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マァトとミラベルの関連性を考察する学会

by
ピーナッツ
ピーナッツ
ミラベルのアナザー、マァト実装決定おめでとうございます!!

やっぱいい性格見た目してますよねぇ!!(テンション爆上がり早口オタク並感)

しかし、このキャストが発表された時、私はアラジンの新規メイン(吉備津と温羅みたいな感じ)と思っていました。
だって見た目コレだよ!?どこにミラベル要素あるの!?

原型とか全く無くなってるじゃん!?美女と野獣要素どこ行った!?ねぇ!?

...少しだけ取り乱しましたが、大体はこんな感じです。
というか冷静になった今でも「美女と野獣関係あるか?」って疑問を感じています。

そこで、この疑問を晴らすべく、出典等も含めマァトとミラベルの関連性を(チーム総出で)考察してみる事にしました。


Ⅰ.そもそもマァトの元となったのは何?

如何せん何も知らないので、ここからです。

マアト(Ma'at)は、古代エジプト神話女神
セトオシリスを殺害した時、オシリスと共に冥界に移った。これ以降、オシリスが死後の楽園アアルを治めるのを手伝っているとされる。
死者の審判において死者の過去の罪を裁くとされた。アヌビスが計量する天秤の片方に死者の心臓、もう片方にマアトの羽根を載せる。この時、心臓が羽根より重い場合は、過去に悪行を犯したということが分かる。その場合アメミットという怪物に心臓を食べられ、アアルの野へ行けず永遠に復活できないと考えられていた。
(引用元:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)


つまり、元はエジプト神話という事になります。
実際の神様がベースとなっているので、ミラベルよりもツクヨミワダツミに近い感じです。
書くスペースが無いのでついでになりますが、「心臓を食べる怪物」である「アメミット」が本作品の「アンムト」(突撃時にマァトが乗ってるアレ)ベースになってると思われます。



Ⅱ.マァトとミラベルに物語上の関連性はあるの?

前に書いた通り、マァトは古代エジプト神話がベースとなっています。
...美女と野獣関係ないやん!!と思ってしまうでしょうが、公式が「美女と野獣」ベースと言い張ってる以上、関係が無いとは言い切れません。(そう言っておかないと運営に〇されてしまう...。)
若干結果が分かり切ってはいますが、一応確認してみましょう。


マァト
・出典:美女と野獣(イラストレーターさん曰く、死者の書が出典らしいので、こちらの方をベースに考えていきます。)
・時代、発祥:古代エジプトの葬祭文書(パピルス文章)を1842年に翻訳した物。

・作者(翻訳者):カール・リヒャルト・レプシウス


ミラベル
・出典:美女と野獣(恐らくヴィルヌーヴ版)

・時代、発祥:1740年、フランス

・作者:ガブリエル=シュザンヌ・ド・ヴィルヌーヴ


...やっぱり出典発祥は関係なさそうです...。
しかし、(若干こじつけな気がしますが)ストーリ自体は少しだけ関係ある様に見えました。

美女と野獣は、最後のシーンにて主人公のベルが瀕死の野獣を救い出し、人間の姿に戻します。
対して死者の書は、オシリスがセトに殺害された時、オシリスと共に冥界へ移ったとされています。

この部分の差で、「大切な人の為に行動し命を救った」と「大切な人の後を追った」の対比(アナザー関係)であると思うと考察しました。(マァトの方は実際は、オシリスが冥界に移る事により、地上の秩序が失われる事を嘆いて冥界に移った為、厳密には後追いではないので、今となってはかなり無理がある考察です。というかオシリスには奥さんが居るのでアレな関係はマズイですよ!?)



Ⅲ.マァトとミラベルにキャラクターとしての共通点はあるの?

残念ながら原作の方では関連性は殆ど無かったですが、キャラクターの方ではどうでしょうか?

見た目
少なくとも、見た目に共通点はありません。強いて言うならお供(?)の獣が居る程度でしょうか...。(言い方)

性格
ミラベルはおしとやかでおどおどしているマァトかなり強気な性格をしてる。一周回ってメスガキっぽく感じるレベ...(粛清)
しかし、マァトの性格は強気だけではなく、帰城セリフで「アンムト…まだ、従ってくれるの…?」とあり、案外弱気な一面もある。
普段はアンムトを従える為に虚勢を張ってるだけで、もしかしたら弱気な一面が本当の姿かもしれない...。可愛いじゃないか
また、他の方の意見だと、どちらも相棒(クゥちゃん、アンムトさん)が居て守ってあげなきゃダメ、独りにしてはいけない性格をしているという意見もありました。その発想力と着眼点、脱帽物です。

余談ですが、マァトは虚勢かもしれないとはいえ、気が強いから大きくミラベルは気が少し弱いから控えめなのでしょうか...どことは言いませんけd...(冥)


その他ストーリー設定で共通している点
ミラベルもマァトも「正義と真実」がテーマになっている。というか、それ以外の共通点が薄すぎる。
ミラベルは真実の愛を貫き光を追い求め、マァトは自らの力で正義と真実を追い求める。
こうやって見ると2人(?)で協力しているミラベルに対して、あくまでも主従関係で付き従えさせようとするマァトと、似てはいるけど正反対な差っていう物が見えますね。



Ⅳ.総評

残念ながら、キャラテーマ性格以外で決定的に共通するものは見つける事はできませんでした。

これは考察中に他の方に言われたのですが、そもそもこのゲームの物語は現実の物とは違く、何ならミラベルと一緒になっているクゥちゃんも元はアラジンに出ていたキャラクターなのです。それくらい現実とかけ離れているのです。

ここまでの話が全部無駄になりそうですが、あくまでも2次元のフィクションと捉え、深く考えすぎずにゲームその物を楽しむのがベストと思いました。楽しければそれでいいのです。(悟り)

それでは最後に一言言わせてください。
やっぱり美女と野獣関係ねぇじゃん!!
更新日時:2020/10/18 02:35
(作成日時:2020/10/17 03:00)
コメント( 6 )
6件のコメントを全て表示する
ピーナッツ
ピーナッツ
2020年10月19日 1時40分

>>じぇいすさん
コメントありがとうございます!
クゥちゃんの元ネタの勝利の塔との関連性は完全に盲点でした...。(そして、地味に今回初めてクゥちゃんの元ネタの詳細を知りました...。)
主と共に真実を追う、この部分を見ると色々な意味でマァトと繋がってきそうですね...。

素敵な考察とご意見ありがとうございます!

ピーナッツ
ピーナッツ
2020年10月20日 17時36分

>>泡沫...さん
コメントありがとうございます!
原典的にもマァト自身が真実の光って表現の方が正しいかもしれませんね...。
そして声優さんは性格とか正反対のキャラを1人で演じ分けるの本当に凄いですよね...。マァトチャンカワイイヤッタ-! ミラチャンカワイイヤッタ-!

rOLXw6bhoZcPRFq
rOLXw6bhoZcPRFq
2021年7月3日 14時17分

つまり、クぅちゃんとアンムトが本体であり、ミラとマァトがおまけ?

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