ワンダーランドウォーズはあと半年で節目の10周年となります。めでたい
10年目ということはワンダーランドウォーズが入っているPCも10年前のものとなります。
ワンダーランドウォーズのPCは「Nu」基盤と言ってこの作品が登場した時は【最新基盤】となってました。
実際にローンチだったのは2013年11月21日「初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone」です。
2014年には発売された作品はなく、2015年にワンダーランドウォーズのこの2作品はNu基板オリジナルとなっています。
この4か月後に「ルイージマンションアーケード」、その翌月には「チュウニズム」、「crossbeats REV」、その翌年には「艦これアーケード」が登場しますがこちらの基盤はスペックが上がったNu1.1となっています。
さてスペックですが
OS Microsoft Windows Embedded 8 Standard【Windows8ベースの企業用OS】
CPU Intel Core i3-3220 3.30GHz 3.30GHz
メモリ DDR3 SDRAM PC3-12800 4GB
グラボ NVIDIA製GeForce GTX650 Ti GDDR5 VRAM1GB搭載
ストレージ APACER製SATA SSD 64GB+HGST製HDD500GB
当時はこの性能をそろえるだけで20万とかおそらく飛んでいた可能性もありますが、今では化石です。
Nu1.1はグラボがNVIDIA製GeForce GTX750 Ti GDDR5 VRAM2GB搭載に変わったぐらいです。
艦これアーケードが発売された半年後にNu1.2というスペックが上がったものが存在しますが三国志(2期)とイニDくらいなので割愛
2017年の9月にALLS(オールス)基盤が次世代基盤として発表されました
最初はALLS UXという基盤となっておりハイエンドとローエンドの二つがありスペックが
OS Windows 10 IoT Enterprise 2016 LTSB Value(ハイ・ロー同じ)
CPU Intel Core i5-6500(ハイ・ロー同じ)
メモリ DDR4 16GB(8GB×2枚)(ハイ) DDR4 8GB(4GB×2枚)(ロー)
グラボ NVIDIA GeForce GTX 1070(ハイ) NVIDIA GeForce GTX 1050 または1050 Ti(ロー)
4年弱でかなりスペックが上がってます。
ですがこのALLS UXで使われている作品が
ソウルリバース
クロノレガリア(ソウルリバースからのCVT)
FGOAC
WCCF FOOTASIA
ALL.net P-ras MULTI Version3(ソウルリバース・クロノレガリアからCVT)
英傑大戦(WCCFからのCVT)
英傑はともかく他がもう致命的存在の作品ばかりなんですよね。FGOACも公式がこれ以上のアップデートはないって公言してましたし。
ソウルリバースに至っては導入した店がものすごーーーーーーーーーーーーーーーーく悲惨な目にあってました。(昔いた店もそうだった)
こいつら奪ってワンダーをリニューアルしてくれと何度思ったことか。というより今からでもいい。
10年目で内部データそのものをこいつらに移植してブラッシュアップしたリニューアルを次代ワンダーとして作って。毎日無料1プレイはいらない
けどタッチパネルに専用デバイスだからなぁ・・・・
余談ですが、現行で最新のALLSはイニDのALLS MX2.1となっており、時点でチュウニ(ゴールドタイプ)のHX2.1となっています。
スペックはメモリとグラボの違いですが
MX2.1が16GB(8GB×2枚)のNVIDIA GeForce GTX 1660Ti
HX2.1が8GB(4GB×2枚)のNVIDIA GeForce GTX 1650Ti
となっています。
マシンスペックで言うとNu基板の何倍ぐらいあるんでしょうかねえ・・・・
ワンダーランドウォーズの稼いだ金はワンダーに回されずにmaimaiやチュウニに、しいてはプライズ筐体の開発資金に回されているという噂があるが・・・個人的には本当だと思う。
10年目まで続いた単一作品はものすごくレアなのでしっかりと続けてほしいという思いはあります。
大金があったらワンダーランドウォーズっていう商標と作品をセガから買い取ってセガから切り離して別開発でやりたいと思ってたこともあります。