初めまして、ヴァイスを使っているシオンと申します。
今回の記事では、75試合全てヴァイスを使用した協奏を経て感じたことについてまとめていきます。
■ヴァイスについて
圧倒的な機動力、強力無比なバフ性能、非ダウンドローによるコンボ火力、デンジャーのデバフがあまりにも強い。
明らかに強いと感じた動きを4つ紹介する。
・Lv2の端へのバフ
特にドルミ―ル・コッペリア・メロウなど、素でレーンが強いファイターは圧倒的なレーン制圧能力を発揮する。
相当な実力差がない限り、ラピブラが入ったこれらのファイターから手前拠点を守れるファイターが存在しない。
・ドローフェイントステキャンを多用する動き
R専用が発動していて、かつ、味方が近くにいる時に非常に強力な動き。
ヴァイスのドローはhit時のノックバックが大きく、位置取りや着弾点を上手く調整すると、アタッカーのssやファイターのドローがほぼ確定で入る。
このコンボ前にラピブラが入っていれば、ほとんどのキャストを瀕死・キルに持っていけるため、ヴァイスがドローモーションを見せるだけで敵に圧倒的なプレッシャーを与えることができる。
ドローを無理に敵に当てにいかずとも、敵がヴァイスに攻撃を振る硬直を味方が狙ったり、敵の兵士処理行動を妨害することができるのが強み。
・裏取り兵士処理+味方と敵を前後から挟撃する動き
ステキャン起動時の圧倒的な機動力に追い付けるキャストは基本存在しないため、裏取りを咎めることはほぼ不可能。
固定では相方のアタッカーにレーンを任せ、ヴァイスが敵アタッカーを釣りつつ遊撃することもできる。
ヴァイスの兵士処理タイミングで敵アタッカーに追いかけられてもあまり困らない。
敵はアタッカーしか遊撃できないのに対し、こちらは中央のどちらでも遊撃ができるのが強み。
ヴァイスが放置された場合は、手前の味方と裏のヴァイスで敵を挟撃する動きが非常に強力。
MAPに映らないヴァイスの背後強襲を常に警戒するのは非常に難しく、敵がヴァイスの位置を完全に把握していない限り、かなりの確率でキルまで持っていける。
・デンジャーエッジを雑に敵キャストに当てる動き
敵キャストの最大HPを20削るデバフがあまりにも強力。
効果時間も長いので、長い射程と広い範囲を活かして雑に当てるだけで強い。
味方が近くにいる時は、hit時の硬直に味方が差し込むだけで40~50ダメージを叩き出せる。
味方にはヴァイスが近くにいたらこれを意識するように言っておくとよい。
ちなみにデンジャー⇒ヴァイスドロー⇒抜刀ssはビルドにもよるが70ダメージ前後、ほぼ全キャストを確殺できる理論上最強のコンボ。
帰城後や復帰後などでHPMAXの敵にデンジャーを素当てするだけでもかなりの強ムーブ。
特に帰城後の敵ファイターに当てると爆アドだが、一応言っておくと、狙ってするものではない。
しかしながらキャスト狙いのデンジャーを打つためには、どうしてもMPを節約する必要があるので、兵士処理にデンジャーを極力使わない動きが求められる。
これがヴァイスで最も難しい動きであり、最重要な動きと言っても過言ではない。コツは、ホルンを極力温存すること。
■ヴァイスの相方について(深雪乃)
超高速の弾速、超長射程、超高火力を兼ね備えた抜刀ssが非常に強力。
ヴァイスのドローやデンジャーのhitを見てから抜刀ssを距離関係なく即差し込めるのが最大の強み。
ヴァイスの高い兵士処理能力により抜刀ssの射線が開くため、敵に対するプレッシャーが非常に高い。
真剣さが足りないっ!wwwという度に敵がキレてるのがわかる。
冷気帽子を付けていない敵はコンボを当てれば基本即死する。
ヴァイスがステキャンssなどでダウンを取り、敵の冷気帽子を剥がしてあげるのが良い。抜刀ssが4本になったため、ある程度は意識しなくてもよくなった。
Lv4以降ヴァイスの近くにいる時は、ヴァイスのデンジャーに合わせる動きを意識しておく。
抜刀が貯まっていれば遊撃にかかる時間が短く済むのも強い。
敵を抜刀ssで薙ぎ倒し、HPが減った味方と自分を和魂で回復する動きが非常に安定している。
WSは基本的に巨人処理に使う。
発生・硬直・減衰全てが高水準なドローも非常に優秀。
組みやすさではNo.1。ヴァイスが遊撃している時間割と1人で耐えられるのが嬉しい。
ラピブラをかけるとドローがファイター並の性能になり、Lv3までの兵士処理をほぼ全て任せられる。
足が遅いキャスト(骨、フックなど)、射程が短いキャスト(猿、吉備津など)、デスが重いキャスト(エピなど)、に対してとても強い。
■ヴァイスの相方について(アシェ)
固定において最強クラスのスキルであるミストが強力。
ミストを当てた敵がほぼ動けなくなる。ヴァイスのドロー・デンジャー、アシェのミスト、どれが当たっても全てコンボになりえるのも強み。
ただssの弾速がやはり深雪と比べると遅く、連携のタイミングが非常に難しいため、できればボイスチャットが欲しい。
とにもかくにもミストを当てないと強みが出ないので、ミストの精度が命。
スキル型で最強クラスのssを持つミクサといい、ss型で最強クラスのスキルを持つアシェといい、アタッカーのコンセプトとは一体なんなのか。
ドロー性能、ss弾速、瞬間火力で深雪に劣る。
特にドロー硬直が重いため、1人では2人相手にレーンを耐えれない。
深雪との最大の差異はここで、ヴァイスは中央を重視する立ち回りが求められる。
ヴァイスは裏取りをアシェが横槍をする時だけに限定し、できるだけアシェの近くで囮となるよう動きたい。
ミストで敵を動けなくしつつ、じりじりとプレッシャーをかけレーンを上げるのが強い。
優勢時は圧倒的な制圧力を発揮するが、逆に劣勢になると爆発力に劣り、じりじり負ける展開になりやすい。
地道な射程管理と我慢が重要。
横槍はミストを当てたところにファイターのドローを当てるのが強いので、端にメロウやドルミ―ルなどドロー弾速が速めのファイターを置きたい。
クリブの下方による機動力の低下が響いている。(十分速い方ではあるのだが)
盤面を先読みできないとゲームテンポの速さに置いて行かれることもしばしば。
遠距離攻撃手段がないキャストに対して強い。
ただ、相方はヴァイスではなくツクヨミやメロウなどのファイターの方がいいのでは…とも感じた。
■ヴァイスの相方について(JOKER)
大体何でもできる。基礎ステータスが高く、特に優秀なステップがヴァイスと相性良好。
普通に強いが、ぶっちゃけるとヴァイスが強いのがこのコンビの強さの大部分を占める。
戦いでも女性頼りとは、流石は9股をかける屋根裏のゴミである。
エイガオン、Hold up、イヤリング+の下方が大きく響いている。
特にイヤリング+の下方が無ければ最上位クラスのキャラパがあった。
ヴァイスとの連携コンボ手段は主にエイガオンとss。エイガオンhit⇒ヴァイスのドローでワンパンコンボがある。
しかしエイガオンの弾速が問題で、基本的に確定コンボにはならないのが惜しい。敵の動きを先読みした置きエイガオンができると強い。
確定するのはHold upだが、火力が地味に足りない。基本的にssの方が火力が出るので、メインウェポンはss。
Actionによる機動力、全キャスト最高クラスのステップ性能、全てが高水準のドロー性能が最大の強み。
単純なレーン戦性能はトップクラスであり、ここで差を付けることが求められる。
万能型のキャラなので、自分の役割を常に考える必要がある。
攻めよりも守りに比重が割かれているキャストであり、拠点防衛意識が重要。
HPが減った味方の下へActionで移動し、和魂を渡すといったサポーターのような動きも。
Actionによる無敵移動からのインファイトに弱いキャスト(ツクヨミ、かぐやなど)に対してはアタッカーとしてとても強い。
■ヴァイスの相方について(吉備津)
序盤は吉備津の高い基礎ステータス、後半は共鳴による兵士強化によってレーンを制圧する。
ラピブラと吉備津の相性が非常に高い。
特に兵士貫通攻撃手段が少なく、強化兵士を処理しにくいアタッカーとサポーターに対しては無類の強さを発揮する。
普段は遊撃するヴァイスだが、このコンビではひたすらに中央を突貫し、出来る限り中央の敵奥拠点付近で戦い続ける動きが強い。
そのため、両端には基本的にタイマンでレーン戦をしてもらう必要がある。ゆえに、両端のレーン戦能力にも依存する。
噛み合えば非常に強力なコンビ。
ラピブラ込みの吉備津のドローは、Lv2でも直撃なら25ダメージ前後を叩き出すため、高いプレッシャーを出すことができる。
吉備津は和魂と不撓不屈で回復できるため、継戦能力もかなり高い。
強化兵士を処理しようとする敵をヴァイスが咎めているだけでレーンがどんどん上がることも。
兵士強化を嫌った敵が裏取り勝負を挑んで来ても、吉備津ヴァイス共に裏取りが非常に得意なキャストであるため、あまり困らない。
いざ、尋常に勝負せよ!(^卑^)
吉備津のドロー精度と回避能力が最重要。吉備津が端とは異なる中央のレーン戦を理解しているかにかかっている。
普段の野良では練習できないコンビということもあり、難易度がとても高い。
吉備津の被弾が多かったり、序盤にレーンの有利を取れないと、敵アタッカーのアシスト解禁や敵の巨人出現あたりから段々つらくなってくる。
また、吉備津ヴァイス共に射程が短いため、リスクを背負う苦手な対面も。対面を選んで出す必要がある。
正直なところ、ゼーレの台頭によってTierが大きく下がったコンビだと感じた。
特にピーター編成へのカウンターとして機能しづらくなったのが本当に悲しい。
■総評
現在のファイター環境は大きく分けて2つで構成されている。
・高いレーン制圧能力を持つ、メロウ、ドルミ、コッペリア、(ツクヨミ、ミラベル)
・全体兵士強化と高い巨人処理能力を持つシュネ
この環境にもヴァイスは非常にマッチしており、環境最上位のキャストと言える。
ヴァイスの相方について。
吉備津は特殊なので評価には除いている。
より多くのキャストに刺さる汎用性と言う面では、深雪>>JOKER≧アシェ。
ただ各評価に書いたように、それぞれ有効的な対面が異なる。住み分けはできているように感じた。
深雪のメタとして、多々良、リンなどが一時期挙げられていたことがある。
これらのキャストが現在のファイター環境において不利な立ち位置にあることも大きいと思われる。
ファイター環境が変わると、また評価は変わるかもしれない。