エルガーナーゲルをどうにかしてください

デス・フックEX10になりました。思うことを書かせていただきます。

正直ここ1年近くは，いわゆるフリマでデス・フックに乗り続けていたのは私を除くと数人いたかどうかだったのではと思っています。デス・フックでアレキやラピスを踏んでいるはずなのにもう長いことCRランキングに乗っていない人が何人もいる気がしています。
バトルバランスの調整におけるデス・フックの「使用率・勝率」というワードを目にするたびに私の勝率しか見られてないんじゃないかと思うほどでした。
そんなデス・フックに関わるこれまでの主なバトルバランスの調整をまとめます。

4.02B(2019/3/1)
"蜂ノ巣ニナルガイイ…"が40秒から50秒になる

4.15(2019/8/26)
"分裂する魔法の長箒"と"シトリーシギル"が実装。デス・フックがすべてを過去にして無敵のキャストになる

4.15A(2019/9/24)
"シトリーシギル"が下方修正。デス・フックが無敵から最強に格下げされる

2020/1/7
デス・フックのCRランキング1位のCRがEX20になる

5.01D(2020/2/17)
・"シトリーシギル"が下方修正。吸ってキルできるのは2回までになる
・"獲物ハ逃ガサヌ…"の消費MPと弾速が下方修正。

5.10A(2020/8/17)
"鶴折の着物+"実装。デス・フックが相当弱くなる

5.12B(2020/10/12)
"分裂する魔法の長箒"が下方修正。他の強力なアシストの登場もあるが，とても採用できる性能ではなくなる

5.12D(2020/11/16)
"エルガーナーゲル"実装。鶴折+と合わせて，デス・フックは乗ることが戦犯になる最弱キャストの仲間入りをする

5.12I(2021/1/12)
"鶴折の着物+"が下方修正。デス・フックでもダメージが通るようになる

5.12J(2021/2/1)
・"エルガーナーゲル"が下方修正。MAXでも4発から3発に
・"シトリーシギル"が下方修正。吸ってキルできるのは1回がせいぜいになる(歩き回れば2人は何とか)

5.20A(2021/3/17)
"命乞イノ時間ダ…"上方修正。†巨人がスタン†するようになった

5.20B(2021/4/5)
"エルガーナーゲル"下方修正。†避ける遊びがより楽しめる†ようなゲーム性になる

5.30A(2021/6/28)
"蜂ノ巣ニナルガイイ…"上方修正。範囲が広がり，蜂の巣が1発は多く当たるようになった


使い続けた感想ですが，"エルガーナーゲル"だけは本当にどうにかしたほうがいいと思います。これはデス・フックを使っている人以外も同じことを思っている人がたくさんいると思います。
今のデス・フックは，アシストで必死にSPDを盛って，一生懸命MPを節約し，蜂の巣を発動したうえでなんとか獲物のMPを捻出し，弾速の遅い"獲物"や"命乞い"を必死の思いで当てて…。
さあここから「一騎打ちをしようではないか！」「死出の旅へと案内しよう！」「一生懸命練習した重ね当てや壁ハメへの誘導を披露する時間だ！」というところで"エルガーナーゲル"でピチューン！ｗｗｗされて逃げられることが1試合中各キャスト3回ずつの最大12回あります。獲物や命乞いなんて一試合に打てても合計7，8回くらいなんですが…。
強力なマスタースキルである"スプライトアート"が実装されてからは，そちらを積んでくる人もちらほら見かけますが，何にしても「マスタースキルが勝率に与える影響」は少なくないと思っています。

正直，エルガーナーゲルが今の性能のままではこの先使われ続けると思っていますし，これを下方修正しないのであればこれより遥かに強いマスタースキルを実装するまでマスタースキル事情はこのままではないかと思っています。でも今のエルガーナーゲルより優先するマスタースキルが出たらそれ絶対ヤバいし…。"シリウス・ブリンク"全盛期のWonderland Record of Warsを思い出しました。

デス・フックはその昔強い時期が続いたから今お仕置き期間中だという公式の見解も把握していますし，†命乞いで巨人がスタン†したり蜂の巣が1発多く当たるようになったおかげで獲物が弱すぎる現状でもキャスト性能としては十分強いと思っています。ただ，それはエルガーナーゲルがなければの話で，エルガーナーゲルがある限りデス・フックをいくら修正しても意味がありません。

鶴折+が出てデス・フックが環境弱者の仲間入りをしてからそろそろ1年経つわけですから，どうにかうまいテコ入れがあることを期待しています。