犬飼健「桃様、雪ですよ! こんなにも降ってしまって本当に困りますね! この雪では出掛ける事も出来ませんし、雪中訓練をしませんか!?」
吉備津「うむ。日々の鍛練に天候などよしなき事ぞ。行くぞ、友よ!」
犬飼健「はい!桃様!」
楽々森「こんなに寒いというのに桃様も犬飼殿も元気でござるな。俺は反対でござるよ。このような日は大人しく過ごすに限る」
留玉臣「はしゃいじゃってて可愛いもんじゃない。あなたも一緒に雪合戦でもしてくれば?」
犬飼健「これは遊びではありませんよ! 鍛練の一環です!」
吉備津「雪中の合戦か。これ程の雪の中、例え模擬戦であっても危険を伴うだろう。だが覚悟を持って臨むもまた鍛練か」
犬飼健「はい、桃様! それでは雪合戦をいたしましょう! 楽々森彦、留玉臣、あなたたちが相手になりなさい!」
留玉臣「ええっ!? あたしもやるの!?」
楽々森「玉臣殿が余計な事を言うからでござるよ。もうこうなれば雪合戦を楽しむでござるよ!」
ヴォルフ「ヒーハーッ! 真っ白な雪景色だな! 俺が足跡を刻んでやるぜぇー!」
ヴァイス「ヴォルフのヤツ、どうかしちまったんじゃねえか? こんな寒ぃっていうのによぉ」
スカ 「あら。彼は雪の日はいつもこんなよ。血が騒ぐそうよ」
ヴァイス「雪ではしゃぐとか、わんこかよ。アタシは暖かいとこで過ごさせてもらうぜ」
スカ 「ふふっ、貴女はにゃんこね」
ヴァイス「誰がにゃんこだよ!?」