※この文章には個人的見解が多く含まれています。出来るだけ丸く表現しますがチクチク言葉と感じるかもしれません。覚悟して読んでね。
0.はじめに
この記事はしばらくプレイして勝利を求め始めた人向けに書いています。「キャラが好きで始めました!使ってるだけで楽しいです!」という方には少し早い内容ですので、回れ右をすることをお勧めします。(だから、タグを中級者向けにする必要があったんですね。)
逆に「最近勝てねぇな……」と感じ始めた人は、この記事が将来の勝利に対する助けになるかもしれません。でも勝利を求めるというのは一種の戦闘民族ですし、お気楽な道ではないのである程度覚悟はしたほうが良いです。(全国がランクマッチしかないのが悪い気がする)
1.○○専をやめて複数のファイターを使え
要約
- 普段からFを使ってる人は違うFを使って上手にレーンを管理しましょう
- AやSをやっていた人はFを使って勝負所を理解しましょう
まずAやS使いはFを使うところから始めてください。ロールごとの役割は忘れましょう。お前は今から兵士処理のプロになるんだ。あとヴァイスはSじゃなくてヴァイスってロールだからSの基準にしないほうが良いです(1敗)。
ワンダーはよく「拠点を折るゲーム」といわれています。じゃあ拠点を折るにはどうするかというと兵士を拠点まで到達させる必要があります。なのでこのゲームは何をしていても兵士が常に関わってきます。
どのキャストを使っていても兵士処理からは逃げられません(中央Aは逃げれるけど)。勝ちを意識し始めた時、大事にするのは兵士処理で生まれる「レーンの上げ下げ」だと思います。
「レーンが上がってる、体力も余裕がある、よし攻め上がろう」「レーンは上がっている、でも巨人がでた、レーンを下げつつ耐えよう」という概念を手に入れましょう。レーン戦には波のようなものがあって、押せるタイミングと押し返されるタイミングが存在します(実力差が大きい場合は存在しません。一生レーンで負け続けた経験の一つや二つあると思います)。
この概念は特にAを使っていると獲得が難しいです(ソースは私)。なので特にAばっかりやってきた人はここで一度Fに乗り換えてください。Sでも良いですが、バフを渡す仕事が入ってくるので詳細は後で書きます(マルチタスクが得意という自信があればSでもいいです)。S使いはFをやってくださいと言っておきます、読み手のあなたがAに継続的にバフを渡せているのかどうかはリプレイを見ないと判断できませんので。
2.ダウンするなダウンを取れ
要約
- ダウン1回の重さを理解しましょう
- 開幕殺意DSを警戒しましょう
「よっしゃFやるぞ」となったそこのあなたと「元からF使いなんだが」というそこのあなた。どうやってレーンを上げるつもりですか?
レーンの上げ下げを理解しろといいましたが、これは
有利だから出来ることです。下がってるレーンを「よっしゃ押し上げるぜ」で上げられるなら初めから本気出せという話ですね。
Aをやっているとたまに目にする悲しい光景があります。Lv3時点で自陣の半分くらいまで押し込まれているし、体力差もあるし、相手はLv4という状態。たまにツイッタァで「Aが横槍来ないんだけど」なんていうのを目にしますが、もしその試合がこういう状況だったら負けた理由の半分以上は
序盤に押し込まれたお前です。Aがレーンを離れて助けられるのは、Aのアシストとスキルが使えるようになるLv4辺りからです。それまでは1人でレーンを膠着状態にする必要があります。相性によっては手前拠点を折られること当然もあります。手前折られてもいいので
体力差がついているという状態にならないください。
じゃあ体力差をつけないために出来ることとは何かというと、攻撃に当たらないことです。これは言い換えると
ダウンをしないということになります。ただ攻撃にダウン属性のないFもいますので、攻撃に当たらないということと相違はないと思います。
ダウンの重みを知るには温羅のリプレイを見るのが良いかと思います。ということでYouTubeからリプレイを一つ引用させていただきます(
これ)。
開幕ダウンしたせいで兵士列が1列丸ごと残っていますね。温羅は開幕1列目を多少適当に処理しても味方兵士が倒してくれるので前に出るのが強い動きですが、ダウンしたせいで味方兵士を消し飛ばされて自分で処理する必要が生まれています。そのあとはメロウの判定強すぎSSハメと、味方兵士を消し飛ばされたせいで処理できなくなった兵士たちの攻撃でボコられていらっしゃいます(前述の通りAは助けられないので見ていることしかできない)。悲しみの撤退、再出撃。おや、SSでダウンを取ったおかげで兵士1列を処理できました。メロウは温羅と近接格闘するのは分が悪いですから、実は下がるのがベストなんですね(さっき言った「レーンの上げ下げ」です)。半分まで押し戻したのは良いですがHPが無いので、得たレーンの有利で一時撤退、回復後にゼーレでインチキな硬質化をしてダウン取ったらイキイキしながらレーンを駆け上がって兵士を食っています。
一つ思考実験をしてみましょう。「もし温羅が再出撃後にすぐダウンしたらどうなるか」というものです。この時間帯にAが森から出てくる可能性は低いので、メロウのDSに当たってしまった場合を考えるわけですね。私の考えは「兵士を消し飛ばされてワンチャンに賭けるしかなくなり、奥拠点が半壊する」です。このゲームは拠点を折るゲームですので、半壊することは負けに繋がります。そんな絶望的な未来をこの方はダウンを取って防いだのです。逆に言うとメロウの方は試合を決めるチャンスだったにもかかわらず、ダウンでその貴重なチャンスを失ったのです。
これがダウン1回の重みです。一度ダウンをするということは兵士一列の処理が遅れるということです。兵士一列の処理が遅れるというのはレーンが下がることに直結します。数秒動けないだけという認識は改めましょう。特に序盤のダウンは脅威です。なぜ開幕のDSは兵士列が基本なのに、わざわざ殺意DSを撃つプレイヤーがいるか考えたことはありますか?特に考えもせずDSを撃って相手の殺意を受けて、ダウンしながら「なんやコイツキモ」とか言いながら画面の前で首をかしげていませんか?上級者にはもっと深い意図と読みあいがあるとのことですが、私たちがすぐに認識するべきことは相手はお前にダウンしてほしいから殺意DSを書いているということです。開幕殺意DSに引っかかった時点でレーン戦に負け始めているという意識が必要です。
ダウンでレーンの有利を得たら、回復のために下がるとか巨人が出たから下げて耐える、といった動きが自分のペースで出来るようになります。逆に自分がダウンしすぎているなら、兵士処理のペースで負けているので数回ダウンを取ったとしてもレーンの不利を減少させているだけでもっとダウンを取らないと自分のペースにはなりません。レーンの生殺与奪の権を相手に握らせるなと富岡義勇も言っていました。自分のペースでレーンを動かしたいなら、なんとしてでもむやみやたらにダウンすることは避けましょう。
3.攻撃の避け方
攻撃に当たるなといいながら避け方を書かないのは親切じゃないので、避け方についても書いていきます。が、私もまだ満足にできていないので若干説得力に欠けます。やるべきことはわかってるんだけどね、実行が難しいんだこれが。私としては2つ考えるべき要素があります。
第一の要素は位置関係です。そもそも相手の射程に入ってないのにDSを撃ってきたらそれは兵士処理用だとわかりますし、まず射程外なので自分から近寄らない限り当たりません。逆に射程内で撃ってきたら自分を狙っている可能性があるわけですね。
第二の要素は兵士の量です。こっちに兵士いっぱい、相手はほとんどいない。お、相手がDS撃ってきた。……さあこのDSは誰に向けて撃っているのでしょうか。相手の思考によって変わりますが大抵の場合、純粋な殺意DSではなく兵士処理をして最後のほうをちょっと曲げておいてお前に当たれば良いなDSが撃たれます。フックとかドルミールだとよくありますね。殺意と兵士処理の順番は前後することがありますがそんなDSを無意識に打っている人は多いと思います(わけもわからず撃ってる人もいます)。
この2つを頭に入れて相手のDSの軌跡を考えましょう。……え、軌跡なんてわかるかって?私もそう思います。でも私でもわかる領域があります。実は兵士を処理したいDSは絶対に兵士をなぞって書かれます(DSが爆発する2名を除く)。なのでDSを避ける単純な手段は「
兵士列の上でDSを書き緊急回避で後ろに下がる」です。緊急回避を使いすぎるなとかそんなのは後回しだまずはDSを避けれるようにならないと話が始まらない。緊急回避はDSを避ける手段の一つです。位置をずらしてDSに当たらなくするわけですね。
なぜツクヨミの月輪が文句言われるのかというと緊急回避でずらしてもデカすぎて当たるからですね
ほかにも方法がありますがそれらは
こんな記事とか
あんな記事がありますのでそちらに譲ります。読むのめんどいとかいうな勝ちたいんだろ?やるしかないんだ。
4.暇な時間でロールらしいことをする
要約
ここからAとSも楽しくなってきます。兵士処理をしていると兵士のいない時間が生まれます。次のステップはこの時間の有効活用です。Fはこの時間でも相手のダウンを狙っていますが、Sはこの時間を利用して森にいるAにバフを渡すことが出来ます。Aは横槍しにいってください。
先ほどS使いもFをやれといったのは、この暇な時間にさえバフを渡してくれない人がいるからなんですね。せめてこのタイミングくらいはバフを渡してほしい。そうじゃないならFで良いじゃんという話になります。
Aはこのタイミングで横槍を始めるのが理想的です。中央と端の兵士列のタイミングはずれているので、中央が暇なとき端は丁度兵士来てて忙しい時間です。そこを2vs1して我が物顔で相手FをボコボコにするのがAの横槍というものです。
「あ、この時間有効活用できるな。」と見つけるためにファイターをやることを勧めているので、AとS使いの皆さんはそこのところちゃんと意識しましょう。
5.終わりに
現在のワンダーは各キャストの勝率50%になるように調整をしています。これは生粋の戦闘民族向けなのでかなり大変です。たまにはのんびりリフレッシュとかをしましょう。頑張りすぎるのは良くないです。