株式会社アシッドハウス代表取締役のお客samaと申します。
今回はエルルカンを使ってみたいけど分からない、という方に向けた説明になります。スキルやアシストについても幾つか例を挙げますので是非とも参考になればと思います。それでは早速。
エルルカンってどんなキャストなの?
ざっと特徴を紹介。
・マグス・クラウンのアナザーキャストでロールはアタッカー
・マグスやシュネと同様ゲージ最大時に消費するとスキルが強化され消費MP減少
・エルルカン固有のストレートやスキルが障害物に当たると跳弾する
という性質を持っています。
エルルカンはこの“跳弾”を駆使して戦う非常にトリッキーな性能のキャストとなってます。ストレートだけでなく二種類ある攻撃スキルと強化スキルはゲージを消費後、跳弾させると協力な効果を発揮するようになります。
次はエルルカンの持つ跳弾について解説します。
跳弾でどんなことが出来るの?
エルルカンは跳弾させて敵キャストの撃破を狙う遠距離アタッカーとなっています(公式より)。
例えば『画面内に敵キャストがいるけどここからじゃ届かない』といった時に、『壁にストレートやスキルを反射させて攻撃を当てる』といったことが可能です。
敵の射程外から一方的に攻撃する戦い方を得意とします。
ストレートは反射前と反射後では性能が変化します。反射後のストレートは
①弾サイズ増加
②弾速増加
③攻撃力増加
④跳弾しなくなる
(射程が増加するかは忘れました)
というように強化されます。よく分からない!という方、ざっくり言うと
跳弾後の攻撃の方が強くてお得なのです。
因みに、反射できる障害物とは──
マップを囲う上下左右の外壁、森の内側と外側の壁全て、森の中にある木or柱、全ての拠点
──これらがステージにある反射可能な障害物となります。
そして更にそれだけではなく、
アシッドハウスの暗幕の範囲の内側でも反射させることができます。
は?アシッドハウスって何なん?銀杏?52149?
ということで続いてスキルの紹介。
癖の強いスキル達
先述の通り、エルルカンはゲージ型のキャストです。そんなエルルカンに無くてはならないゲージ回収スキルの二つがこちら。
アシッドハウスの暗幕
陶酔への旋律
※この二つのどちらかは必ず入れて下さい。必須スキルとなります。但し二つを併用しないで下さい。
それさえ守っていれば他二つのスキルが何であろうと特に何も言いません。
それでは解説に戻ります。
アシッドハウスの暗幕 レベル2
四角形の反射可能な範囲を設置し、待機状態を維持しているとゲージ回収速度が上昇するスキル。ゲージ回収速度は
最速で、発動(硬直開始)から約6.5秒でゲージ最大になります。
任意で壁を設置することができ、直線なので曲線的な森の壁よりも跳弾に安定感が増す。MPも20と軽めなので再設置しやすい。
スキル発動中は
待機状態(攻撃や移動を行わない)でないとゲージ増加が終了する為注意。敵が近くにいないところで使おう。
陶酔への旋律 レベル3
ゲージを貯めながら
移動可能なスキルです。更に自身のストレート攻撃力とスキル攻撃力も徐々に上がり続け、一定時間まで増加します。
MPは30とやや重めで暗幕と比べるとゲージ回収速度に差があるものの、火力のアップがあるためリターンもその分大きいです。しかし、壁が限定されてる為特にアルペジオの跳弾は必ずミスの無いようにしよう。
どっち使えばいいの?
最初は陶酔を使うことを強くオススメします。
理由は後述。
続いて主力となるスキルの紹介。
終焉なきアルペジオ レベル2
線の方向に非貫通攻撃を放ち、跳弾するとそこから扇状に広がるスキル。攻撃は敵や障害物にヒットするか終点まで飛ぶと爆発。
このスキルは直撃と爆風の二つの判定があり、直撃がダウン属性で爆風は非ダウン属性。跳弾後の弾速はかなり速く範囲も広いのでとても当てやすいスキルとなっていますわ。兵士処理しつつ同時に敵キャストに当てることを意識しましょう。
魔獅子のスクリーモ レベル3
線の方向に非貫通攻撃を放ち、跳弾すると敵キャストのみにヒットする長射程の貫通攻撃に変化するスキル。跳弾回数は13回くらい。
全キャスト中最長射程のスキルで、4vs4マップの横幅の2/3くらいまで飛んでいきます。更に射程内で新たに跳弾した場合そこから再度射程距離がリセットされます。
端から端まで飛んでいくことも多々ありますが、狙って飛ばすのはかなり技術を要する為安定性に欠けます。ロマンスキル。
反響するアプラウズ レベル5
使用するとストレートが跳弾後に3つに分裂するスキル。弾速とサイズが増加し敵兵士にはヒットしなくなり、貫通攻撃に変わります。跳弾回数は2回。
跳弾後は攻撃力も上がり、スマッシュヒットが20秒間撃ち放題と考えると破格の性能。巨人処理もとてもしやすくなります。しかし、兵士処理が出来なくなるためその点は注意。
魔王より告ぐ終幕開演 ワンダースキル
発動時演奏ゲージ最大になり、
スキル攻撃力アップと
ストレート硬直短縮のバフか付与されます。WSを使ったあとの無敵時間中に、アプラウズは発動してからストレート一回が確定で撃てます。更にアルペジオとスクリーモも無敵のうちに使うことが出来ます。
ビルドはどれを使えばいい?
最初はスキルについて。
基本型
①陶酔or暗幕
②アルペジオ
③アプラウズ
この三つがテンプレです。スクリーモはどうしても安定しないので入れることをオススメ出来ません。
しかしそれでも使いたいという方の為にも、スクリーモを使う場合のスキル構成を教えます。
スクリーモ型
①陶酔
②スクリーモ
③アプラウズ
スキル型
①陶酔
②アルペジオ
③スクリーモ
のどちらかになります。どうして暗幕は入れないの?と思うかもしれませんが、陶酔のスキル攻撃力がスクリーモに必要なのと、暗幕の壁が邪魔になるからです。
スクリーモは誰か一人に狙いを定めて、その一人に当てた後は誰かに当たることをお祈りするスキルです。なので、スクリーモで別の誰かが事故を起こしたときに火力が高い方がいいのです。
次はアシストに触れます。アシストを選ぶ優先度と前提条件は下のようになります。
優先度
SS火力>SS弾速>SS射程>スピード
前提条件
①アプラウズでスマッシュが出せる
②弾速は必ず一枠は積むこと
③陶酔は中央でエクサ固定
あくまでこれは個人の見解です。余談ですが、射程を盛ると端レーンではアプラウズが壁で往復するようになります。
さて、それを念頭に置いた上で、固定アシスト三つを紹介します。
①枯れ木に咲いた桜花
②天才道化師の衣装(6専用)
この二つは暗幕陶酔関係なく絶対に入れましょう。
そして、最後の一つが重要。
護符童子 栗丸
乙女が流した神秘の涙
このどちらかの経験値回収アシストを入れることを強くオススメします。個人的には上二つよりも優先度は高めです。
※かぐや相方とかなら無くてもよいが端レーンでは必須
このキャストがすべきことは敵キャストをアプラウズで一方的にボコボコにする事です。なので早くレベル5になれるように経験値アシストを積むことで安定性の向上に繋がります。
次はビルドのテンプレを紹介します。
最初は暗幕型から。暗幕型は火力をアシストで補うしかないので、桜花、6専用、鋏が固定になります。
暗幕型中央ビルド
①桜花
②腹裂きの鋏と糸
③誠実を称えしフルートor庭園に眠る姫の指輪+
6枠 6専用
ソウル 栗丸orエクサ
MSはエルガーグランツかゼーレのどちらかをお好みで。
暗幕型端ビルド
③聖女が落とした黄金靴or蓬莱の小槌+
小槌はドローと攻撃力アップがあるので序盤が安定します。アルペジオの火力も上がり兵士処理もしやすくなります。
エクサを使いたい場合はここに涙を入れましょう。ドローは下げたくないのでフルートは無し。
MSはインプルスゼーレ
陶酔型中央ビルド(火力型)
①桜花orフルート
②鋏or涙
③大風払いの扇or庭園+
ソウル エクサ
エクサで弾速は確保できてるので桜花をフルートに代えてもよい。
陶酔型中央ビルド(スピード型)
②船代わりの漆椀
③庭園+
横槍に素早く行きたい人にオススメ。火力を最低限しか確保してないので、陶酔で確りと火力を上げることを忘れずに。
陶酔型端ビルド
②涙
③黄金靴or惑乱する悪魔の靴(WR専用)
ソウル エクサor栗丸
スクリーモを使う時は涙を巧みなる猪狩りの笛に代え栗丸を入れましょう。
具体的にどうやって戦うの?
まずはゲージを貯めよう
エルルカンは跳弾とゲージを消費することで他のキャストよりもスキルは少し強めの性能となっています。ゲージを最大消費し且つ跳弾させないとスキルは無いも同然であります。貯めて反射させるが基本になります。
暗幕ならば序盤はアルペジオ使ったら直ぐさま暗幕でゲージを貯め直しましょう。
陶酔は移動しながらでもゲージが貯まるとはいえ、止まっているときの方が回収率は高いです。なので、森に籠ってゲージを貯めるなどしましょう。
貯めてばかりで味方に負担を掛けすぎないように。
レベル5からはアプラウズ
このスキルを使うからこそエルルカンなのです。スキル型は死ぬほど弱いしそれならロビンでよくね?となりますのでスキル型は使わないようにしましょう。
陶酔暗幕アルペジオはクソビルド筆頭ですしアグニは死ぬほど弱い。箒やティーカップなどのSSDS下がるやつもダメ。センスが無い。
跳弾させる場所
やはりこれは森の角が良いです。アルペジオはここで跳弾させましょう。
暗幕は自分で壁を作れるので壁を設置する前に予め『ここに反射させてあの辺りを狙おう』と考えて設置しましょう。
端レーンではなるべく壁側に寄るといいでしょう。壁打ちし続けてるだけでも相手によってはそのまま手前は簡単に取れたりします。
暗幕と陶酔の動き方の違い
暗幕
レベル2になったら即暗幕を使いましょう。基本的な置き方は、前か少し後ろに置きましょう。この時敵をなるべく暗幕の中に入れましょう。
アルペジオを自分の背後に作った壁で反射させて兵士処理をすると流れが持っていきやすいです。そしてアルペジオを使ったらすぐに暗幕を発動して即ゲージ回収をしましょう。
絶対に横には設置するな。
例を挙げると、横に設置したら壁の外にいる敵に攻撃出来ない!となってしまうので、どこか一辺の近くで行動する必要があります。
敵 暗幕 エル
│
☆ │ ←○ ここでストレートを撃つ
│ と壁で跳ね返る
☆ │ ○ 別の辺を利用するこ
↖ │ ↙ とで外の敵にも攻撃
↖│ ↙ 可能
└──────
レベル5になったらアプラウズで積極的に敵をキルしに行きましょう。中央でも端でも構いません。もし巨人が出たら最優先で倒しに行きましょう。
陶酔
レベル5までアルペジオを当ててやり過ごす必要があります。森の角だけでなく、拠点に反射させるテクニックも練習しておきましょう。
アプラウズが解禁したらなるべく端レーンに行くのが望ましいです。というのも、もし中央で拮抗してた場合、森の角の反射ではアプラウズが当てにくいのです。中央は離れても大丈夫そうなら端レーンでサクッとキルを取りに行きましょう。
さて、少し前に陶酔をオススメした理由が実はここにあります。二つのスキルではアプラウズを使うまでにプロセスが変わってきます。
暗幕の場合は
①移動して
②設置して
③ゲージを貯めて
④反射させて
と非常にやることが多いので初心者にオススメできないのです。更に火力は最低限なのでスピードか火力のどちらかが犠牲になってます。
しかし陶酔の場合は
①ゲージ貯めながら移動して
②反射させて高火力でキル
と、やることが単純なんです。更にビルドは自由枠が多い。
そういう訳で、陶酔を初心者の方にはオススメしています。暗幕も使ってみてこっちが良いなと感じた方を選んでみてください。
最後に
色々と説明不足なところがありますがそれはまた今度の機会にと思っております。初心者向けなので、一旦ここで締めさせていただきます。
ここまで見てくださりありがとうございました。Youtubeの方で動画も投稿してるので、よければそちらも宜しくお願いします。