タイトル詐欺ですありがとうございます。
Ver3になったワンダーランドウォーズというゲームについて少しお話させていただきましょう。
バージョンアップされて新しいアシストカードやソウルが増えたのが楽しいですね!(感想)
僕が好きなのは試合終了後にマメールさんから貰える6枚のカードを引く瞬間ですね。
お金を払えば全部貰えますが、最初の一枚に掛ける瞬間、そして狙い通りGETできたときの嬉しさは試合で勝つ以上です!
試合中、相手のドローを避けてこちらのドローを叩き込むギリギリの読み合い……
試合と違い、外せば終わりの一回勝負(お金を払えば別です)
ただ漫然と試合をするのでは勝てません。負けた試合は負けた理由がありますから、それを考え研鑽して勝利に近づきましょう。
そんな試合とは全く別次元の話、努力や修練ではどうしようもないものがこの物語にはあるのです。
いわば本当の戦いとでも言うべき魂の賭場……
賽は投げられたのです。
いつだって立ち向かうべきときは不意に、そしてこちらを待ってはくれません。
横槍とか、拠点前で現れる巨人なんか比較にならない星の導き。
ver3では己が運命に立ち向かうのです。
1/6はさながらロシアンルーレットみたいなものでしょう。
いや、違うか……
勝負師としての血が騒ぎ、ペン先に全神経が集中するような感覚、まわりの音が遠くなりただ一つ残るのはカードのシャッフル音……
配られたカードはどれも輝いているように見えますが、それは迷いの現れです。
その神筆で闇を振り払い本当の光を手に入れるのです。
一つ一つのカードの輝きが、星がその運命を終えるが如く静かに消えてゆき、最後に残った輝く一枚に筆を降ろします。
緊張で灼けついた喉で辛うじて絞り出す息と、途切れ途切れの言葉をなんとか繋ぎ合わせる。
なぁ、マメール……そろそろどうだ?
君はこんなところで司書をしなくても俺が大切にするさ。
もうチケットを売るのは辞めて俺と一緒になってくれないか?
そうだな……このカードがワンダーレアなら返事を聞かせてくれ。
そう語りかけるとマメールは静かに微笑んだ様に見えた。
必ず君に「わんだーらーん」を言わせてみせるよ。
俺の神筆で俺と君の二人の本当の物語を書かせてくれないか?
え? ご存知の物語と違う?
でもこれが俺の本当の物語……
さぁ、はじめようじゃないか……それぞれのワンダーランドウォーズを!