※この記事はキャラクター設定・デザインに絞られておりゲーム内の性能には一切触れられていない
~プロローグ~
新たな姫騎士、デビュー
彼女が参戦したのはこのゲームが稼働開始して1年と10ヵ月、この頃には
闇吉備津(2015年10月30日)から始まった
温羅(2016年4月1日)、
ヴァイス(2016年6月6日)とゲーム性が問われた
ワンダー格ゲー時代が落ち着き、Wonderland LIBRARYの稼働もあって神筆者が気軽に
キャストのパンツを覗けるようになって少し経った頃だ。
彼女は所謂当ゲームの新章、その「新主人公」というポジションとして
(大遅刻をかました)ジーンと共にWonderland WarsVer.2.0に現れた。
~アインス~
不死鳥の姫騎士
まずは外見から見ていこう。
彼女の原点は
白雪姫、「
死と
復活の物語」だ。復活繋がりか背中にはフェニックスの羽根。
愛らしい垂れ目、明るい赤と深い青、大胆に露出したお腹。彼女、
滅茶苦茶派手である。その中で注目した部分が身体の丈程にもあるランス、そのバンプレートはリボルバーのシリンダーに近い形状、そしていざ舞台へ降り立つと翼から吹き出される蒸気。彼女はぱっと見中世の騎士風だが
意外と近世的な要素を取り入れている。次に羽根、背中から羽根生えてるキャラクターが古今東西誕生している今、彼女の羽根は少し下で骨盤辺り取り付けられている。この下に付いている羽根のお陰で身体が羽根に隠れない。つまり、
背を向けてもキャラクターの動作が確認できるのだ。基本的にキャストの背中を長時間見る神筆者にとってこの「
動きのある背中」は視覚的にも見応えがあり、動かし甲斐がある。
シュネーヴィッツェン(以下シュネー)は今までのキャストとは違った方向性のデザインだと、当時を知る聡明な神筆者も感じた事だろう。まさに次世代を引率するに相応しい姿だ。
では先輩としての立ち位置についた最初の姫騎士、
サンドリヨン(以下サンド)と比較してみよう
全体的な雰囲気としては
落ち着いて可憐が似合うサンドに対しシュネーは
明るくて可愛いといった感じだ。このファンタジーなお姫様とスチームパンクの騎士はとても絵になる。
そして筆者的が注目したのが胸部…
乳だろう。
上乳をガッツリ開けたサンドリヨンとは逆に
下乳を大胆に曝すシュネー。成程、
上乳のサンド下乳のシュネーとはよく言ったものだ。二人とも少ない露出でも魅せる所は魅せる、そして大きさに関してもこのゲームのCEROを上げたと噂される
エピーヌ(2016年9月23日)の後もあってか抑えらており、様々な好みをもつ神筆者に配慮されている。筆者は下乳が好きだ、そして大きいのが好きだ。そういう点でシュネーは少しパンチ不足感が否めない。だがシュネーには多くのファンがいる、きっと
誰かがシュネーの下乳について語ってくれるだろう。そなえよう。
「リンゴチョコ…あげる」←ここ台詞、ちょっとぶっきらぼうな所が
マジで刺さる!
「
悪は絶対許さないよ」や「
私、本気を出しますから!」等、彼女は
自分の意思を示す台詞が多い。全体的に汎用性のある台詞が豊富で、ゲームプレイ中に度々発生する他キャスト(神筆者)同士での掛け合いにも、彼女のチャット力は抜群に機能する使っていても楽しい娘である。そして書き留めておきたい事、それは彼女の性格が【
意外とツンデレ】だという事に関してだ。ゲーム中でシュネーのデレを感じた事はあると思う。だがツン部分を語るにはゲームだけは難しい。そこで設定資料集も踏まえつつもう少しシュネーのツンを掘下げてみよう。
シュネーのツンを語る前に軽く、他キャラクターとの関りを書いていこうと思う。まず作中彼女を取り扱ううえで外せないのが
シグルドリーヴァ(以下シグル)との関係だ。詳細は各自
設定資料集を購入し確かめてほしいが、
シュネーとシグルは元々敵同士だった。簡単に流れを要約すると
神々の命により、シュネーを討ち取るべくシグルがやって来る→シグルの力にシュネー苦戦→シュネー絶体絶命!この時
七色の精霊と契約を交わす→シュネーの逆転勝利、である。
ざっくりとした流れだが、この出来事はシグルにとってシュネーの人柄を知るきっかけとなった。そしてシグルは善良な心を持つシュネーを狙う神々の意思に疑問を覚え、反発。結果シグルは故郷を追放。堕天後、シュネーから自身も暮らす「
森の国」に迎えられ、一緒に過ごすしいつしか親友と呼べる間柄…といった流れだ。この話にはまだ続きがあるのだが、その後はシグルにスポットが当たっているのでここでは省略させてもらう。
で、ここで二人の「
大切なもの」を見てみよう。シグルのほうは「
シュネーヴィッツェン」…納得である。先程の話から、シグルはシュネーの
全力主人公ムーブの前に善堕ちかましているのだ。惚れるのも納得である。
次にシュネーの「大切なもの」なのだが、
「お姉さま♡」
…絶対的主人公ムーブには鈍感力も入っていたのか。フォローするならば、シュネーとシグルはお互いを親友と思っている。そして上記にも書いてるがシュネーは実は結構ツンな所がある。もしかしたらシグルって書くのが恥ずかしかったのかもしれない。
ここ妄想ポイント。
で、本題であるシュネーのツン部分だが、これはドラマCD
「Wonderland Wars」Side Story収録「プリンセスたちの休日」で発揮される。もう一人、シュネーと絡みのあるキャラクター…お姉さまであるサンドとの会話は
シュネーの魅力が大変詰まっておりとても素晴らしい。ドラマCDはワンダーのキャラクターが好きって人にはお勧めできる内容だ。現在新品を購入するのは難しいかもしれないが、中古なら入手可能だろう。
本題に入るが、ドラマCD内でシュネーの出番が、休日町で散歩しているシュネーが偶然サンドを発見するという所から始まる(因みにこの時歩いてるSEが
ガチャ、ガチャ…
町でも鎧着てるの?)で、ここでのやり取りは筆舌に難く、実際聴いてくれないと伝わらない程良いものになっている。ざっくりした流れだが
一人でいるサンドに、
一緒にお茶にさせてほしいとお願いする(嬉しい)→サンドはアシェンプテル達もいると説明(驚き+がっかり)→アシェ達が見えない(疑問)→皆の飲み物を買いに来たとサンド説明、シュネー「何様のつもりよ!」(怒り)→そんな連中ほっといて二人でお茶しましょう(ニコニコ)
このやり取りは非常に短い時間で行われているが、コロコロ変化するシュネーの感情が、CVを担当している小倉 唯氏の演技も相まって
聞き心地が良い。このやりとりの他にもシュネーの
お姉さま愛が爆発しているので、聴こう!!そして結局、アシェ達とお茶をするのだが、この時のシュネーはそりゃあもうツン
ツンの
ツンなのだ。憧れのお姉さまに使い走りをさせる相手に見せる愛嬌などない。ゲームとは違うシュネーの一面が覗ける、
ガチでお勧めドラマCD。
~ドライ~
主人公な姫騎士
※設定の話であり、ゲームシステムの話ではない
シュネーの強さの源、それは「
己の才能」、「
黄金の林檎」、「
七色の精霊」だ。
まずは
己の才能。これはシュネーの母親であり強力な魔法使い、その才能を引き継いだ形だ。母親譲りの才能と美貌、これが後に事件を呼ぶ。
次に
黄金の林檎。これは無尽蔵に魔力を蓄える道具であり、シュネーの心臓だ。幼いシュネーはその美貌を母親から憎まれ、そして
毒殺されるハズだった。しかし、シュネーを葬るよう命令された魔法使いは独断、シュネーの心臓と魔法の道具である黄金の林檎を交換。心臓は母親の元に送られ表向きは消えた者となる。そして真実、林檎の力で生きながらえたシュネーは魔法使いに「
森の国」へ逃がされる。こうしてシュネーは「森の国」で成長し、我々の知る姫騎士となったのだ。
最後に
七色の精霊。これは上記でも記載したが、シグルとの戦闘中に契約、シグルを撃退する力になる。この七色の精霊が、黄金の林檎に溜められた魔力を引き出せる霊器「
七精霊の槍」「
林檎の盾」となるのだ(※1)。
強力な魔法を扱える才能、膨大な魔力を蓄える黄金の林檎、強力な魔法を放てる七色の精霊が宿りし武器。
初めから持ってる天才肌もだが、
シュネーは物語のターニングポイント毎に新しい道具・武器を入手している。こういう所がRPGの主人公っぽいのよ。
~フィナーレ~
色々な姫騎士
鈴木玖先生が描く4コマうぉーず15話にて見せたシュネーとサンドの戦闘シーンは名言・名SEが生まれた神回である(因みにシュネーは15話、3周年記念、25話に登場。25話ではシグルが名言を発している)
未視聴の神筆者は直ちに見に行くべし!
最後に変化の栞について簡単に書いていく
まずは健康的な四肢が光る「
学園乙女」ぇ…
アイエエエエ! ニンジャ!? ニンジャナンデ!?
髪型がボブからサイドアップに、鎧で覆われていた肌は光を浴び、スカートを爽やかになびかせる。武器は槍から箒に、盾は三角定規に…ん?
三角定規大きいな!ところでこのゲーム、定期的に
舞踏会というイベントがございまして、そのイベントには
スカートをヒラヒラさせる淑女が多く参加している。手には
大きな三角定規。…誰も悪くない、シュネーもまた
大きい三角定規におどらされただけの犠牲者の一人にすぎないってことさ。
次に紹介するのは「
波打ち際の全力乙女」ハニカミ笑顔とにこにこ笑顔、どちらも様になっておりイケてて可愛い。
こちらは
水着、そして
髪型がツインテールに変化している。髪型を変えるというのは、ある種の賭けだ。「キャラクター性」を形成する一因には髪型という要因がある。髪型を変えた事で、そのキャラクターから冷めるという事もあるうるのだ。だが、少なくとも筆者の周りではこの髪型チェンジに否定的な意見は聞かなかった。これも長年活躍したシュネーの、
確固たるキャラクター形成が成功している証と言っていいと思う。
※1 武器設定案で槍は七人のドワーフが作った魔法の銀槍と記載されている。
さて、シュネーについて語りたい事は一先ず一段落した。
ここからはワンダー8周年に関しての、筆者の振り返りだ。
思い返せば筆者は、シュネーがデビューする少し前くらいからワンダーを定期的にプレイするようになりゲームセンターに通う習慣がついた。ゲームセンターに通う事で様々なプレイヤーと交流がもてた。これは今までゲームセンターに通うという文化がなかった筆者にはとても新鮮な体験だった。
筆者のゲームを選ぶ第一の要素は「デザイン」だ。視覚的に魅力がなければ、例えゲームシステムが素晴らしくても手に取る事はないだろう。サンドの巨大POPがなかったら、簡単な操作じゃなかったら、ゲームが面白くなかったらetc…そして共にゲームを研鑽できる神筆者達がいなければここまでプレイし続けていなかっただろう。神筆者全員にありがとう…とは思わないが後悔はしない経験だ。
筆者はもう昔程ワンダーに対する熱はないと実感している。だからこそ一番熱があった時期、そこに登場したシュネーについて語りたくなった。
最後に筆者が言いたい事、それは
乳でキャストの魅力を決めるのは良くないこと!!!
以上だ!
~END~