりません……」って言うしかないです。どう頑張っても鉢じゃないかな……
Q1,つか前までお散歩してたの?
A1,中央レーン維持しながら端にエナソンをかけたり、ヴァイスがやるみたいな事してました。最近はエナソンかけやすい所にファイターがいる拮抗状態自体がかなり減ったような気がします。
Q2,アタッカーと見合うような状況になるなよ
A2,敵と味方のアタッカーに言って
Q3,でもやっぱ柄杓はそもそもなくない?
A3,ごめん
サポーターの本分は中央レーン維持と状況のフォロー。死なない為の立ち回りをするだけなら柄杓よりもSSやMPを盛った方が今ではよほどマシです。
【理由3:強力なアシストの増加】
当たり前ですがゲームが続くだけ採用する価値のあるアシストが増えていきます。減る事もあるけど(柄杓とか柄杓とか柄杓とか)
柄杓を採用し始めた当時は王服セイレーンにMP軽減盛るかSS盛るかみたいな向きが強い時代でしたし、MP軽減一枠削って柄杓入れる理由あるんちゃう?って感じでした。王服、柄杓、専用、セイレーンなどの形ですね。
しかし現状はHPの価値も見直されていますし、SSを盛る中でも選択肢がいくつもあります。あとランタン。
Q1,でも柄杓の代替はなくない?サポでハープは捨てゲーでしょ。
A1,立ち回りを変える意味があるアシストが増えました。速度とかだっせーよなーMP盛ろうぜー。
Q2,増えたアシストでクソビルドやってんの?
A2,現状一番使う機会が多いのは涙、鬼切、専用、若紫のビルドです。レベル3で大兵士を取れない弱みはありますが後半のMP維持が容易で涙で経験値の確保も出来るため、耐え豚や防衛に向くクッソ楽なビルドとなっております。端やトランク採用の際は涙、専用、セイレーンに残った一枠を活用しています。レベル2が極端に遅れると恐い編成の時はまれに涙を王服に変えたりなどもします。
MSはグランツを使う事で森を挟んだ攻防をメインに考えています。シリウスは採用している人も多いですが、自分はあれで解決できる場面が少ないと考えているので採用していません。
Q3,なんでその程度の事は考えられるのに柄杓つけたの?
A3,ごめん
【結論】
そんなこんなで僕はクソビルドマンですが、考えられるクソビルドマンです。一番大事なのは個性を出す事ではなく、個性を出した上でそれを活かして勝利に繋げる事。それが出来ないとクッソ気持ちいいクソビルドではないと考えます。
柄杓は最早クッソ気持ちいいクソアシストではなくアシスト一枠埋める強制ギプスへと堕しました。今後はアリス君らと共に頑張ってくれるでしょう。もし全一クラスが使い出してもそれはそれに特化した立ち回りが必要だから有象無象が思いつきで使うもんじゃない。
全国のクソビルドを使ってる皆さんはどうですか? ビルドの時点で誰も使ってないのを見せつけるだけで満足ですか?
いいや、勝ちたいはずだ。勝ちたいよね。勝とうぜ! そんな訳でクソビルドマンにはそのクソビルドが活用できているのか、クソビルドにする事で失われる強みは何なのか、そういうのを考えたうえでビルドを作ることお勧めします。
お勧めは一枠だけ変なアシスト入れるクソビルドだよ、シレネは鬼切丸、涙、専用ってやるとなんとソウル枠が好きに出来るんですよ!!!!味方にはキレられるでしょうが、まぁどうしても欲を抑えられない人でもこんな風に最低限の役割遂行能力のあるビルドがいいんじゃないかなと思います。ただしクソビルドにバブルチャームは許さない。
それでは皆さん、活躍してドヤ顔出来るクッソ気持ちいいクソアシストを使い、良いクソビルドライフを!