大地が、揺れた。
『っ、な、なんだ?!』
ゴゴゴゴゴ……
『な、南海トラフだぁっ!!』
ゴゴゴゴゴ轟轟ッ轟轟ッ
来るべき、巨大地震。
それはついにやってきた。
人々は警戒していたが、五輪
やらコロナやらでなんとなく
忘れていた。
その日、日本は震撼した。
ゴゴンゴゴゴンゴゴゴンン……
『…っ?』
揺れ方が、変わった?
『…!お、おいみんなっ
あれ!』
指を指したその先には。
たくましい巨漢が
その足を、母なる大地へと
叩きつけていた。
『か、怪童丸!この揺れは
ヤツが引き起こして…?!』
『バカ野郎ッ!よく見ろ!』
ゴゴゴゴ轟轟ゴゴゴゴゴゴゴ
『…!と、止めている!
大地を、揺れを、その自慢の
足で止めようとしているっ!』
『頑張れぇええ!!』
『負けるなぁああああ』
『怪童丸ぅうう!!!』
大地の怒り。静めるは
雷神の怒り。
母なる大地と父なる雷雲の
戦いを、人々はただ見守る。
ゴゴゴゴゴ轟轟 轟轟轟轟ッ
\\\\轟////
\\\轟///
\轟/
…
…
…
……
………
『お……』
『おさ、まった…?』
『ぅわあああああ』
『やったぁああああ』
『生きてる、生きてるよぅ』
『神よ…!』
この日、日本は最大の滅びの
危機を乗り越えた。
日本の国民たちは相撲に敬意を
払い、相撲は義務教育と化した。
中でも抜きん出た成績を納めた
者は怪童丸の名を受け継ぎ、
人工地震を発生させる事で
日本の将来を守護する守り神と
なるのだ。
騒動後、怪童丸は何も言わず
山の中へと帰っていった。
その後、怪童丸を見た者は
誰もいない。
という夢を見ました。
直後にお腹を壊し、駆け込んだ
トイレでこの投稿を書いてます。
アイスの実を食べて、
お腹を出して寝たのが
雷神の怒りを買ったようですね。
ゴロゴロいってる。
みんなもお大事にね。ぉやすみ。
あぁ「足踏み出すは大地の祈り」ってそういう……
すげぇな、あんたが大将だッ!!
(相撲が義務教育になった様子はちょっと見てみたい)
ガヤの旦那ッッ!
おおっ嬉しいなぁ!あんたも大将だッッ!!
すまねぇがこれは正夢だ!見てみたいとかじゃなくて
こうなるんだッッ!女の子も四股ッッお爺さんも四股ッッ
犬ネコも四股ッッッ!!みんなの四股が適度に大地を揺らし
大地震を未然に防ぐんだッッ!!ごっつぁああんッッッ!!