初めに。
この投稿は初心者向けです。が、中、上級者の方々にとっても、基礎や、キャストの対面のしかたなどを見直す機会にでもなったなら幸いです。
前回はリン、シュネーヴィッツェンについて解説しました。
(前回はこちら:https://wonder-club.jp/posts/142673)
前回、次はローザとシャドウ・アリスを〜とか言ってたんですけど、キャスト1人づつの方がいいんじゃないか、とのご指摘を受けまして。確かにその方が見やすいかな〜…てか僕の負担も減るなぁ…と思い、とりあえず今回は、ローザに絞って解説していこうと思います。
もし、キャスト二人づつの方がいい、などリクエストや、修正点など有れば、コメント欄にお願い致します。まだまだ未熟な銀筆ゆえ。
では、早速解説していこうと思います。なお、基本的な性能はwikiを参照しておりますので、よろしければそちらもご確認ください。
《キャスト毎の性能》
⑤ローザ
様々なキャストから戦い方を教わった結果なのか、ステータスはファイターの平均程度。しかし、様々なファイターのスキルを継承したことで、戦い様によっては「良いとこ取り」ができる。また、接近拒否もファイターの中では確立されている方。
SS:ランスを突き出し、刺突を飛ばすダウン攻撃。弾速、発生は良好で、射程はシュネーヴィッツェンくらい。代わりに硬直が少し重め。つまるところ、当てやすくなったシュネーヴィッツェンのSSと言った感じ。これを上手く当てていけば、しっかり接近拒否ができる。
DS:ランスを地面に突き刺し、光柱を出現させる。ダウン攻撃で、初速は遅いが、しばらく進んだところで急加速し、曲がると減速する。射程、描画共にやや長めに設定されている。特筆すべきは、最初に敵に当たるまで
弾サイズが一回り大きいこと。しっかり判定も大きくなっている模様。
〈スキル〉
※ローザは「成長した錫の新兵」であるため、他のキャストからスキルを継承し、ローザなりのアレンジが加えられている。
・クリスタルスラッシュ………解禁レベル2 攻撃
サンドリヨンのものと同様、フリック後に指定した方向に貫通攻撃を放つ。自分からの距離が遠いほど火力が高いのも同じ。しかし、サンドリヨンのものと比べて若干横幅が大きくなった代わりに、射程が下がり、レーンの横幅の半分程度しかないため、キャストに引っ掛けづらく、兵士処理にも使いづらいことから採用率は低め。
・嘘つき狂詩曲………解禁レベル2 妨害
獲得スキル。フリック後即時発動。自分周囲の敵兵士の防御力、貫通耐性を下げ、敵兵士を狂乱(敵キャストに攻撃できない)状態にする。これにより、消費MPは多くなるが、レベル2から大兵士貫通ができることになる。また、全国対戦ではあまりない事だが、中央にローザが行った場合、貫通耐性を下げることから、自分だけでなく味方もDSが貫通する。つまり、ゲージ非MAX版のマグス・クラウンのものが近い。
・茨の回廊………解禁レベル3 攻撃
ドルミールのものと同様、フリック後に自分から書いた自由曲線に沿ってキャスト、兵士、巨人に当たるダメージ範囲を生成する。なお、この範囲は最大2個まで設置でき、3個目を描くと1個目が消える。キャストに当たった場合強く仰け反るため、無敵付きの移動スキルで無いと通り抜けは不可能。ここまでは元祖と同じだが、描画距離に対して射程が短く、効果時間も短く、解禁も遅い。そのためドルミールのものほど使い勝手は良くないが、キャストの足止めができ、MP効率が良いとは言えないが、最も楽に巨人処理ができることから採用率はそれなりに高い。
・不撓不屈の位………解禁レベル3 回復
吉備津彦のものと同様、フリック後即時発動で、自分と周囲の味方兵士のHPを回復する。自身の回復量は、巻き込んだ味方兵士の数に応じて増加。9体以上巻き込むと、一定時間DS消費MPが下がる。元祖との変更点は、解禁が早くなった代わりに、DS連射が削除、回復量と、効果時間も抑え目になっている。とはいえ、これによる継戦能力の増加は著しい。
・気合いを見せなさい!………解禁レベル4 強化
アイアン・フックの「気合いを見せやがれ!」と同様、フリック後即時発動で、自分周囲の味方兵士の攻撃力と防御力を上げる。ここまでは同じだが、元祖にはないDS射程延長が付き、元祖ならDS弾サイズ拡大となる兵士を9体以上巻き込んだ時の追加効果が、DS弾速上昇に変わっている。これにより、シュネーヴィッツェン並の弾速と、アイアン・フック並の射程が両立される。
なお、DS射程延長は巻き込んだ兵士の数に応じて変動し、8体以上で最大強化。また、味方兵士へのバフ時間は非常に短いが、自身へのバフは約1分継続する。
・ハートオブワンダラー………解禁レベル5 WS
試合中1回のみ使用可能。フリック後即時発動。DSの攻撃力と貫通力上昇、HP回復、スキル消費MP軽減がかかる。MP回復がないため、MPが枯渇している時に使ってもあまり旨みが生かせない。逆に、HP回復があることから、逃げから一気に攻めの継続へと繋げることが出来る。
最も強い使い方としては、MPに余裕があるのを確認した上でWSを発動。そこから不撓不屈、気合いを両方かけることで射程、弾速、火力、消費MPにバフのかかった大兵士貫通DSが打てるようになる。これを使って敵キャストを追い込みながらレーンの制圧ができると強い。
〈現在の主なビルド〉
最も多いのは、赤の学徒の本、少年神の火突槍に、レベル3、レベル6キャスト固有のWR(ワンダーレア)アシスト、MSはエルガーナーゲル、というオススメを上から取ったビルド。レベル2兵士列一確が取れ、スピードも伸ばしつつ、レベル6以降はキャスト固有レベル3アシストによって、自身のロールエフェクト内の味方兵士の拠点攻撃力が上がるおまけ付き。DS消費MPまで下がる。レベル3まで来れば労せずWRアシストが2枚発動するため、カイを難なく使える。ない場合は、黄龍か、サナが良いだろう。黄龍はスピードが欲しい場合。MP補助は発動条件が兵士80体処理のため、試合の終盤でしか発動しないことに注意。MP管理に自信が無いなら、サナの採用の方がいいだろう。赤の学徒の本を採用しているため、レベル3から兵士を倒す度にMPが回復するばかりか、専用レベル3、少年神の火突槍のおかげで、回避距離上昇までかかる。
なお、若干HPが下がっているため、それが気になる場合は少年神の火突槍を蓬莱の小槌+や、白騎士の槍+、餅喰らいの袈裟衣+などに変えてもいい。袈裟衣+なら、余計にHPが盛れる上にHP回復、MP補助まで付く。が、DS火力は落ちる。あるいは、蛇姫の焼いた鐘楼なら、HPを盛った上でDS火力も上がる。が、MPが下がっていることに注意。
と、かなり自由が効くため、色々試してみるのも一考。
スキルは、不撓不屈の位、気合いを見せなさい!がほぼ確定。あとは、嘘つき狂詩曲か、茨の回廊を好みで、と言った形。嘘つきがあれば大兵士貫通が出来るが、MP効率はあまり良くなく、茨の回廊は使い手の腕とセンスが試される。MPにさえ気をつければ、レベル2からリン並の兵士処理ができるため、序盤に兵士処理が弱いキャスト(ミラベル、シャドウ・アリスなど)が対面の場合は、強引に押し込める。ただし、何度も言うがMPが少々キツい。とはいえ、使い手の腕に関わらず安定するのは嘘つき狂詩曲ではないかと思う。
まぁ、使ってみてこの方がいい、と思った方でいいのではないだろうか。
〈立ち回り〉
序盤から終盤まで、とにかくレーン戦に専念する、純然たるファイターとしての動きが求められる。DSで兵士処理、うち漏らしはSSで、という基本に乗っ取りつつ、レベル2になったら嘘つきを使って強引にせめて行ってしまえる。あるいはレベル3から茨の回廊を使えば、一方的に自軍兵士が勝つ戦場を作り出せる。
さらに不撓不屈で回復しつつ、よってくる相手をSSで迎撃、といった動きでやられないようしよう。また、気合いを使えば射程が伸び、一方的に相手のファイターを攻められるようにもなるため、自身の射程を理解しつつ、敵キャストのダウンを取ったり、邪魔することで、一方的なレーン戦に持ち込めると強い。
また、足回りも平均的なため、アイアン・フックや、メロウなどに対してはこれでもって逆に近寄ってしまってダウンを取るなどすれば、有利が取れるか。となると武蔵坊の大薙刀+なんかも採用が見えてくる。
以上で、4時間目は終了とさせていただきます。ローザはサンドリヨンとはまた少し違った意味で癖がないキャストですからね…使いようによってはいくらでも化けるんじゃないでしょうか…
そういえば、28日のアプデで吉備津彦に上方入ってましたね。反映しておいたので、確認したい方はどうぞ。
(吉備津彦の回(2時間目)はこちら:https://wonder-club.jp/posts/142486)
次はシャドウ・アリスを解説するつもりでいます。僕が一番使えてるファイターでも有るんですが、いかんせんこれまでのファイターとは一線を画す使いづらさというか…まぁ、使いこなせればそれなりに強いんですけど。
再度になりますが、もしリクエスト等ありましたら遠慮なくコメント欄にお願いします。
今回も長文にお付き合い頂きありがとうございました。少しでも多く、皆様が勝利を掴み取れますように。
それでは今回はここで筆を置かせていただきます。
皆様に、良きワンダーランドライフを。