リン「ねえねえ、ミクサさん?」
ミクサ「……なに?」
リン「新しいお仲間の多々良さん、『良い事が多い』って名前、素晴らしいですわね。」
ミクサ「そうだね、昔、漢王朝を築いた劉邦が、国士無双で有名な韓信に、
『そなたはどのくらいの兵を指揮出来るのか?』と聞くと、韓信は、
『多ければ多いほど良いです』と答えたんだよ。」
リン「まあ、ミクサさんは歴史に詳しいですわね。
わたくしも、連れていく兵士さんは、多ければ多いほど良いですわ。」
ミクサ「………あこがれちゃう」
★★★★★★★
リン「ねえねえ、ミクサさん?」
ミクサ「………なに?」
リン「新しいお仲間の多々良さん、一緒にいる時、『肩がわりぃ、肩がわりぃ』って言ってましたけど、
肩が悪いんでしょうか?」
ミクサ「そうだね、ヤシャオーは、肩に排気口が付いてるから、故障しやすいのかもね。」
リン「まあ、肩が故障だなんて野球の投手みたいですわね。」
ミクサ「ヤシャオーだから、野手なのかもね。」
★★★★★★★★★★★
多々良「なあなあ、ミクサ!」
ミクサ「……………ん」
多々良「みんな、戦う前に『わんだーら~ん♪』て言うんだけど、
ワシも言いたいのに、チャットに入っとらんぞ。
のけ者なんて嫌じゃ~」
ミクサ「……わんだーらんに ならなくても良い、
……もっともっと特別なオンリーワン♪」
多々良「お、何だかわからんが元気出たぞ!」
ミクサ「……がんばって行こう」