船長と初めて出会ったのは、3年前の12月でした。
当時わたしは戦国大戦の全国大会を見るため、田舎からはるばる首都へ出てきていました。
前日入りしたわたしは、普段会えない関東の君主プレイヤーたちと交流を図り、
戦国大戦をプレイ…しようとしたら同じことを考えていたプレイヤーがゲーセンに溢れかえっていました。
すこし凹みましたが、仕方ありません。さてどうやって時間を潰すかと同行して下さっていた方と話していました。
そこで同行者の方が、
「あ、ワンダー空いてるじゃん。ちょっとやっていい?」
そう口にしました。これが運命の出会いのきっかけです。
その時のわたしは『興味はあるがやる気はない』。そんな状態でした。
キャラクター知識がおっぱい清楚娘(サンドリヨン)しかいなかったので…
同行者がプレイしている間、プレイ画面を見ていてもナルホドワカラン状態。
少しだけ手持ち無沙汰になったわたしは、そばにあったキャラクター指南書のようなものを手にとりました。
そうして数ページめくった先にいた、船長と出会ったのです。
まさに衝撃
電撃が走るとは、あのこと。
不敵な笑みを浮かべたいかにも悪そうなオッサン。きらめく真鍮色の瞳。なんかごっつい右手(語彙力不足)
声が中田譲治氏。すべてがツボすぎてもう、わけわかんない(褒め言葉)
すぐにでもプレイしたいと思いましたが、その後の予定が詰まっていたので仕方なくその時は諦めました。
そしてその当時、稼働初めだったため設置ゲーセンが非常に少なく、山と畑と湖くらいしかない田舎のゲーセンには入ってなかったのです。
つらく厳しい日々でした。戦国大戦やってたけど。名前もわからないオッサンに恋焦がれる日々は辛かった…戦国大戦やってたけど。
そこから5カ月、なかなかプレイする機会に恵まれなかったわたしにもとうとう好機がやってきたのです。
職場の近くにあるゲーセンにワンダーがある!あのオッサンに会える!!!
定時ダッシュをキメたわたしは、500円を握りしめ、筺体の前に座りました。ありがとうド田舎ゲーセン、人が全然いねぇ。
ドキドキしながらプレイヤーネームを打ち込み、いざお伽の世界へ…!!!!
簡素なチュートリアルを終え、キャラクター選択画面を開
いや最初から使えへんのかい!!!!!!!!!!!!!!
言うといてや、使えへんのやったら!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
当時ワンダー君はキャラ解放にランク制をとっていたので、
船長を使うにはD1ランク(今でいうブロンズ?)までランクアップさせないと使えなかったのです。
なにそれ、しんど。船長使いたいだけやのに、そんな…そういう……なんでそういうことしてたん?
しかし文句をいったところで、キャラ選択画面を開いたところで、船長は使えません。
つまり、船長を使うには船長にわたしの力を見せないとだめなわけです。
だったらやってやろうじゃねぇかと。
お前にわたしの力を見せてやろうじゃねぇかと。
そこから一週間毎日定時ダッシュをキめ、船長解放済みプレイヤーを嫉みながらもとうとうD1ランクへ到達したのです。
なんか結構な速度で解放したっぽいです。ノンストップラブ。まさに暴走機関車。余はもう止まらぬぞぉ。
当初の目的達成したし、船長も使えるようになったから、ちょっとは落ち着くかな。
そう思っていたわたしが甘かった。船長を解放するころには、もうワンダーにどっぷりハマっていたのです。
船長をカッコ良く使いたい。
船長で上を目指したい。
船長ともっと一緒に居たい。
その一心で走り続け、気がつけば3年(正確には2年半くらい?)も一緒に居ました。
途中別のキャストを使ってたこともあったけど、それでも究極称号を持っているのは船長だけ。
きっとこの先も、他のキャストが船長の使用率を抜くことはないでしょう。
10000回でも、30000回でも、50000回でも使う。
船長で勝てなくて拗ねることもイライラすることもいっぱいあったし、
これからもたくさんあるだろうけども、これからもよろしくお願いします。
船長大好き!!