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エピーヌについて(EX0~EX5)

by
やーご
やーご
1.はじめに
はじめまして。1年前にエピーヌについてを書かせていただいた、やーご(@ateruimashin)と申します。今回はエピーヌがEX05になりましたので、エピーヌについて書かせていだきます。
 
2.エピーヌEX05になるまで
エピーヌは2019年7月に使い始め、EX0昇格が2020年1月、EX05昇格が2020年12月でした。EX0~EX05までは約1年かかったことになります。
wlwダッシュボード様を使ってデータを見てみると、勝率が61.6%(勝利数:247,敗北数154)、K/Dが1.06(総撃破数:256,総撤退数241)でした。
また、EX0~EX5までは総試合数:137試合、勝率60.6%(勝利数:83,敗北数:54)になります。winning_rate
3.ビルドについて
基本的にどの試合も次のビルドでプレイしていました。build
3-1.アシストの説明
3-1-1.乙女が流した神秘の涙
効果:最大MP小↑、スピード小↑、スキル一定回数使用すると一定時間経験値獲得範囲増加
経験値を拾うためのアシストです。最大MPが少し伸びるのも相性がいいです。
経験値獲得範囲の増加の条件ですが、スキルを1回使用です。
参考:アシスト「乙女が流した神秘の涙」
 
3-1-2.聖女が落とした黄金靴
効果:スキル攻撃力小↑、スピード小↑、最大MP中↓、敵兵士一定数撃破時、スピード上昇、SSとDSの射程上昇
SSの射程が伸びるので、一方的にSSを当てることができるようになります。それによってダメージレースを優位に進めることができます。
最大MP中↓について、スキル消費MP減少アシスト/ソウルと組み合わせれば気にならなくなりますが、抱擁型とは相性が悪いと感じました。

3-1-3.餅食らいの袈裟衣+
効果:最大HP中↑、MP一定割合以下の時HP継続回復、MPが一定割合以下の時MP回復速度上昇
自分のHPを守るアシストです。また、昔に比べてエピーヌのMP管理が厳しくなったので、MP回復速度上昇は恩恵がとても大きい。

3-1-4.光奪う紡ぎ車の紡錘
効果:SS攻撃力中↑、スキル防御力中↑、敵兵士一定撃破時一定時間最大HP上昇しHP継続回復
次の記事を読んで採用し始めました。
参考:エピーヌの6専(紡錘)について
このアシストの強みは、兵士処理しさえしていればHPが回復することです。そのため、終盤にソロキルされる可能性を下げることができます。

3-1-5.カボチャ顔のジャック
効果:SS攻撃力中↑、スキル攻撃力小↑、スキル一定回数使用時MP回復し一定時間スキル消費MP減少
Lv4以降粉を多用するエピーヌにとって恩恵の大きいソウルです。またスキル攻撃力が少し伸びることも優秀です。
 
3-2.リザーブに入っているアシスト
昔使っていた、あるいは使ってないが入れてみたものが多いので参考にはならないと思います。

3-2-1.冷気封じの帽子
効果:スピード中↑、スキル防御力中↓、一定時間経過するたびにDS攻撃力とSS防御力が上昇(ダウンか行動不能状態で効果は解除される)
対面に深雪乃がいるときに採用しようとしていたアシストです。しかし、餅食らいの袈裟衣+のほうが良さそうだったので不採用。

3-1-2.空を駆けるマレク
効果:SSの攻撃力大↑、スピード大↑、装飾アシスト2枚以上発動時スキル消費MP減少
カボチャ顔のジャックが登場するまではメイン採用だったソウルです。環境の変化とともにリザーブへ。もう使うことは無いと思います。

3-1-3.長き天の匙
効果:最大MP小↑、DS攻撃力小↑、Lvアップ時MP回復
Lvアップ時のMP回復で粉→抱擁に必要なMPを賄おうというもの。端ミクサで一時期採用してました。抱擁型なら使えるかもしれないのでリザーブに入っています。

3-1-4.血で咲いた悲哀の薔薇
効果:最大HP中↑、スピード中↑、ロールエフェクトの範囲が増加し自身のスキル消費MPが減少
すべての効果がエピーヌと噛み合っていましたが、私のプレイスタイルでは光奪う紡ぎ車の紡錘のほうが合っていたためリザーブへ。これも抱擁型向けだと思います。

3-1-5.鏡の騎士の兜
効果:最大HP小↑、スキル攻撃力小↑、スピード小↓、HP一定割合以上時経験値獲得範囲が拡大
乙女が流した神秘の涙の代替アシスト。他のスキル攻撃力上昇アシストと組み合わせてLv3時点で兵士列1確定を目指すときに採用するものだと思いますが、使ったことがないのでわかりません。

3-1-6.髑髏の首飾り+
効果:最大HP小↑、スピード小↑、敵に一定回数攻撃時一定時間DS攻撃力上昇とスキル消費MP減少
こちらも以前に採用していたアシストです。髑髏の首飾りほど恩恵を感じられなかったことと、餅食らいの袈裟衣+の方がプレイスタイルに合っていたためリザーブへ。ver5.12-Fで修正が入りましたが、どうなんでしょうか。
 
4.スキルについて
Ver.5.11-Aのアップデートによって、微睡みの粉の性質が変わりました。また、Ver.5.12-Bのアップデートにより、対兵士ダメージが減少したため、立ち回りにも影響がありました。
それ以外に修正が入っていないため、必要があれば以前書いた記事も参照してください。
 
4-1.百年の眠り
効果:範囲内の自身と味方キャストはリンク攻撃力が上がり、スキル攻撃力が徐々に上がる
エピーヌ唯一のバフスキル。消費MPが35と重く、微睡みの粉の対兵士ダメージ削減もあって、バフを置くのが遅れると中盤まで影響が出るようになりました。序盤にDSを引きすぎてLv2時点でバフを置くMPがなくならないように気をつけましょう。
その他に色々効果が書いてありますが、インクの滲み程度の話なので無視しても問題はありません。
微睡みの粉の対兵士ダメージ減少により、百年の眠りのバフがないと兵士列1確が取れなくなりました。そのため、一回でもデスすると、しばらく観葉植物になるので注意してください。特に終盤にデスした場合、試合が終わるまで何もできなくなることがあります。
参考:エピーヌのレベル2スキル「百年の眠り」について
 
4-2.断絶の茨道
効果:貫通攻撃、敵に小ダメージ、敵キャストや巨人にスロウを与える範囲を発生させる
以前の微睡みの粉の対兵士ダメージであれば中盤以降は専ら巨人処理に使うスキルでしたが、アップデートによりLv4までの兵士処理の要になりました。
撃ち方は以前にも書きましたが、兵士列に対して浅い角度で置くと効果的です。ただし、兵士列に対して平行に置くとそのまま兵士が素通りして処理できないことがあるので注意してください。
兵士列に大して浅い角度を得るためには兵士列の横に出る必要がありますが、その場所は敵キャストの攻撃が当たりやすい場所です。狙ってくる敵がいないか確認して撃つようにしましょう。
対巨人に関しては、断絶の茨道が巨人に当たっていれば角度は問題ないです。
 
4-3.茨の抱擁
効果:敵兵士や巨人を貫通する、敵キャストにヒットするとバインドを与え、防御力を下げる。さらにバインド中はMPを下げ続け、自身のMPを回復し続ける。
微睡みの粉のアップデートで採用率が少し上がったスキルです。基本的に微睡みの粉が当たったキャストに茨の抱擁を当てます。
応用的な当て方としては、巨人処理にアタッカーが参加してくれた時、敵キャストが巨人の裏に回るような行動を取ることがあるので、その動きを読んで当てます。
ただし、微睡みの粉→茨の抱擁は合わせて消費MPが50になるので、スキル消費MP削減が発動しているなど、MP周りをちゃんとしていないといけません。
また、一人で巨人処理ができなくなるので、編成などを見て断絶の茨道か茨の抱擁を切り替えましょう。
 
4-4.微睡みの粉
効果:非貫通攻撃、敵や障害物に当たると爆発し爆発範囲内の敵キャストにスリープを与える。
エピーヌの主力スキル。アップデートによって敵キャストを爆風範囲に捉えやすくなりましたが、スリープ時間は3秒と短くなったので、以前のようなコンボはできなくなりました。
上記のビルドだと、感覚としてはLv4になったところで兵士列1確になります。
消費MPが30もあるので、撃ちすぎて必要な場面でMPがなくならないように気をつけましょう。
 
4-5.瞑する姫の祈り
効果:全味方のスキル攻撃力とリンクダメージの上昇、自身のスピードを上昇させる
私はミルキーウェイと合わせて緊急脱出装置だと思っています。囲まれた時、または自分から囲まれに行った時に使います。最近ではミルキーウェイではなく別のマスタースキルを採用しているエピーヌもいるようです。
敵がミルキーウェイを持っていない場合は、WSを使わせたあとに囲んで叩くことができるので、味方キャストが横槍に来て敵がWSを使ったときは攻撃チャットを撃って逃さないようにしましょう。
 
5.SS,DSについて
5-1.SS
非ダウン攻撃です。射程はまあまあ長め。数の少ない兵士列の処理や敵キャストへのダメージの蓄積、ダウン追撃に使います。
非ダウンとリンク攻撃力上昇によってどんな味方ともコンボが形成できるため、微睡みの粉で眠らせてから攻撃を開始する以外にも、SSを当ててから攻撃を開始することもできます。
エピーヌはコンボ始動技みたいなものだと思っているので、味方がどのようにして敵に攻撃したいのかを把握することが重要です。
5-1-1.やられたらやり返す
1vs1で横槍の心配がないときに、非ダウンSSを当てられて、そのまま下がるのはディスアドバンテージです。HP差がつくだけでなく、有利なポジションを取られてしまいます。さらにHP差は横槍を呼び込むことに繋がることがあるので、注意が必要です。
そのため、HP差を作られないように、SSを当てられるときは同時にSSを当て返すようにしましょう。
 
5-2.DS
思った以上に長いDSを引けます。こちらも非ダウンです。断絶を撃つほどではない兵士列処理などに使います。
個人的に、一番最初のDSとその次のDSは大事だと思っています。一番最初のDSはしっかり真横に兵士列をなぞれていること、その次のDSは飛び散った兵士を全てなぞるようにDSが引けていることを確認します。これはLv2を先行するためであり、またレーンを最初から押し上げ、敵の立ち位置を絞っていくためです。
相方がピーターやナイトメア・キッドの場合は、いつもより高い位置で兵士列が止まるため、気持ちもう半歩前に出てからDSを撃つことをおすすめします。
5-2-1.意外と終盤でも使える
終盤はSSと微睡みの粉ばっかりを使いますが、終盤でもDSは使えます。頭の片隅にDSのことも置いておきましょう。
 
6.立ち回り
微睡みの粉が大きく変わり、兵士列1確の時間帯が変わっても立ち回りは一緒です。

死ぬな、死にそうになったら逃げろ、そんで隠れろ、運が良ければ不意を突いてぶっ殺せ

4-1でも述べましたが、エピーヌはデスするとやることがなくなります。相手はスキルで兵士列を1確で処理してくるのに、自分は断絶の茨道でしばらく耐えなければならないからです。そして、その状態はとても弱いので、敵に攻撃されやすくなります。
したがって、何よりも死なない立ち回りが重要になります。しかし、死なないように立ち回ることを免罪符に、兵士処理を怠ってはいけません。兵士処理も同じぐらい重要です。
 
6-1.死なない立ち回り
死なない立ち回りは、敵アタッカーの位置を常に把握することです。そして、それはマップを見て注意チャットを出すことに繋がります。特に次のような状況では注意チャットを心がけるようにしましょう。
  • 敵キャストが森にいることが確定した時
  • 敵キャストが帰城したのが確定した時
  • 敵キャストが中央から端レーンへ移動しようとした時(移動していなくてもいい)
6-1-1.敵キャストが森にいることを把握する
森からの攻撃は最高のアンブッシュになります。なぜなら敵側のほうが視界で有利を取れているからです。そして、そのアンブッシュは森の外側に何らかの攻撃をした瞬間に探知されます。
では、基本的にチャンスが1回しか無いアンブッシュで大きなリターンを得るにはどうするか。敵キャストのHPが少ないレーンを選択し攻撃すること、または敵キャストの中で最も森の出入り口に近いキャストを攻撃するというのが最良の手段になります。
その習性を逆手に取れば、敵アタッカーがどちらの森に潜伏している、または通る確率が高いかということがわかります。ただ、これは確定情報ではないので、「森に注意」チャットぐらいで留めておくべきでしょう。ただし、味方キャストと敵キャストが森の出入り口で戦っている場合は、アタッカーはほぼ間違いなくその場所に戦いに行くので、こちらは確定情報として扱ってもいいかもしれません。

次の方法は、敵サポーターの動きから敵アタッカーの情報を引き出します。
敵が時限付きバフスキルを持っている場合、レーンにいるサポーターが城から森を通って戻ってきたアタッカーにバフすることがあります。この時、森の中までバフ範囲に入れる必要があるため、必ずサポーターは左右のどちらかの森に寄ります。その時点でそちら側の森に敵アタッカーがいることがほぼ確定します。こちらは素早く注意チャットを出さないと意味がないので、敵サポーターの動きには注意しておきましょう。

最後は、味方アタッカーが森の視界を取ってくれることです。
これはサポーターではどうしようもないので、アタッカーに頑張ってもらうしかありません。森の視界が無いからといって自分で視界を取りに行くのはやめましょう。逃げ道がなくなってデスする可能性があります。
森の視界が無いのならば、自分の前にかならず兵士列を立たせることを意識し、森の出入り口からの射線に気をつけるようにしましょう。
 
6-1-2.敵が帰城した時
敵キャストが帰城する姿を見たらすぐに城に注意チャットを出しましょう。
しかし、大半は見えない位置で帰城する事が多いため、敵キャストが帰城した雰囲気があるならば「森に注意」チャットを出しておきます。余裕があればマップを拡大して敵キャストのHPを見て、HPが回復しているようであれば敵城に注意チャットを出しましょう。
また、敵アタッカーだけでなく、サポーター、特にヴァイスが帰城したという情報も重要です。
前に、ファイターメインの人が「ヴァイスが前からくるのか後ろから来るのかわからないのは辛い」と言っていたので、ヴァイスの帰城にも注意するようにしましょう。
 
6-1-3.敵キャストが横槍の素振りを見せた時
横槍しそうだなと見えたらとりあえず注意チャットを出しましょう。その後敵キャストが横槍をしなくても、敵キャストが端レーンにも干渉できる位置にいると知らせるのは重要なことです。
 
6-2.危険なエリアと危険でないエリア
6-1の続きの項目ですが、こちらは自分がデスしないことに重点を置いています。
危険なエリアというのは
  • 森の出入り口付近
  • ロビンのジャストショット、デス・フックの命乞イなど直線スキルの射線が通っている場所
  • 兵士列の前
  • 視界が取れていない森の中
アタッカーが狙いやすい場所は全て危険です。ここにいるなということではなくて、この場所で長居しない、または安易な硬直を晒さないようにしましょう。
また、敵キャストがエアーウォークなどの移動スキルを持っている場合は危険なエリアが広がります。そのような場合は、エアーウォークを持っているキャストの姿がマップに見えないときは背後に飛んでくる可能性が高いことを意識して、必ず逃げ道を確保しておきましょう。
逆に危険でないエリアというのは
  • 味方が視界を取ってくれているところの近く
  • (敵が非貫通攻撃しか持っていないならば)兵士列の後ろ
視界が全て取れている場所は安全です。少しアグレッシブに動いても大丈夫です。
 
6-3.バフの置き方
6-3-1.端へバフをかけるか否か
エピーヌのバフは全員にかけなければならないものではありません。少なくとも自分、基本は自分と中央アタッカーにかけていれば問題ありません。わざわざ端から端へバフをかけに行くという動きは、少なくともエピーヌのバフの仕様が変わってからはやらない動きです。
自分が中央レーンの場合、端レーンのアタッカーがバフをくれと言ってくるときがあります。このときは、そのキャストのレーンと中央レーンの間の部分の安全確保をします。そしてLv2になった瞬間にバフを置きます。援護チャットをしているならば、いつどこにバフが置かれるというのは把握しているはずなので、素早くバフを置いて早く味方が端レーンへ兵士処理に戻れるようにしてあげましょう。
援護チャットがない場合は、端へのバフはいらないと考えていいです。
 
6-3-2.端から中央へバフをかけるか否か
端レーンから中央へバフをかけるかどうか悩むことがあります。こちらも中央アタッカーがいると思っていれば援護チャットをしてきます。また、どっちだろうと思った場合は、援護するチャットを出してみると味方アタッカーから何らかのリアクションがもられるはずです。
何でもかんでもバフをかければいいというものではないので、その点のみ意識しましょう。
基本は自分のみバフを掛ければいいですが、たまに何も意思表明していないのにバフに入りたそうにする味方アタッカーもいるので、Lv1後半~Lv2の時は味方アタッカーの動きに注意してください。
 
6-3-3.バフ設置時は敵の攻撃に注意
まず百年の眠りのエフェクトは大きくて無駄に光るので一瞬視界の約7割が失われます。そのため、その一瞬に攻撃を仕掛けたり、仕掛けられたりします。
また、バフの範囲は広いように見えますが、敵の攻撃を回避するには狭すぎるので、よほどのことがなければ兵士列の後ろ側に範囲の7~8割があるような置き方をしましょう。
たまにアタッカーが範囲外でダウンしてしまうことがあるので、バフをかけるときだけは、ダウンしても範囲に入るように調整してあげましょう。
そして、このバフの発生は潰されることがあります。発生までそんなに猶予は無いはずなのですが、置いた瞬間に攻撃をされると範囲は出ているのにバフがかからない状況になります。1秒ぐらいで範囲は消えますが、出鼻をくじかれた気分になるので、バフを設置する瞬間の攻撃にも注意しましょう。発生さえしてしまえばダウンしていてもバフはかかります。
 
6-4.Lv4までの兵士処理
微睡みの粉が兵士列1確になるのがLv4になったあたりなので、Lv4まで微睡みの粉以外で兵士処理をする必要があります。
主に断絶の茨道とSSやDSを駆使して処理します。
断絶の茨道の置き方については4-3で説明しているので省略します。注意点は、断絶の茨道はスキル硬直が微睡みの粉より長く、効率のために斜めに撃つ関係上、自身の前方面が無防備になることです。敵キャストの位置を見てから置くようにしましょう。
SSやDSは体力の少ない兵士や数の少ない兵士列に対して使います。
ではLv4までは専守防衛に努めていればいいのかというとそうではなく、どのLvでも敵の手前拠点を破壊することを目標にしましょう。Lv4までに手前拠点が破壊できていれば、中盤戦や終盤戦が戦いやすくなるだけでなく、味方アタッカーが自由に動けるのでその後も試合を優位に進めることができます。
 
6-5.巨人処理
断絶の茨道を当てましょう。最近は巨人処理は一人で行うことが多いので、安全確保をした上で、手早く処理しましょう。
問題となるのは、手前に9人兵士列が歩いていて、その後ろに巨人がのそのそ動いている場合です。断絶の茨道を撃って、兵士列もろとも巨人に当たるならば断絶の茨道を使いましょう。たまに、絶妙な位置関係になっていることがあるので、SSなどで兵士列を足止めしつつ、断絶の茨道の射程に両者が入るように調整しましょう。
 
6-6.味方を救う
味方キャストが敵キャストに追われている時に、SSを敵キャストに当てるとノックバックして味方キャストが逃げる時間を稼げます。また、微睡みの粉を当てることで逆に敵キャストをキルするチャンスを産むこともできます。
エピーヌのバフの消費MPは重いため、味方を助けることでバフの掛け直しを防ぎましょう。
しかし、こういうことは突然できるわけではないので、味方キャストが何をしているかをマップで確認しておくことが必要です。
 
6-7.味方アタッカーを気持ちよくさせる
アタッカーが一番気持ち良いときはなにかといえば、やはり敵キャストをキルしたときでしょう。敵キャストの断末魔を聞くためにアタッカーを使っていると言っても過言ではありません。そして、アタッカーは調子が出てくるとどんどん加速して戦果をあげていきます。
エピーヌとしても味方アタッカーがたくさんキルを取ってくれれば、安全なエリアが増えるため動きやすくなります。
では、どのようにして味方アタッカーがキルをする援護をすると良いでしょうか。考えられる方法として次の事が挙げられます。
  • 微睡みの粉で眠らせる
  • SSを当ててLinkダメージの起点となる
  • Linkダメージを入れる
  • 茨の抱擁でバインドする
  • ちゃんと兵士処理をする
6-7-1.微睡みの粉で眠らせる
エピーヌの一番の強みですが、スリープ時間が3秒となったので、前のように眠らせてから攻撃指示を出していたのでは間に合いません。
スリープ時間が3秒ですが、兵士処理能力が向上したため、味方アタッカーが一緒にいる状態で兵士ごと敵キャスト巻き込むのが一番楽ですし、アタッカーとしても反応がしやすいです。
味方アタッカーは眠らせた敵キャストに反応してくれればいいのですが、エピーヌとしてはどのタイミングで微睡みの粉を撃つのか、そして当てられるのかを考える必要があります。

一番微睡みの粉が当てやすいのは、敵キャストが兵士列の前に居てその後ろに戻ろうとしている瞬間です。ほぼ間違いなく当たります。
その次に森に逃げようとしてる場合です。森の角に微睡みの粉を当てると、森の出入り口付近でスリープします。このときは、少し距離がある場所に敵キャストがいるため、味方キャストの位置にも気をつけましょう。
森の中で味方アタッカーと敵が戦っている場合も微睡みの粉でサポートしてあげることができます。アリスの壁打ちボムバルーンと同じですが、森の壁に寄っている敵キャストに外側から微睡みの粉を当てるだけです。

キャストによって敵キャストにスロウ付与などのソフトCCを持っています。そのソフトCCに微睡みの粉を合わせることができます。代表的なのがアシェンプテルのミストです。スロウの効果がとても高いので、普通なら狙えない位置の敵キャストにも微睡みの粉を当てることができます。その後はエピーヌSS→アシェンプテルSSリンク→エピーヌSS追撃→アシェンプテルSS追撃で大ダメージを出すことができます。
さらに、スリープさせた敵キャストを起こそうとした瞬間も狙い時です。起こした瞬間に回避をしても微睡みの粉の範囲内ですので、一挙に二人を眠らせることができます。
もちろん、微睡みの粉を当てることだけを意識しすぎて、兵士処理を疎かにしないようにしましょう。
 
6-7-2.SSを当ててLinkダメージの起点となる
これは5-1でも述べた通り、コンボ始動技になることです。SSを当てるとノックバック中は敵キャストは行動ができないため、敵キャストは無防備になります。ここに味方が攻撃を当ててくれた時は、リスクなしで大ダメージを当てることができます。
特に、エピーヌSSと他キャストの非ダウンSSの組み合わせは敵キャストをキルまで容易に持っていくことができます。
さて、SSを当てるということですが、前準備として敵キャストが兵士列を盾にできない状況を作り出すことが必要です。兵士列の前に敵キャストを突出させたり、兵士処理をして射線を通したり、または自分が敵兵士列の後ろに出たりなどです。
 
6-7-3.Linkダメージを入れる
味方キャストが敵キャストをダウンさせた時、SSを当てるなどしてLinkダメージを入れておきましょう。少しでもHPを削っておく方が、戦いの上で有利になります。
しっかりLinkダメージを入れるためには、味方が戦っているラインの少し後ろに構えている必要があります。エピーヌは死なない立ち回りをするキャストですが、同時に味方のラインの後ろで直接戦闘に関与して支援するキャストでもあるので、戦闘時の立ち位置としてはSS射程が届く範囲になります。
 
6-7-4.茨の抱擁でバインドする
敵キャストをバインドできたならば、攻撃指示を出して味方に攻撃をしてもらいましょう。バインド時間は長いので、攻撃指示を出して味方を待つぐらいの時間の猶予はあります。
 
6-7-5.兵士処理をする
兵士処理をすると、射線を通せる、味方が敵兵士の兵士弾でいらない被弾を防ぐことができる、敵のラインを下げることができるなど良い効果が多くあります。

射線が通せると、非貫通スキルが当たるようになります。非貫通スキルにはアリスのびっくり、ジョーカーのHOLD UPなど大メージが期待できるものが多く存在します。そのため、兵士処理をするだけで、アタッカーは射線の確保ができ、更に敵は大ダメージを恐れて下がってくれます。下がらないならば味方アタッカーがそのような甘い振る舞いを咎めてくれるでしょう。

敵兵士の兵士弾というのは一発のダメージは小さくても、まとまった数を被弾すると無視できないダメージになります。これは味方が攻撃に行ったのに返り討ちにあった原因の一つとなります。不必要なダメージを食らわないようにするためにも、敵兵士は処理するほうが良いです。

敵のラインが下がると、敵は拠点周りに防衛ラインを構築します。しかし、拠点周りというのは森の出入り口付近であるため、真横の森を取られると安全なエリアがほとんどなくなってしまいます。特にミクサのような曲線攻撃スキルを持っている場合は、拠点の後ろすら危険なエリアになります。この状況ならば味方キャストは攻撃を当てやすくなりますし、攻撃が当たらなくても拠点が取れる可能性が高いです。

このように、複雑なことをしなくても兵士処理をするだけで味方アタッカーが動きやすい状態を作り出すことができます
 
7.試合後の反省点
エピーヌが試合後に反省すべき点は唯一つです。
  • 0デスで試合を終えたか
1デスした時点で、試合の中で約1分はお荷物になっています。具体的には、エピーヌの仕事の一つに兵士処理がありますが、その兵士処理の効率が約1分落ちることになります。Lv4以降は対面のサポーターも素早く兵士処理をするスキルなどを持っているので、それに対抗しようとするとチーム全体に負担がかかります。
また、エピーヌで2デス以上はしてはいけないので、2デス以上している場合はまずは冷静さを戻すところから始めましょう。特に熱くなって全国対戦を連打しているときは更に気をつけましょう。
さらに、デスしたときの状況を思い出しましょう。森の出入り口で攻撃を仕掛けられたのならば立ち位置が悪かったわけですし、エアーウォークなどで距離を詰められて接近戦に持ち込まれて負けたのならば、逃げ道を作っていなかったのが悪いということになります。
特に無理に攻めて囲まれてデスした場合は、判断が甘かったということなので、我慢する時間帯を把握するようにしましょう。
次に、0デスで試合を終えたけど負けたが?という時は以下のことを確認します。
  • 兵士処理数。100体以上、できれば120体。
  • 経験値
  • 注意チャットの回数
ここまで確認して、次の試合に活かしましょう。
 
8.負け試合の傷を浅くする
たまにどうあがいても勝てそうにない試合もあります。敵アタッカーが上手すぎるときや、味方アタッカーが何故か自分から囲まれに行って3デス以上してるときなどです。こういう試合でその雰囲気に引っ張られて試合に敗北すると500ページぐらい減ります。では、この減るページをどう減らすべきでしょうか。

獲得ページはバトル評価と獲得NICEの総和ですが、自分でコントロールできるのがバトル評価です。
バトル評価にはレベルアップで+5ptなどありますが、この中でエピーヌが獲得しやすいのが兵士を100体撃破です。達成時に15ptもらえます。更に150体撃破で15pt貰えます。兵士50体撃破でも15ptもらえるので、合計45pt貰えます。
次に獲得しやすいのが巨人を撃破です。茨の断絶があれば巨人処理ができるので、巨人処理をすることで20pt加算されます。
また、減るページを最小限にするために、撤退数0を目指します。自身が撤退する毎に-15ptされてしまいます。これは1撤退毎に兵士処理50体分のポイントが引かれることと同義です。

上記のことを達成すると、試合後に評価が出されます。帯とも呼ばれるものです。
兵士処理数が多ければ、兵士撃破数1位!または兵士一定数撃破、巨人処理していれば巨人キラー!、デス数0ならば撤退数0!が与えられます。これらの評価は多ければ多いほど味方からのMVPが貰いやすくなります。

つまり、自分のプレイを最大化することで、味方からの評価も高まり、結果的に傷を浅くできるということです。そのためには、やはり撤退数0を目指しつつ兵士処理を効率よく行うしかありません。
 
9.おわりに
エピーヌというキャストはサポーターなのにサポート要素が薄いキャストです。むしろ敵キャストを妨害することに長けています。
さて、一時LoL(League of Legends)をやっていたときに、初心者講座のサポートの記事で次のような一節がありました。
"サポートとは(中略)キルを取るために自らが仕掛けたり、相手のガンクから守ったりする役割です。"(出典:【LoL攻略】初心者向け解説 サポートの役割とコツ)
ここから私のエピーヌの運用は自分から仕掛けるという方針にシフトしました。また、6-7の項目の大半は、ここから着想を得て実際にプレイしてうまく行ったものを書いています。
しかし、基本は0デス、兵士処理。この記事でも6-7以外はどういう運用をしても変わらない基本を書いたつもりです。なにかの参考になれば幸いです。

。оО(。´•ㅅ•。)Оо。おじは毎日が命の危機
 
10.参考文献
  1. エピーヌについて(2020)
  2. アシスト「乙女が流した神秘の涙」(2018)
  3. エピーヌのレベル2スキル「百年の眠り」について(2020)
  4. エピーヌの6専(紡錘)について(2020)
  5. 骨からエピーヌにしてほしいこと(2020)
  6. エピーヌの基礎知識~斜め断絶について+小ネタ~(2018)
  7. 評価(2020)
  8. 【LoL攻略】初心者向け解説 サポートの役割とコツ(2019)
更新日時:2020/12/23 02:16
(作成日時:2020/12/23 02:14)
コメント( 1 )
こいけさん
こいけさん
2020年12月23日 22時5分

とても参考になります。
質問ですが、かぼちゃのジャックの小兵士一確定はいつからでしょうか。現状+1の状態だとlevel4以降になってしまいます。
なので現状は古いビルド(レヴィエ、髑髏飾り(+のほうでないもの)、涙、匙、法蓮)を採用してますが、弱いでしょうか

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