久しぶりな人はお久しぶり!
そうでない人は始めまして!
キャストについてフワッフワな知識を披露している人です
今回は最新キャストであるマリーとそのフロントキャストであるフィーについて話していきたいと思います!
本当はマリー実装してからすぐに書きたかったのですが、リアルの方が忙しく遅れてしまいました…
前書きはこの程度にして本題!
【フィーとマリーの関係性】
フィーのアナザー予想をした際に色々な候補を挙げ、又見てくださった人から色々な意見を頂きました。
しかし蓋を開けるとそれらのどれでもないってオチでした()
二人は本当の意味で同じグリム童話からの派生になります。
これだけだと分かりづらいと思うので少し解説を挿みますね
【グリム童話】
グリム童話はヤーコプ・グリムとヴィルヘルム・グリムの二人によって集められたドイツの昔話集のことを指しています。
ワンダーだと今回紹介するフィー、マリーの二人の他にもアシェンプテル、シュネーヴィッツェン、ヴァイスがグリム童話から参戦しています
(マグス・クラウンやエルルカンの原作である『ハーメルンの笛吹き男』はグリム兄弟の著作ではあるけれど、この話が掲載されているのは『グリム伝説集』と呼ばれる実話を書き留めた別作品なので今回は外しました)
グリム童話の特徴は数回に渡る改訂によって童話の内容が大きく変わっていった事が挙げられます。
これは昔話を収集する際にフランスの昔話が混入してしまった事や内容が子供向けではない事が理由になります。
ネットの記事で見る「本当は残酷な昔話」とされるのは殆どがグリム童話を指しています(たまにアンデルセン童話が混じったり、日本の昔話が紹介される程度)
話は戻ってきて、ラプンツェルの二人へ
フィーとマリーの名前はグリム兄弟が昔話を収集するにあたってお世話になった人物の名前と似ており、私はここから持ってきたんじゃないかな〜って思っています。
【一人目】ドロテーア・フィーマン
こちらがフィーの元ネタ
基本的に昔話の収集元を明かさなかったグリム兄弟が唯一明かした人物であり、グリム童話の二版では肖像画も掲載されているとのこと(ここウィキ調べ)
実際にはフランスの文化がかなり浸透している地域で生まれ育った事が後の調べで判明しており、語られた昔話は行商人等から聞いた話であったことが伝わっています
【二人目】マリー・ハッセンプフルーク
こちらはマリーの元ネタ
こちらはグリムの兄弟の一人が嫁に入った家であり、当時彼らが住んでいたカッセルの行政長官でもある立派な家です。
マリーはその家の長女であり、グリム兄弟の取材に応じていくつもの昔話を語った人物です
しかしそれらはペロー童話からの流用であり、母方がフランス人で日常的にフランス語を話す家であったことが後世になって判明しています
と言った具合にどちらもフランス文化にどっぷりと使っている人物でした…
二人の名前が採用された経緯としては、昔話の提供元として有名だった事が挙げられます
より穿った見方をするなら、初版ではマリーさんから語られた昔話が多く登場し、それ以降はドロテーアさんやその他の方からの提供を交えて再構成され昔話をグリム童話集では掲載されています
そのため初版の残酷な物語をマリー、その後の少しマイルドになったものをフィーが担当しているのかな?と考えています
より詳しく二人の対比を出したかったのですが、コロナ禍と言うこともあり図書館へ行けてないのです…
と言うことで今回はここまでとなります!
本当はマリーの胸が大きい理由やフェルドが喋る理由なんかも考察していきたかったんですけど、情勢が悪いですね…
もしもこの記事を見てくださった人の中に詳しい人がいるならコメント欄で教えてくださると、主に私が喜びます!
それでは長文失礼しました
最後まで読んでくださりありがとうございます!