スキル攻撃力検証のあれこれ

はじめましての方ははじめまして。そうでない方は（ｒｙ

と、言うわけでこちらは自分がスキル攻撃力の検証をするときの手順とか裏話とか愚痴とかをダラダラと書き連ねる記事になります。
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1. どうしてスキル攻撃力を測ろうと思ったか
2. どんな方法でスキル攻撃力を測るのか
3. 検証についての裏話
4. 総括

1.どうしてスキル攻撃力を測ろうと思ったか
　ぶっちゃけてしまえばある程度までならやれば出来ると気が付いたから。
　元々、アシストのスキル攻撃力検証はワンダー無駄知識botさんが大聖の流転の理を使って検証したのを投下するのを見てそれと【巧みなる猪狩の笛は13%ぐらい】という情報を元に実数値に置き換えたらどのくらいか？と計算していただけだった。
　いつだったかは忘れたが、ミクサのラインフレアで小兵士を処理できるスキル攻撃力のラインを調べたのが始まりだったと思う。
その当時はレベル6まで1レベル毎にスキル攻撃力が上昇すると勘違いしていたりと、およそ検証とは言い難い有様だった。

　そんな検証でもある程度進んでいくと、レベル6でガツンとスキル攻撃力が上がっているのに気が付いて過去の運営からのお知らせを確認したりと、何度かのブレイクスルーを経て今日までの基準になるミクサのラインフレアの小兵士確殺ライン、30%を発見。
　その過程で妲己のWR専用の数値が予想以上に高かったりしてノイローゼ気味になったりもしたが、それ以降は既存のアシストとの連立方程式の要領でのんびりとした検証を行っていた。


2.どんな方法でスキル攻撃力を測るのか
　活用した回数は最初に基準値として確立したこともあってミクサのラインフレアがダントツ。レベル3から検証出来るしロールエフェクトも気を付ければ5つ目の火力調整枠として勝手が良い。
　あと〇〇%あれば小兵士が確殺になる。というビルドを組んで、そこに検証したいアシストを投入して修練場で吉備津を転がしながら無傷の兵士列にラインフレアを打ち込む簡単なお仕事。
　この時、大兵士にDSを当てて空振りを防止したり、逆に大兵士も満タンの状態でラインフレアで一緒に焼くともしも大兵士が確殺だったら推定より大きく上回る火力を持つ証拠になったりと応用が利く。ヒートチャージでMPを湯水のごとく確保できるのも◎

　他キャストの専用アシストの特殊効果でも、妲己やジョーカーみたいにラインフレアと似たスキルを持つキャストならそのスキルの確定ラインさえ調べてしまえばこれが流用できる。
　妲己のゴーヨクなんかもレベル1からな上に小兵士処理に38.33%必要と検証に使えるが、そのあたりは慣れと先に書いたヒートチャージの都合でミクサにしている。

　最近発見した方法がエピーヌを使用する検証方法。
　エピーヌは最近になって微睡の粉の範囲上方と兵士ダメージ下方が入った結果、兵士への接触を極力抑えられる森の中から爆風で兵士にダメージを与えられるようになった上、その要求スキル攻撃力が38.33%と高くロールエフェクトで火力が上がることも無いのでレベル3~5までを自由に使える。
　更に、百年の眠りの大まかな成長推移が判ったので適当にルチア+SRバイオリン+毒リンゴ+検証したいアシスト、とか装備して自分にバフをかけてから森の中に引きこもって爆風だけ無傷の小兵士に当ててれば爆風で小兵士が死ぬようになった時間帯からアシストのスキル攻撃力を一気に絞り込める。
　ただ、これに気が付いたのは最新の殺生石のスキル攻撃力を測り終えた後だったのでまだ一度も活用できていない。

　一番効率が悪いものの、条件で威力の変動しない攻撃スキルさえあるなら誰にでも使えるのが敵キャストにダメージを与えたときのSMASH/CRITICAL表示を利用する方法。
　この2つの表示は与えたダメージの数値が一定値以上だと出る表示のため、任意のスキルのSMASH/CRITICAL表示が出る境目を調べた後なら兵士に当たるスキルが無かったり、スキル攻撃力を多少下げたとしても大兵士すら確殺してしまうキャストでもそのキャストの専用アシストの倍率を検証できる。
　無論、検証用にフレマを開いて相手に棒立ちしていて貰う等しない限り修練場で無軌道に歩き回る敵キャストに攻撃スキルを命中させなければならないので難易度も最高峰である。
　特にロビンの場合、ダブルショットの2段目のみを当てるかブラインドトラップを相手に踏ませて更に被弾させるかする必要がある。ルサールカジェムやシトリーシギルの助けを借りた方がいいだろう。


3.検証についての裏話という名の雑多な愚痴
読んでて気持ちのいいものではなさそうなので、4まで飛ばすかここで引き返すことを念のため推奨　
まだ荒い検証をしていたころに発狂しかけたのは先述の通り。

　チケットも時間も全盛期遮那手斧のように溶ける。まず拾い集めるのにチケットを使うわけだが、スキル攻撃力関係のアシストはほぼ全てがSR以上なのでこの時点で金額にして数千円は覚悟が必要になってくる。クラフトアシストやリリィソウルの回収ともなれば文字通りに桁が変わることも。
　その後もキャストに装備してメモリを確認すれば完了とはならず、特殊効果でDSが上がるアシストのように様々なケースで試し打ちをして効果量を割り出さないといけない。最近は特殊効果ではなくステータスとして強化されていることもあり、そういったアシストは目安が付きやすいが特殊効果に依存していると全く指標となるものがないので手探りの検証になり、特に最初の見積もりを外すとここでも樋口が飛んでいきかねない。

　また、過去に投下した検証途中のスクショのみが拡散されたり、その後アプデが入って使い物にならなくなったツイートが拡散されたりといった悩みは絶えなかった。
　昔はそれこそ1ツイートに全部のアシストが収まるくらい数が少なかったが、今ではもう全く収まらない。いくらなんでも増えすぎだろう。
　これはまあ一時期アタッカーのインフレが進んだ結果、火力と速度をアシストで両立出来るようになったSS型に対して当時火力補強アシストに乏しかったスキル型が約1体を除き相方にエピーヌでも連れてこないとMPコストに対しての与ダメでSS型アタッカーと比較して不利になっていたのが切欠だったように感じる。星服トランクは今でもトラウマだし、升とかロバ帽子ですら当時は超羨ましかった
　今だってスキル火力・速度・キルダメ、なんてソウルは存在しないのだ。そんなの出たらいよいよ環境が世紀末に逆戻りだから出て欲しくもないが

　時々ミクサのヒートインパクトやロビンのダブルショットが判定や解禁レベルの割に美猴の怒髪SSより火力が高いことに怒り心頭な人が居るが、攻撃の度にMPを支払うキャストと攻撃の下準備のための自己強化にMPを支払ったキャストの火力を比べて何になるのか、と言いたい。
　怒髪の効果時間の50秒の間に3回もSSを当てればスキル1回の消費の差を勘定に入れてもダメージ効率は怒髪SSの方が上になるので、牙と拳を引っ込めて頭を冷やして欲しい。そもそも根本当てをすればファイターロールエフェクトの上から3目盛超削るのにまだ足りないのか…

　話が逸れたが、妲己のWR専用とレベルによるスキル攻撃力の変動以上に頭を悩ませたのが他の人の大雑把な検証である。
　知っての通りキャストのHPはレベルや兵士弾によってコロコロ変動するため、兵士に当てる以外の方法でスキル攻撃力を測るのは思ったよりも難しい。
　このゲームは【ゲージが残っているように見えないのにゼロではない】またはその逆で【ゲージが最大のように見えて実は最大ではない】といったことを防ぐために、ゲージの見た目は内部数値通りではなく降水確率のような大まかなものになっている。おまけに画面の大きさに対してキャストのHPゲージは割合が読めれば良い。くらいの小さ目な表示になっている。
　そんな大雑把なゲージを目測で測ればどうなるかなど、火を見るより明らかというものだが栗丸かぐやと同じくらいの出没率で「与えるダメージが〇〇割くらい増えてたから××ってことで！」などと言われてしまっては堪ったものではない。
　マッドハッター(レベル5WRソウル単一ステ特大)より牛魔王(レベル5SRソウル複数ステ中)の方がスキル火力が高いなどと言われた時はリアルにめまいがしたこともあった。




4.総括
　流石にこのまま愚痴を続けると後味が悪いのでここからは切り替えて嬉しかったことや愉し…楽しかったことなど。
　まず一番は、ツイッターでのみ活動していたころからの事だが検証に対して反響があったこと。
　最初の頃は本当に算数レベルの事しかしていなかったが、それでも当時ショールが約3％になったと聞いたランカーがビルドを変更するなどの反響で覚えた感動はひとしおだった。

　自分で検証をするようになって、ミクサのラインフレア周りについての結果が固まるとほぼ同時期に1ツイート内に収めるのが困難になり、ワンダー部でまとめ記事を作成。なんの気も無しに全てのアシストにコメントをつけて紹介したが、その結果赤本とヘンゼルが代名詞でもある檀上ランカーを刺してしまった一件には失礼とはわかりながらも呼吸困難になるまで笑い転げてしまった。

　あれこれとスキル攻撃力についてのまとめや計測時の情報を放流していった結果、今では自分以外にも自分の打ちだしたスキル攻撃力検証の指標で検証をしてくれる人が増えてきたので、まとめ記事の方でも触れたとおり非常に楽をさせてもらっている。

以上、実益1割、雑談3割、残り愚痴でお送りしました。